パワハラからのドメスティック
感想、評価をいただきありがとうございます(*´∇`)
読んでくださる全ての方々へ感謝の祈りを捧げながら、本編第85-1話を投稿させていただきますー!
ちょっと長くなってしまったので本話の後半は夜間に投稿いたしますー。
これからも皆様に楽しんでいただけると幸いです(*´∨`*)
前回のあらすじ
我らが勇者、エニクス(笑)君!
肘鉄少女、パチェちゃん登場!
ジ〇ギ様(仮)参上!
以下本編と無関係
前回の投稿からほぼ20日経過してますね・・・申し訳ないです。
ちょっと色々と立て込んでたのが原因ですが、それもほとんど解消したので更新再開させていただきます!
自力引っ越しとか物理的に時間がかかることがあっただけなんで、たまにお見掛けする体調不良とかじゃないです。
暑すぎる日々が続いておりますので皆さま体調にはお気を付けくださいm(_ _)m
お急ぎのご様子のショニタンさんに引きずられ、もとい案内されたのはついこの間訪れたお屋敷であるメタリカ家別邸。つまりはここ最近エリザが使ってるお屋敷である。
もしかしたら懐かしのステキな部屋着が見れるかもしれない。にわかにテンションが上がり始めるのを感じる。
コンコンッ
「お館様、ソウ様をお連れいたしました。」
「・・・入ってもらってくれ。」
聞こえてくるのは低い声。なんだメタパパの方かいな。気持ちが萎え、やる気さんがお出掛けの準備をいそいそと始めている。
「はい、失礼いたします。ソウ様方もどうぞ。」
「あ、はいどうも?」
連れて来られた理由を話されることなくおっさんとの面会を強要される。これが世に云うパワハラか。ハラスメントか。
「魔法師殿、来てくれて礼を言う。」
部屋へと入ってみると、項垂れて疲れ切った顔をしたおっさんが座ってそんなことをのたまった。礼を言う前に礼を尽くせと言いたい今日この頃。おもてなし文化に慣れ親しんだ日本人的にはご不満ですがなにか?
なんか髪もボサボサだし疲れてるっぽい見た目が実にリーマンぽい。すわここは日本か?と思わずにはいられない矛盾が頭をめぐる。礼儀のなってない疲れきったリーマンの扱いに困りつつ既にやる気さんは玄関で靴を厳選し始めているご様子。
「早速で悪いが知恵を借りたい。」
悪いと思うなら言わないでほしいし早速というか唐突すぎて訳ワカメだが?
「実はだな、先日君からもらった情報を基に幾つかの家を回ったのだ。」
俺の返事を待たずに話し出されるが、俺が提供した情報ってそもそもなんぞ?
「だが、どこの家へ赴いても返事は同じだった。覚えがない、と。」
・・・・うんうん。だからなんの話しなのコレ?
「早急に解決しないことには、このままでは実害が広がっていってしまう。私としてはそれをどうしても止めたいのだ。だからソウ殿、できることなら力を、知恵を貸してはくれまいか?」
「くれまいかって言われても・・・いまなんの話しをされているのかも皆目見当がついていないんですが・・・?」
「む?そうか。そういえば説明をしていなかったな。ポーションの件と税金の件だ。」
「あー、この前ちょっとお話しした件ですね。もう主犯の目星はつけたんですか?」
「いや?怪しいと思う家を片っ端から訪ねたのだ。そこで家主、もしくはそれに準ずる者に携わっていないか訊ねて回った。」
「・・・・はい?」
えっ?なにそれどうしてそうなってんの?ちょっと待ってくんないかな。怪しいと思うヤツに「お前悪いことしてるみたいだけど、そこんとこどうなん?」みたいに聞きに行ったってこと?いやいやそんなバカなことしないよね?
「だがしかし、返ってくる言葉は決まって知らない、覚えにない。それだけだ。」
どうやらやってるっぽい。マジかよどんなメンタルしてんだよ。僕にはとてもできない。
「しかし、門兵やギルドでは確認が取れたのだ!確かに門兵たちは薬草の類の持ち込みを管理していたようだし、ギルドでの税率も変わっていなかった!これは一体どういうことなんだ!!」
訳がわからない!と頭を抱え込むメタおじさん。そのセリフは俺のためにとっておいてくれ。いやマジで。
「えーっと、その話しを聞く分では門兵に直接指示を出せる立場にある者、ギルドの税収関連を取りまとめている者かその上役、もしくは兵士とギルドそのどちらにも当てはまる可能性はありますが、メタリカ領主側からの指示を受ける立場にある者、ないしは指示をしている者が関与していると考えられますね。最後はどうでもいい蛇足ですが。」
「あぁ、その通りだ。門兵に指示を出せる家はウチ以外となると限られているからな。その辺りは既に回っている。ギルドに関してはギルドマスターとサブギルドマスター、それと経理の総括と幾らかの家の者が該当するがまだ会えていない者もいる。サブギルドマスターは2名いて片方はまだ会えていない。」
「権利関係は俺にはちょっとわかりかねますが、少々該当する対象が多すぎる気がしますね。」
「それは仕方あるまい。特にギルドは私の管轄ではないからな。」
「となると、ギルド側は少し手間取りそうですね。」
「そうだ。あぁ、そして最後の懸念は魔法師殿の補足通り有り得ないな。書状をしたためているのは私だし、それを届けているのはそこに控えているネッズだ。浅くない付き合いで信頼もしている。考える必要があるのは指示を受ける者とそれ以降の者に限られるだろう。」
「ありがたきお言葉です。」
メタパパの言葉を受け恭しく頭を下げる老紳士。背筋の伸びた日本でも十文通用する良いお辞儀だ。所作が洗練されてるように感じる。重心がぶれたりしないのは流石だな。
「ちなみに、今回何件か回られた際に何か証拠になるような物品や犯人に繋がると思しき証言なんかは手に入りました?」
「?証拠など、自供と自白で十分じゃないか。証言も然りだな。」
あ、これアカンやつや。思わず目頭をもみもみする俺。自供も自白もほぼおんなじですやん。それとも怪しいヤツには拷問してでも自供することを強要することを強調してるって意味ですか?
んむ~、もしかしてというか、もうこれだけの情報もらっちゃってるから確定的に明らかではあるんだが・・・なんというか、うん、そもそも第一印象で判断をミスったんだろう。どうやら俺は思った以上に人を見る眼というものがないらしい。
(ふっ、認めたくないものだな・・・自分自身の若さ故の過ちというものを。)
《自身の見る目のなさを顧みているのでしたらもう少し反省の色を濃くした方が良いと思いますが?》
(みとめたくない!みとめたくなーい!)
《結論を先延ばしにしても傷口が広がるか、壊死して腐るかの未来しか見えません。諦めましょう、マスター。》
・・・くぅっ・・・カナデさんが精神的逃げ道を塞いでくるぅ。てか腐った未来とかなんかヤダな。しかしながら酷すぎる二択なのに反論できる余地がない。だってメタパパさんって・・・見た目と違ってただの脳筋残念貴族なんだもん。初めて会った時から勝手にそこそこできる派のお貴族様かと思ってたから俺の中でのギャップがスゴい。
執事の人もなんでか知らんができるヤツ風の雰囲気出してるし、身のこなしとかめっさパッパしててスッスこなしてるみたいに見えるからセバスチャン系のヤツかと思っちゃってたじゃん!絶対詐欺だよ!詐欺師だよこいつら!<-誹謗中傷
《実際には運動能力が高いが故に体幹がしっかりしているだけですね。姿勢がいいと有能に見えるという罠です。》
落ち着いて考えたらそれもさもありなん。以前会った時に見たメタパパさんとの見事な阿吽の呼吸もきっと体育会系によくあるアイコンタクト的なものだったんだろう。
「お、大将カチコミっすか?やるっすか?!」「おうともよ!いてかましたんぞワレェ!!」的なノリに違いない。全くもって異世界の貴族感ぶち壊しすぎである。ただのヤ〇さんやん。
仕方がないのでやさぐれた心を癒すためテトにゃんの頭をなでなでなで。はぁ~落ち着くわー。「んに~。ソウくすぐったいの~。」なんて言いつつ耳の後ろとかに指が当たるように微調整してくるテトにゃん。そんな確信犯なテトにゃんも可愛いにゃん。
「ちなみになんですけど、詰問へ行ったあとに相手方の家の様子とかって見に行ったりしましたか?」
「いや?知らんと言われては致し方ないからな。すぐに次へと移った。」
当然の如く否と返ってくる。これではあまりにもあんまりな展開だ。ネズミの炙り出し損であると同時にネズミさんからしてみたら炙られ損ではないか。このおっさん行き当たりばったりにもほどがあるだろ。炙られる側の身にもなってみろって。
「そう・・・ですか。」
二の句が継げぬ。座っていなければ膝から崩れ落ちてorzを披露してしまっていたこと請け合いである。無策で引っ掻き回しておいて自分は疲れた顔見せるとか、それなんて災厄?解決するどころかひっちゃかめっちゃかに暴れてみせただけのようにしか見受けられない。もうやだお家帰るェ・・・。
「そこで、ソウ殿には是非とも本件の解決に尽力いただければと思う。」
ひぎゃー。パワハラ 度合いが 5 上がった。逃げたら回り込まれるパターンかもしれない。これが新たなるパワハラの夜明けぜよ!
心が苦しいので更なる癒しを求めてニコをお膝に乗せてみる。あったかくってポワポワしまーす。「ん~。んにんにんにんにぃ・・・。」後頭部をグリグリ押し付けていただくサービスまでつけてもらって至れり尽くせりとはまさにこのこと!うん、まだ頑張れる!やる気さんも心のリビングへと戻るようです!
「恩人にこのような願い事をするのは本来ならば看過しえないのだが・・・くっ!これも民を思えばのこと!ご理解いただきたい!ソウ殿!!」
いたのかエリザ。空気してたんだからもっと空気を読んだ発言を心掛けていただきたい。何よりなんでお前がムダに苦しそうな悔しそうな顔してんの?今回お前モブだよ?自重しようよ。つーか民なんかどうでもいいんだよ俺わ。だって俺が民扱いされてなくてご不満なんだもん。
それでも多少なりともどうにかできるならしてあげようとの相互扶助の精神で頑張ってみたが、全然ダメダメで余裕でムリムリでした。色々と話しを聞いてみたらかなり苦しい状況やってん。アホやってんコイツら。パヤパヤしてるもん。
味方は元々いないし今回の突然のノンアポお宅訪問で更に心証悪くなっただろうし、貸しはないのに借りばっかりあるらしいしでもう散々。こんなの付き合ってらんないよ。
「・・・えーっと、ショニタンさんなら少しくらいこういった調整とか謀とかできるんじゃないの?」
「いいえ、私共には致しかねます。何故なら私共は一介の使用人という立場ですので口を挿むべきではないのでございます。」
「口を出さないせいでメタリカ家が傾いても?」
「・・・・・・・・・えぇ。」
こんだけ言ってもダメってくらいによくわからん矜恃があるらしい。大切なもん以上に大事なもんなんてあるんだろうか?少なくとも俺にはわからない。よくこんなんでいままで領主経営してきたな。現状ほぼほぼ詰みゲーなんすけどわかってんのかね。
「まぁ、事情はわかりました。いますべきこともなんとなくわかったのでとりま着いてきてください。」
「「「「???」」」」
四者四様疑問顔を披露してくるが、どうせ考える頭なんかないんだからさっさと着いてくればいい。バカな考え休むよか性質悪いんだからちょっぱやで頼むよ。こっちはこっちでケツカッチンなんだよね。やる気さんもリビング帰還はフェイクだったらしく、スマホ片手に外出していった。彼は暫く戻らないだろう。
《何故かはわかりかねますが少々お怒りのようですね、マスター?》
んー・・・別に怒ってなんかいないけどー・・・なんてカナデさんに言っても意味ないか。
(正確にはおこじゃなくて憤りかな。)
そう、これは憤りである。怒るのならこんなくだらないことを平然とやってのけるゴミカス君たちに対してかな。メタリカ家の人達は・・・まぁ怠慢っちゃ怠慢だとは思うけどそれ以上は別にって感じだから怒るまでいかないっていうかなんていうか。
はぁ、折角最近冒険者っぽいことやって楽しくなってきたのに邪魔しないでほしいんですけどーイヤなんですけどー。大体俺はこういうめんどーなのも目立つのもイヤだから細々と冒険者業始めたっていうのに。あーヤダヤダ。
ホントならお貴族様なエリザとはどんどん交流減らしてフェードアウトしていきたいくらいだし。見た目とキャラ立ちがちょっと・・・いやそれなりというかかなり良いけれどもそれはそれ、そこはそこ。できれば関わりたくないのでござる。でもここで逃げて放っておいても寝覚めが悪いしなぁ・・・はぁー・・コイツら大人なのになー情けないなー。
そんな下降一直線な精神状態なのでゆっくりお話しをする気までなくしてしまった俺は、特に説明することなく連中を引き連れいつものルーティーンに精を出す。例のドンドンやってバコってやられる流れである。
バコォォンッ!
「おぉいぃぃ!!いてぇーよ!いてぇ!マジで痛い!なんだよ弱ってたんじゃないのかよ?!」
「うーるさい小娘だね!このあたしがそう簡単に弱ってたまるかってんだい!なめるんじゃあないよ!まったく!!」
くそっ!直前まで弱ってたから今日こそは結界を破壊できるかと思ったのに!以前にも増して機敏に対応してきやがる!なんならいつもよっか痛いくらいだ!くそぅ!
「テト、俺の頭半分吹き飛んだりしてない?大丈夫?」
「平気なの!けど、赤くなってるからなでてあげるのー!」
小さなお手てが額を優しく撫でてくれる。背伸びして一所懸命なのも高ポイントであることは言うまでもないだろう。コレハトテモイイモノダ。
「あーいててててて。テト、ありがとね。うーやだやだ暴力的なばーさんは。暴れないでほしーすわーやめてほしーすわーすわすわー。」
「くわあぁぁーーなんだいそのムカつく顔わっ!!ほんっとにいちいち癪に障るヤツだね!その曲がった性根叩き直してやるよっ!!こっちにおいでっ!!」
「おいおいバカかよ?叩くって言われてホイホイいくかっつの。それよか今日はツレがいるからさっさと入れてくれよ。外だと都合が悪いんだわ。」
「あぁっ?!あんたの連れだぁ?そんなんどうせろくなもんじゃないだろうに!お断りだよ!さっさと帰んなっ!」
にべなく締め出されようとしている領主家一向。なんだかちょっと可哀想。
「あーそいつはちょっとオススメできないな。このお店なくなっちゃっていいなら話しは別だけれども?」
「はぁ?なんだってあんたのツレを断ったら店がなくなるってんだい?オークかトロールでも連れてくるってのかい?それじゃあこんなボロ屋はなくなっちまうね!はっ!(嘲笑)」
「ん~権力とか立ち位置的に言えばもう少しランク高いかもね。テト、皆を呼んできてくれる?」
「はいなの!任せてなのー!」
ソウが呼んでるのー!と駆けていくテトにゃんの後ろ姿が目映い。可愛すぎて目が眩む。あぁ、ユレユレ揺れる尻尾の先まで全部が可愛いハムハムしたい。
「心の底から思っているようで。気持ちが悪いです、マスター。」
「カナデさんだってホントはハムりたいくせにムリしちゃってまぁ~。」
アレをハムりたくない存在なんかこの世界にいるハズがないのに何言ってんだか?カナデさんジョークかな?
「あ、先に言っておくけど在庫は全部さばいてもいいから。自分達に必要な分は確保してるしこれからも暇があれば増やすし。」
「はぁっ?なんだいなんだい?急にあーだこーだ言わないでおくれよ。どうせアレのこと言ってんだろうけどね、そうそうハケる量でもないしあんまりハデにやるのは・・・はぁ?」
「・・・暫くぶりだな、マーグル嬢。」
ぶふぅっっっ!!マママママーグル嬢おぉぉぉっっ??! Σ゜ ゜( Д )!!!!
「その呼び方はやめるように言ってたハズだけどね。」
「そうだったか?いや、それにしてもまさか君が魔法師殿・・・ソウ殿と繋がっていたとは。世間は狭いというかなんというか。」
あまりにもナチュラルに会話パートに入る2人だが、他に誰も驚かないの?だってこの干し椎茸みたいな妖怪婆やに向かってお嬢様って言ってるんだよ?お蒸発と聞き間違えたかな?
「・・・あぁ、そういうことかい。小娘、あんたも結局は権力のいいなりってことかい。」
おやおや?元からおかしいバーさんの様子が更におかしいぞ?
「はっ!そうとわかればあんたらなんかと話すこたぁないね!さっさと帰んな!」
「待ってくれ!私にその気はない!」
「いまさらどの面下げてこんなとこまで来たのか知らないけどね、こっちはあんたらなんかと話すことなんかなんにもないんだよ!わかったらさっさと失せなよ!!」
怒鳴り散らして店のドアを勢いよく開け・・・ようとしたマーグル婆さんの手がビタっと止まった。
「おいこらババァ。あと少しでニコにぶつかるとこだったじゃねぇか。冗談でも許さねぇ。ブチ転がすぞ?あっ?」
ミシミシミシミシとイヤな音を立てる扉に突き立っているのは俺のカワイイあんよだ。空気を読んで俺の後ろで待機してたニコ天使ハスハスに向かっての凶行マジ許すマジ。殺意がワロタ。イマカラ貴様をコロポックル。
《マスター、頭の中がおかしくなっています。怒りを鎮めてください。》
コレハ異なこと粋なこと。カナデさんがどうやら混乱遊ばれているようなので気にせず魔力をネリネリネール。返答次第でこのボロクズの様な形容しがたい老婆っぽい輩をサヨナライオンせねばなるまいて。俺の怒りが火をブレス。
「・・・ちっ。すまないねぇ。ちっこいのに何かするつもりじゃなかったんだよ。」
「ん。ソウ、いるから、へーき。」プチドヤッ
「おっほいみたかコラ貴様!ウチの天使の可愛いこと可愛いこと!うほっほーぃ!マジラブリー!超ラブミー!」
全幅の信頼をくれるニコには全力の愛情表現を辞さない構えで有名な俺。噂にたがわぬ溺愛を魅せてくれるわ!なでなでぐりぐりはふんはふん!
「ん・・・はげしー、い。」
なすがままに可愛がられるニコたんに毒気を抜かれたのか、大きく臭い息を吐いたマーグル婆さんは言う。
「なんだか色々とバカらしくなっちまったよ。はぁ~取り合えず中に入んな。立ち話しもなんだから茶でもしようじゃないか。」
呆気に取られる面々。まさに青天の霹靂だ。一体全体何を仰る枯れ葉さん?これから俺はニコたんと仲むつまじくさわさわしたりされたりで忙しいんだが?移動とか普通にめんどい勝手にやってて。はースンスンスンスン。
「ほらおっきいの、あんたが茶を入れてくんな。勝手はわかってるだろ?」
「マーグルお婆ちゃん、わかったなのー!」
「突然押し掛けてしまってすまないな。ソウ殿、ありがたく。」
俺の預かり知らない所で話しがグイグイ進んでいく。でもそんなことが気にならないくらいにニコのほっぺたがモチモチほわほわですべすべしっとりなんですけど?もう何も考えられない。
「・・・ニコ、マスターを室内へ。」
「ん~・・・ん。わか、た。」
――――――――知らないうちに暫く経ったようです
気付けば汚らしい小屋の中にいた。あれあれどうしたどういうことだ?今の今まで路地裏で幼女と楽しく戯れていたハズなのに?
お尻に敷かれる勇者様(笑)。
ベースが敬語のようでタメ口が苦手っぽいですね。
黒髪黒目のゲーム的なお名前。しかも微妙にハーレムパーティーっぽいと来れば異世界転生モノのテンプレ!
爆ぜろリア充!弾けろ人物!バニッシュ&デスワロス!!




