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2189話 それぞれの変化5

変化なんて



「じゃあ奏は勘違いしてたのか?」


「そうだよ、一日勘違いしてたよ!悪いか!!」


お酒が2杯目に入って少し酔ったのか奏が大きな声を出す。


「別に悪いなんて思ってないよ。まぁ、奏らしいと言えば奏らしいか」


缶ビールを飲みながら奏が一番最後に帰ってきた理由を聞いていた。


どうやら帰ってくる日を計算間違いしていたようだ。


本来は一番乗りして帰ってきたのが奏だったようだが結果として一番最後に帰ってきてしまった。


俺も心配していた分緊張感が溶けていつもより酔いを感じるのが早くなっているような気がする。






「なぁ、奏・・・・・・一週間でなにか変わった所はあるか?」


「普通の人間が一週間で変化するわけないだろ」


「そうだよな・・・・・・それが普通だよな・・・・・・」


奏の言葉に少しだけ安心する。


「自分一人じゃなにもできないってことが分かっただけだ・・・・・・」


それが分かったのは家を出たからだと思う。


よくよく考えたら奏が家を一週間も離れたのは初めてなんじゃないだろうか?


それが分かっただけでも変化と言えるんじゃないか?


「僕は家に帰ってたけどまだまだ家事のレベルが足りないなって思い知らされたよ」


『いやいやいや』


葉君の言葉に奏と同時に否定する。


ゆっくりのんびり更新します

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