表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔法のカードと転生手品師   作者: 雅先輩の弟
1/4

1枚目 異世界強制転生

所詮、素人の思い付きで書いた作品なので、長くは続かないと思いますが、何卒よろしくお願いします。

俺の名前は神崎翔太。


身長174cm

体重62kg

高2

16歳

好きな物 ゲーム、漫画、ラノベ、手品

特技 手品

性格 呑気、時折ゲス。基本的には他人に優しい。(同クラス談)

精神 不動の巨像の如し(同クラ((ry)


サラリーマンの父と専業主婦の母。

それに高校受験を間近に控えた中3の妹。

いわゆる普通の家庭って奴だ。

唯一普通じゃないのが、両親共々32歳ってとこだけだ。

あと、父さんが副社長秘書っていう肩書きを持ってるらしく、よく分からないけど結構豪華な一軒家に住めてるらしい。


今日の日付は9月13日。

妹はストレスでカリカリしてるので声をかけたら殺される。

秒で朝食を平らげ、逃げるように家を出る準備をする。

天気予報では午後3時からの降水確率が90%らしい。


「今日は自転車じゃなくてバスで行こう。」


靴を履き、家の鍵と定期を持っていることを確認する。

傘を手に取り、台所にいる母さんに聞こえるように、


「行ってきまーす」


と言う。

毎日の変わらない光景だ。

ドアを開けると、日が雲に隠れているはずなのに、嫌になるほどに暑い空気が押し寄せてきた。

もう9月だと言うのに、気温が高く、湿度も高い。

今朝も一雨降ったのか、道路には水溜まりが出来ていた。

腕時計に目を移す。時刻は7時36分。52分のバスに乗ればギリギリ間に合うな⋯と思い、水溜まりの中を覗き込む。

水面の鏡に映る自分の顔⋯⋯⋯ではなく、口が耳まで裂けたかのように笑っているお面を被った、黒いフードに黒いコートを着込み、死神が持つようなドス黒い色をした大鎌の様なものと、純白の大鎌⋯そう、まるで天使の色は?と聞かれたらこの色!と答えそうな真っ白な色の大鎌を持ったそいつと目があった。

慌てて後ずさり、全力ダッシュでバス停に向かう。

どれほど見入っていたのか、時間は52分をとうに過ぎていた。


結局遅刻し、先生に怒られたのは言うまでもない事だった。


学校についた時に額に浮かんでいた汗は、気温のためか、全力疾走のせいか、それとも、先程見たなにか(・・・)のせいなのだろうか⋯。


あ〜あ⋯

結局朝見たあれが気になって授業に集中出来なかったなぁ⋯。

何だったんだろうかあれは。

1日中考えていたが、全く憶えてない。

なにかのゲームのキャラかと思い、記憶にあるもの全てを調べてみたが、該当するものはいなかった。

気づいたら6時間目が終わっていたという始末だ


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ