表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
165/2262

156話 狩る者(奏side)

危険人物です。皆さん逃げてください。

ベッドの前に色々な衣装と縄と目隠し、そして冷蔵庫には高価な栄養ドリンクが冷やしてある。もちろん携帯(スマホ)の充電もしっかりしてある。写真に動画、想像しただけで心が躍る。大のことだからそろそろ葉きゅんを私の所に連れてきてくれるはず。


時計を見ながら時間が過ぎるのを待つ。本当に楽しみだ。葉きゅんにお願いして断られたことが何個かあった。夫婦だからとお願いしたけどだめだった。


だけど・・・・・・今日は違う・・・・・・


私が前からお願いしていたこと・・・・・・


そしてもしかすると泣き叫んで許しをこう葉きゅんを見てしまったら・・・・・・


私がストッパーをかけていたものが全て出てしまうかもしれない・・・・・・


葉きゅんが壊れてしまうかもしれない・・・・・・


ふふっ・・・・・・(たぎ)る・・・・・・


携帯の音が鳴る。大のやつか、もうすぐ家に着くという連絡だろうか?


「葉君は今日こっちに泊まるから。何か文句があるんだったら家に来たらいい」


「大、何勝手に決めてんだ!?こっちは準備してるんだぞ!!!葉きゅんが着る衣装とか拘束して逃げられないようにする道具とか気を失わないように買い込んだ栄養ドリンクとか!!!私は朝からこの後のことを楽しみで楽しみで躍り狂いそうな気持ちを抑えてたんだぞ!!!!!!」


携帯はいつの間にか切れていた。


「大・・・・・・待ってろよ・・・・・・ひさしぶりに・・・・・・きれちまったよ・・・・・・」


やけに冷静になった私は冷蔵庫の栄養ドリンクを何本か雑に取り出して飲み干して実家へと向かった。

ゆっくりのんびり更新します。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ