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警察不信  作者: 山本正純
Episode 1 連続強盗殺人犯を確保せよ!
3/106

Side.003 五人のテロリスト Five terrorists

 午後11時神奈川県横浜市にあるイタリアンレストランディーノ。閉店している時間帯の店に今日は灯りが付いている。閉店時間に集まった4人の客は全員退屈な天使たちのメンバーだ。彼らがこの店に集まった理由は新たなる犯罪計画についての説明会。


 本来ならこれはアジトで行うべきだが、なぜか集合場所はこのイタリアンレストランになった。この店の店主板利明は退屈な天使たちのメンバーサマエル。彼が説明会の場所を提案したのだろうか。すべては情報漏えいを防止するためパーティーを装って。



 店のカウンター席には二人の男女が座っている。金髪のスポーツ刈り男の名前はジョニー。退屈な天使たちではレミエルと呼ばれており主にライフルによる狙撃を担当しているが、最近人を撃ったことはない。最近撃ったのは逮捕されそうになった流星会幹部の携帯電話。情報漏えいのためだが暗殺者として人間をそろそろ撃ち殺したいとレミエルは思っている。


 その左隣に座っている女のコードネームはウリエル。本名は宮本栞。このイタリアンレストランの常連で横浜中央大学に通う大学四年生だ。ポニーテールにしてある髪は赤いゴムで止めてある。服装は黒いスーツ。そんな彼女は活動資金の調達を担当している。なぜかスタンガンを使った暗殺術も実行したことがある。その実力はレミエルと互角に戦えるほどではないだろうか。

 他にもただの大学生に資金調達の交渉をさせる組織があるのだろうかと彼女は考えていた。何回考えてもこの組織しかないのではという結論に行きつく。


 そんなレミエルはシェリーを飲みながらウリエルに話しかける。

「ウリエル。今回の集会について何か聞いているか。たとえば目的についてとか」

「さあ。私も知りません」

 

 サマエルはレミエルの疑問にピザを焼きながら答える。

「誰かの暗殺らしいです。裏切り者のね」

 サマエルの言葉を聞きレミエルは喜んだ。

「暗殺か。それなら俺の出番だ」

 

 だがウリエルは首を横に振る。

「まだあなたが暗殺を担当するとは限らないでしょう。ここには暗殺者候補が四人もいるのだから」

 


 ウリエルは少し離れたテーブル席を見つめる。そこには二人の女が座っていた。

 茶髪のシュートカットの女のコードネームは黒崎美穂子。コードネームはラジエルで主な仕事はレミエルと同様に暗殺だ。暗殺に使う武器までもレミエルとかぶっているが、彼女はこの3か月の間に1人撃ち殺している。それから一度も暗殺をしていないためどっちが暗殺者として優秀なのかは分からない。この集会は組織としての久しぶりの活動だった。

 

 ラジエルの前に座っている長髪の女の名前は江角千穂。最近退屈な天使たちのメンバーになった新人でコードネームはハニエル。担当は諜報活動だが、日本刀を使い一瞬で多くの人間を惨殺することができる。彼女は大分県出身の探偵としても活躍している。

 ハニエルは日本刀の手入れをしながら呟く。

「本格的なお仕事は初めてだから楽しみです」

 ハニエルの姿を見てラジエルも拳銃の手入れを始めた。

「あなたのような新人は雑用がメインでしょうけど、頑張ってください」


今回は退屈な天使たちの顔見せ回になった。

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