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2184話 変化53(奏side)

一週間





「朱ちゃんは少し飲み過ぎたみたいです。ペースも早かったから止めないとだめでしたよね」


「お疲れ様。運ばせて悪かったね」


「いえいえ可愛い後輩の面倒をみるのも先輩の役目ですから」


冗談ではなく朱ちゃんにはお世話になっているから布団に運ぶくらいは問題はない。



「そういえばこうやって二人で飲むのは初めてだったか?」


「二人で飲むのは初めてですね。坂本さんってお酒強かったんですね」


「外で飲む時は控えるようにしてるんだ。家に帰れなくなるなんてカッコ悪いことはしたくないからな」


お酒も強いとなるといよいよ弱点なんてないのかもしれない。




「坂本さん一週間本当にお世話になりました」


深く頭を下げてお礼を言う。


「別に大したことはしてないさ」


「いやいや、なにもしていない私を居候させてくれたじゃないですか。ハッキリ言って反対の立場だったら居候させてないですよ」


「ははっ、奏が言うことではないと思うが。奏から感じるものがあったから居候させただけだよ。そもそもあれだけ愛してる相手と一週間離れるなんて相当のことだからね」


「そうなんですよ!一週間ですよ!!一週間も葉君から離れてるんですよ!!!」


そうだ一週間も葉君から離れている。


一週間でもきついのに本当に離れて暮らすようになったらどうなるんだろう・・・・・・


想像しただけで意識が薄れていくのが分かった。



ゆっくりのんびり更新します

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