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2155話 変化24(葉side)

約束



「これからのことを考えたら慣れておかないとというか・・・・・・・一人で生活できるか確認しておかないといけないからな・・・・・・」


奏さんは俯きながら床に向かって言葉を呟く。


もしかしてあの時の約束の話をしているんだろうか?







『ねぇ葉君、葉君は大のことが好きなんだよね?』


『ふぇっ!?なななんでそんなことを急に!?』


『葉君のことを見ていたら分かるよ。明らかに大に対する態度が他とは違うからさ』


『そそ、そうかなぁ?僕としては他の人とは変わらないつもりなんだけどなぁ?』


自分では分からないことも周囲から見たら違っていたみたい。


でもとうの大兄は気付いてないんだよね・・・・・・




『葉君さえよければなんだけど私と結婚しない?』


『ふぇっ!!!!』


『ふふふっ、まぁいきなり言われたらそんな反応になるよね。でもまぁ、よかったら最後まで話を聞いてよ葉君』


そう言って奏さんの話は始まった。


奏さんと結婚することで僕が大兄と一緒に生活できるようになる。


三人での生活にはなるけどそれでもよければどうかなという提案だった。


もし僕が告白して成功したら別れて二人のことを見守る。


奏さんは僕と一緒に過ごせるだけで満足って言ってくれたけどこれって僕にしか都合が良くない話だった。


それでも僕はその条件を飲んだ。



ゆっくりのんびり更新します

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