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154話 買い物
奏に一応連絡を。
「葉君は今日こっちに泊まるから。何か文句があるんだったら家に来たらいい」
「大、何勝手に決めてんだ!?こっちは準備して」
奏に電話をかけて切る。何か言葉にならないことを言おうとしていたが聞いても解決にはならないので要件だけを伝えて電話を切ることにした。
スーパーの駐車場に車を停める。毎日カレーでも問題無いが葉君に違うものと言われたので餃子や回鍋肉などの中華料理をお願いしてみた。雲でいつものように食べるのもいいが葉君の中華料理も食べてみたい。普段はあまり食卓に出てこないのでリクエストすることにした。
葉君の後をカートを押してついていく。時間が遅くなってきているせいか人が増えてきている。タイムセールのお肉が買えて葉君が満足そうに微笑んでいた。
買い物を終えると車に乗り家に帰ることにした。
昼頃もう1話更新する予定です。




