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からすとほしぶどう

作者: 臀部

よだかの星とは聞いたことがあるだろうか。これは日本の文学のすごい偉大な作品である。

私は、夜鷹というものには憧れないがその生き様には尊敬を称す。

私だってよく星を見る。

この身体が夜に紛れて見えなくなった頃、空には無数の小さな光が散らばっている。

ある時 いつものように果樹園荒らしをしていると、変なぶどうを見つけた。木に成るそれは周りのそれとは違い、赤色に輝いていた。

変な色といわれ人間たちには食べて貰えない。そんな寂しそうにひと房なっていた。

僕は話しかけた。


きみ、さみしくはないのかい?


僕は寂しいよ、だけど、、僕を食わない事が幸せなら、僕はそれで幸せサ。


そうか。


彼の生き様には何とも敬意を評したかった。

だから僕はこの話をした。


なあ、よだかの星って知ってるか


知らないよ。僕は名もない果実だからね。バッパー


おどけたように嗤う


ある所に醜い夜鷹が居たんだ。

その夜鷹は醜いし、人にも嫌われ自分は何かを食うのにも良くないなあって思って最終的に空へ昇って星になってしまうんだ。


悲しい話だけど僕は美しい話だと思うんだこの話。



そうだね、だって、醜い彼が綺麗な星になれたんだからね。


そこで2人はわらった。


僕はその変な色のブドウをひと粒啄み、夜空へと飛んだ。


星を目指す1匹のカラスと1粒のぶどう。


星にこそなれなかったが、彼らが目指したのは美しい軌道を描いて、未来へと羽ばたいた。

それが、カラスと<星>ブドウ。


byゲボ紅葉


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