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朝の温もり昼の喧騒

感想、評価をいただきありがとうございます(*´∇`)

新規ブクマ登録者(ユーザー)様が3名様いらっしゃいました!ありがとうございます!

更に、久々の評価もいただいてしまいました!貴重な評価をいただき、ありがとうございます!

モチベがグングン上がりますよー!年内残り僅かではありますが、スパート頑張りまっす(*´˘`*)

読んでくださる全ての方々へ感謝の祈りを捧げながら、本編第44話を投稿させていただきますー!

これからも皆様が楽しんでいっていただけると幸いです(*´∨`*)


前回のあらすじ。

押し付け爆弾お断り

駆け寄る変態撃退

これは回復魔法なのか?

なんとなく圧迫感を感じて眼を開ける。すると我が(まなこ)は正常に活動をしていないようだというのがすぐさまわかった。だって、目の前が真っ暗だよ?お先どころかすべからく暗闇オンリーの世界観はアニメ化するのが楽ちんだろう。実写化だって再現率100%可能である。

取り留めもないことを夢想してしまうくらいに状況が呑み込めずに自身が抱えている?感触へと意識を移す。抱き枕のような抱き心地だが、なんか違う。てか全然違う。全体的に(ぬく)くて柔らかめなんだけど、所々が硬くて痛い?それになんかいい匂いがするしお腹の辺りをサワサワとくすぐられているようなまさぐられているような感覚が・・・?


(ってこれ絶対テトにゃんじゃん?!なんで俺の抱き枕やってんの?!ジョブチェンジした?奴隷から抱き枕に?!)


《マスター、おはようございます。特にジョブチェンジはしていないと思われます。先ほどトイレに行き、帰ってき際に近いベッドということでマスターのベッドへと潜り込んでいました。特に害はないので警報は鳴らしませんでした。》


(あ、どうも。お気遣いありがとうございます?)


どうやらカナデさんは自身のお仕事頑張りました&有能っぷりをアピってきているようだ。だが、ベッド内に侵入を許しているのはいかがなものなんだろう?別にテトにゃんは危なくはないが、多分きっと違う意味では危険が危ないと思う。

主に俺の社会的地位とか精神状態(メンタルコンディション)とかアレやらコレやらがいままさにピンチを迎えているような気がする。だって小さな女の娘と1つのベッドでおねんねって・・・それなんて事案?


(ダメでしょう?!俺は男でこの娘は女!そんな2人はベッドにインしてみちゃダメじゃなくない?!)


《?特に問題はないと思われますが?現状テトにゃんはマスターのことを姉と思っているようですし、マスターもテトにゃんに手を出す気はないでしょう?》


(それはそうだけど!それは当たり前なんだけど!そうじゃなくて!そういうのと関係なく世間様がどう思うかが人間社会では大事で重要で大切な事柄なんだよ!マジで!!)


《マスターの記憶情報(データ)によると、「別に周りになんて思われても、俺がいいと思えばいいんだよ」との発言記録がありますが、これは情報が間違っているのでしょうか?》


(Oh(オー)!!Shiiiiiit(シイイィィィッッット)!!なんてこった!過去の自分を殴り飛ばしたい!!なんで周りに流されない俺カッケ―!みたいなアホな発言をしてしまったんだ!)


怒りと恥じらいに悶え苦しみたいのにテトにゃんが腕の中ですやすやしてるもんだからそれすらできないという破格のジレンマ!あぁ!俺はいったいどうすればいいのか!

朝も(はよ)から悶々してたら次第に思考もクリアになってきて、テトにゃんを起こさないようにゆっくりベッドからいいじゃないというアントワな天啓を受け緊急脱出を決行。目論見通りにテトにゃん抱き枕から脱した矢先にドアをコンコンされて結局テトにゃんが起こされてしまうというハプニングが発生。折角の俺の苦労が水のバブルになってしまい我オコである。


「タンロだけど、まだ寝てるかしら?もし起きてたら出発前にお話しをしたいってリーダーが言ってるんだけどー。」


声の主は、真ん中の子ことそばかす担当タンロちゃんだ。身長もおおよそ157cmくらいで少し全体的にやせ気味、平均より少し慎ましいなだらかな丘のイメージというそれなりに平均値をまとめたような感じっぽいので3姉妹の中で最も特徴が少ない個体でもある。

ちなみに長女はクール系眼つきキツい感じのミニマムぺったん担当なのに対し、末の妹は上背がそこそこありながらもビッグはマウンテン(お山)(たた)える笑顔担当ニッコニコだからな。勿論これらはカナデさん情報である。俺の主観は入っていない。


「あーっと、挨拶ならすぐ行くからちょっと待っててくれる?すぐに用意するからさー。」


「えぇ、わかったわー。いまゴルドルさんにお昼用に携帯食を作ってもらってるからそんなに急がなくても大丈夫よ。下で待ってるわねー。」


「わかったー。またあとでー。」


「ソウ、お見送り行くの?」


「うん、どうやらもう少ししたら出発するみたいだからね。一応依頼主だし、挨拶だけはしっかりしておこうかと。」


「それならウチも行くのー。」


「ん。ニコ、いく。」


「そか。わかった・・・ってそんなに勢いよく脱いじゃダメだから!特にテト!もうそろそろ恥じらいとか慎みとか持って然るべき歳でしょ!はいー!上半身真っ裸でこっち見ちゃダメ―!俺の眼は固く閉ざされてるけど、スキルで何してるかわかるんだからね!可愛く小首傾げてコテンってしてもダメだから!早く上を着なさい!すぐですよー!」


「変なのなの。なんでソウも女の人なのにダメって言うの?別にウチは見られてもハズかしくないの。」


「はいアウト―!俺は男だから!それに俺の前とか関係なく、淑女は慎みを持ちましょうー!ってニコ!パンツはダメ!それは脱ぎません!それは昨日身体拭いた時に換えたから!換えましたから!!」


朝も(はよ)からいったい何をしているのか自分でも非常に疑問に思うものの、小さい娘を貰ってきたんだからそういうところからしっかりと教育していかなきゃいけないんだなぁと再確認いたしましたとさ。まる。

散々で賑やかな朝の支度を終え、ゆるゆると食堂へと移動する。今日は俺のお手ても治ったことだしみんなに協力してもらって髪形をいじってみた。テトは後ろの両サイドを簡単に紐で縛って、ニコは頭の右上を簡単にリボンで縛ってみた。ツインテールとサイドポニテ?っぽい感じの仕上がりだ。

ちなみに俺は普通に1つ縛りだ。ポニテみたいに上に上げないで1つにまとめるだけだが、これがなかなか楽なのに髪が邪魔にならなくていい!気に入りました!2人が一生懸命にやってくれたのも含めてプライスレスな価値がある。


「おはよー。もう出発するんだって?思ったより早いねぇ。待たせちゃったかな?」


「おはようソウさん。・・・それに、テトちゃんにニコちゃん。おはよう。」


なんか意味深な間があったようにも思えるが、昨日のような蕩けた反応ではないな?もしかして酒のせいとか?飲んでる様子は見えなかったんだが。


「おはようなの。」


「ん。」


それぞれに挨拶を交わし終えると丁度お弁当?ができたらしく、大将がバルムさんへ包みを渡していた。そういえば今日はまだミリー(なにがし)を見てないな。衛兵に突き出されたか?それはとてもいいことだ。


「それではそろそろ発とうと思う。ソウさん、今回紹介できなかったメンバーは他の依頼(クエスト)を受けていて連絡が取れなかったのさ。もし返ってきた時に合流できれば改めて紹介させてほしい。それと、昨日は重ねてすまなかったね。」


他のメンバーからの説明によると、バルムさんとミリーとやらは酒精に弱いらしく匂いだけでも酔ってしまうとのこと。しかも記憶が飛ぶほどとくれば相当である。


《特に反応は見られませんね。白です。》


「白・・・か。」


ババッとスカートを抑えるタンロ。そばかすの散ったお顔に桜色が舞う。いやいやそれはないでしょ?どう考えても俺が見てる訳ないし!見たな~?みたいな眼で睨まないでよ!


「あぁ~っと、勘違いしているようだから説明しておくと、白ってのは嘘はないとか疑いが晴れたって時に使う隠語だからね?決して覗いてたりはしないからね。うん。」


「えっ?!あっ!あうぅ・・・。」


赤面した顔を高速で手で隠すタンロ。あまりの勢いにパチンっていってるけどだ、だいしょうぶ?しかもあまりに痛かったのか手で顔を覆ったままに・・・しゃがんじゃダメ!それこそ見えちゃうでしょ?!あーもう!ホントに白だよこの娘はっ!

思わず追ってしまったのは仕方がないことだと主張したい。だって、男は揺れたり動いたりするものを眼で追う習性があるんだもん。テレビで見たんだもん。


「いや~、まいったね。ソウさんにはうちのメンバーの恥ずかしいところばかりを見られちまうみたいだ。これでもホントに腕は立つから、その・・・安心してほしい。」


こんなにも不安になる「安心してほしい」発言は初めて聞いたぞ?ネタにしか見えない。芸人のノリなのか?俺はどのタイミングでツッコミを入れればいいのかワケワカメ。


「まぁ、その辺りは些か不安はあるものの、無事に帰ってきてくれればそれでいいよ。昨日も言ったけどムリはしないこと。焦らないこと。命大事に、の3つくらいは守ってね。」


「あぁ、肝に銘じておくさ。それじゃああたしらは行くよ!再開までしばしの別れを!友に笑顔を!」


「うん、しばしの別れを!友に笑顔を!」


この言い回しはこの地方特有のモノらしい。詳しくは知らないしわからないけどそういうことらしいので(なら)ってやってみる。ちょっとは恰好ついたかな。

お手を振り振りしながら『城砦の矛』の連中が離れていく。しかし、最後までミリー(なにがし)は現れなかった。やはし監獄か?そうあってほしい気持ちが急上昇中だ。

しかし、わからないことはわからないのでそこは放置してさっさと朝食にしよう。3人でいただきますをしてごちそうさまをする。髪をまとめた効果かすごく食べやすかった。今度から積極的に取り入れていこうと思う。テトにゃんとニコの可愛さも増し増しだし。

朝食も終わったので俺らも出発しようかと、今日の予定を頭のメモ帳で整理する。森へお散歩がてら薬草の採集へ出張って、折角だから武器の練習とかもしたいし、もし叶うなら帰ってきたら美容院?へ行って洗髪を頼むか、もしくは街の銭湯でもあればお邪魔したい気分だな。そろそろしっかりと風呂に入りたい。

1日に済ませる予定にしては多すぎる項目をどうしようかと考えながらテトにゃんとニコとおしゃべりもする。何気に『並列作業』のスキルは重宝してたりするが、これって使い過ぎて多重人格になったりしないよね?大丈夫だよね?という不安を押し隠しながら通りを進むと、ギルドの前で見覚えのある赤茶色の髪の女の子が仁王立ちしていたので全力でスルーしながらマーグル婆さんのお宅へ向かう。

後ろから何やらワヤワヤと聞こえはするものの、俺らにはきっと関係ないといいのになぁと思いながら進む。それはもうズンズンと進む。振り返ったら負けかなと思いながらも気がつけばマーグル婆さんのお店へと到着してしまった。


「じゃあ、ご挨拶のタメにノックでもしてみるか。んむ~・・・。」


ぎゅううぅぅ


懸命に周囲の魔力と俺の魔力を左手に集束させる。鍛えた我が手は(クロガネ)の如し!というイメージと共にお店の結界が最も弱っている部分へコイツを叩き付けてやる!それこそがノックというものよ!


「喰らえぇ!ゴオォォォッド・フィ○ガアアァァァッッ!!」


ゴンッ!!


「ぶぐえっ?!」


「何度も何度もいい加減におしよ!私の家に風穴でも開ける気かい?!」


「いっててて・・・うぐぅ。何を言っているのかは分かりかねますが、私はただ純粋に破壊鎚(ノック)をしようと思っていただけですが?てか頭が痛いのですが?」


「いまののどこがノックだい!壊す気満々にしか見えやしないよ!まったく!」


「そんなことより俺の頭大丈夫かな?テト、ココが凄く痛い。撫でてほしい。」


「スゴい勢いでマーグルさんのお杖が当たってたの!イタそうなの!」


テトにゃんの撫で撫でが心にも頭にも染み渡っていく気がする。あぁ、癒される~。


「アホなことやってないで要件をお言いよ!」


「いや、ちょっと朝の挨拶に来ただけだけど?ついでに路駐してた荷車を回収しに。今日は沢山採ってくるつもりだからね。マーグル婆さんにも仕事ができて嬉しいでしょ?」


「わざわざ挨拶なんか要りやしないよ。そのまま持って勝手に行っておくれ!そもそも停めたのだって勝手にやっておいて何をいってるんだろうね。たまたま花に水やりへ行ってなかったらと思うとゾッとしないよ。まったく。」


またブツブツと老後の世界へ旅立ってしまったご様子だ。これ以上はただの屍と同義で呼びかけても返事がないこと請け合いなので、さっさと荷車を回収してお散歩に行くとしましょうか。


「・・・で?さっきからずっとついてきてるけど、お前はいったい何がしたいんだ?」


「・・・バルムさんから聞いてると思うけど、しばらくアンタ達と行動を共にするように言われてるのよ。仕方ないでしょ?リーダー命令なんだから。」


ミリー(なにがし)その人である。何がどうしていまここにいるのか疑問はマジで尽きないが、どうやら俺たちと合流して行動していきたいということらしい。ぶっちゃけ迷惑である。


「別にそれに関しては許可してないし、請け負った覚えもない。この手に対する暴力もそうだが、昨日の失態を覚えてないのか?お前みたいに危ないヤツと行動を共にしろってのはムリがあると思わないのか?いいから旅立てよ。マジで。」


「失態・・・は、ごめんなさい。覚えてないの。話しの内容は聞かせてもらったんだけど、あたし昨夜の記憶がほとんどないのよ。でも、ホントにあたしは小さな女の子を襲ったりしないって誓うわ!だから、一緒に行動させてくれないかしら?

あたし、こう見えても戦っても強いし力もあるからお役に立てると思うのよね!なんせ1年ちょっとでDランクになった実力者なんだから!聞けばアンタたちは駆け出しだっていうし、このあ・た・しが先輩として面倒みてあげてもいいわよ?」


「あ~はいはいすごいねお強いね。そんなにお強いなら独りでもなんでも頑張って生きていけるよね。うんうん。じゃあそういうことでさよーならー。バイバイキュー。」


「ちょ、ちょっとー!待ちなさいよ!なんで?なんでなの?!あたしの何が不満だっていうのよ!!冒険者なら戦力は貴重でしょ?ほしいでしょ?ほら、あたしのこと欲しいっていいなさいよ!」


「ヤダよ!こえぇよ!自分が何口走ってんのか理解できてんの?!どんだけテンパってんだよ!落ち着け!いいからまずは落ち着けよコノヤロー!」


グイグイと俺の外套(マント)の端を引っ張ってくるミリー(なにがし)。力が強すぎて怖いんです!引きずり込まれるような恐怖が俺の心を支配する!

あーでもないこーでもないと綱引き状態を繰り返していたが、これではキリもないので荷物持ちをさせることになった。なんでこうなった?


「その荷車を牽いて着いてきてくれればいいから。別に戦闘関連も困ってないし、いまから森の奥深くの大冒険とかって展開でもないから落ち着いて着いてきてくれればそれでいい。マジで。」


「わかったわよ!やっとこのあたしの素晴らしさに気付いたってわけね!そういうことなら仕方ないわ全て任されてあげるわ!」


「どんだけ頭お花畑なんだよ。バルムさんもよくこんなポンコツチームに入れたなぁ・・・。」


安定の低空飛行を続けるミリーズ(ミリーの)フール(愚かな帽子の)キャップ(如く空っぽな頭)。知能指数は幼稚園児といい勝負だろうと思いつつチラリと彼女の頭を見る。


(・・・何も入ってなさそうだからきっと軽いんだろうな。)


《いいえ、マスター。人の脳はその容量がほぼ変わりませんし、脳が大きいからといって優秀とは限らないそうです。》


(あぁ、なんか皺の数がどうとかって前に聞いたことあったな。でも、それだって実証された訳じゃないんだよね?)


《はい、マスター。少なくともこの世界でも、マスターの記憶の中にもその明確な答えはないようですね。ただ、カナデが観るにミリーの頭蓋骨は固く重そうです。》


(・・・物理的にはそうなんだろうねぇ。)


ミリーとやらの頭の軽さは、カナデさん的にはどうでもいいことなんだろう。いつの間にやら重量の話しとして認識されてしまったし。彼女(ミリー)のお(ツム)は思考回路ではなく鈍器だということが確定した瞬間だった。

道中腹の足しになりそうなものや、果実水の詰まった水筒を買いながら進む。今日は荷車押してくれる人がいるから手荷物なしの手ぶらで狩りーが実現されている。快適といえば快適だな。


「あ、門兵さんこんにちわー。」


「こんにちわなの。」「ん。・・・にちわ。」


「あぁ、またお前らか。昨日は随分と活躍したみたいだな。今日も野草狩りか?」


「まぁそんなとこかな。昨日のアレは想定外だし、お陰で野草狩りが中断になっち。」


「もしまたあんな連中を見かけたら次からは俺達にも知らせてほしい。何もムリして捕まえることはないんだからな。後ろのはツレか?」


「いちおーね。不本意ではあるけど『城砦の矛』さんからの貸し出しメンバーのミリーだよ。今日は荷物番してもらうから、沢山野草を採ってこようと思ってるの。」


「アレをまた・・・か。文化の違いというものに口出しをするものなんだな。問題になるような物ではないし、周囲の警戒だけは怠ることのないように。」


「うん、ありがとね。いってきます!」


「いってきますなの。」「ん。・・・てきま。」


「えっ?えっ?これってあたしも言わなきゃダメなの?言わなきゃダメなの?」


ワタワタとワタりながら挙動を不審で彩る少女、その名もミリー(なにがし)。いや、どうでもいいよ好きにすればいいじゃん。


「これは月城家のやり方だからムリに合わせることないから好きにすれば?普段から挨拶もしないような生活してたんだったらそれでいいんじゃない?よそ様の子にまで五月蠅く言ったりはしないよ。」


「ツキシロケ?ってなんのことよ!わけわかんないこと言わないでよ!いいわよ!いつもバルムさんには他のパーティーに混ざって依頼(クエスト)を受ける際は、なるべく相手のリューギをソンチョー?するようにって言われてるんだから!」


意味がわかってて言っているのかいないのか。そんなことは考えるまでもなくわかってないのだろうが、「行ってきます!」と叫んでたから良しとしよう。

ゴロゴロゴロゴロと荷車の進む音が響くなか、すぐに目印の大岩を過ぎ先日採集途中だった薬草の群生地帯へと到達した。


「採れるだけ採ってからご飯にしようか。まだ朝ご飯食べてからそんなに経ってないもんね。」


「はいなの。今日は沢山採るのー。」


「んっ。ニコ、やる。」


「沢山採るって、さっき言ってた野草?ってヤツのこと?あたしもやるわよ!何すればいいの!」


「はしゃぐな喚くな暴れるな!お前はこっちだな。この空の水筒をここの水でいっぱいにしてくれ。3つあるから。」


「なんであたしはこっちなのよ!あたしも野草採ればいいじゃない!」


「アレを見てくれ。木の窪みが少し高いだろ?テトじゃ身長が少し足りないし、俺は片手で登れないしでやりにくいからな。適材適所だよ。全部いっぱいになったら荷車に水筒を置いて声をかけてくれ。次の仕事もまだまだあるし、これこそが役割分担だよ。うん。」


「つまり、あたしじゃないとダメってことね!任せなさい!あたしにかかればこんなもの、すぐよすぐー!」


誰がやってもすぐに終わる仕事だと思うのだが、やる気があるのはいいことだから放置するか。(やかま)しいのがいない内にさっさとテトにゃんとニコと一緒になってサクリ草をゲットする。


「ここの群生地帯はかなりの当たりだな。前回の分と合わせてポーション15個分にはなりそうだ。」


「次はジマク草なのー。頑張るのー。おー。」


「んー。おー。」


いつになくやる気満々のご様子のお2人だ。今日は天気もいいし、身体動かすのが気持ちいいのかな?かくいう俺もその1人だったりする。適度な運動はストレスフリーな生活には欠かせないな。


「終わったわ!次は何をすればいいの?今度は一緒に野草集めするのよね!?」


・・・折角存在を忘れていたのに、急に出てくるな。コイツ。


「そうだな。じゃあ、お前にはキノコの採集をお願いしようかな?食べれるかどうかはこっちで判断するから、とにかく見つけたものを取ってきてくれ。」


「うえ~。キノコってあのぶよぶよした変な色と形のヤツ?ホントにあれ食べるの?あたし食べたくないんだけど!」


「うん、大丈夫。別にお前に食わせるタメに集めてる訳じゃないから安心してくれ。食べたくない物をムリに食べさせる趣味は俺にはないからな。」


「・・・アンタ、性格悪いわね。」


「そう思うのはお前自身の責任だな。殺そうとしてくるヤツと仲良くするつもりは一切ないのは当然のことだろう。」


「あ、あれはアンタが変なことやってたからで・・・そ、そうよ!あの時何してたのよ!アンタの近くに行ったら急にピリピリしたのよ?何かよくないことしようとしてたに違いないわ!あたしは騙されないんだからね!」


「ピリピリってなんだよピリピリって?肌トラブルかなんかで俺は殺されかけたのか?それとも季節外れの静電気とかか?暑くはないけど朝晩はそれなりに涼しいもんな。たまにはそんな不思議現象もあるかもしれんが、どう考えてもそんなことで俺が殺されるのは有り得ん話しだ。」


「し、しらばっくれるつもり?!さっきも怪しげなお店の前で何かしてたじゃない!」


あーでもないこーでもないとやんややんやと騒いでいたら、テトにゃんたちがトテテテテーと走り寄ってきた。どうやら採集は終わってしまったらしい。コイツ(ミリー)の相手で時間をムダにしてしまった感が半端ない。やはし連れてきたのは失敗だったようだ。


「ソウー、採集終わったのー。」


「んー。おわたー。」


「沢山採れたの!けど、まだ少ししか時間経ってないからまだまだイケるのー。」


「おぉ!こんなにか!テトもニコもありがとねー!2人は偉いな!こうして必要な物を集めてきてくれて!2人がいてくれてホントによかった!」


2人の頭を優しく交互に撫で撫でする。(なにがし)は何やら悔しそうに唸っているが、何がそんなに悔しいのか?仕事を褒めてほしければ可愛くなるか懸命に働くかのどちらかしかないというのに。謎い。


「次はあっちの方が沢山ありそうだな。ちょっと足を伸ばすか。」


それから更に2か所の群生地帯を巡り、最中にちょっとばかし余裕があったので止血と殺菌に効果のある植物をいくつか収穫しておいた。何がどこで役に立つかもわからないし、荷物にならない程度にこういった物を集めていくようにしないとだと今日になって気付いた。普段は運搬量に限りがあるのでそこら辺はご容赦願いたい。


「・・・かぁっ。たす・・・・あ・・・あぁっ。」


「いまの何?!何か聞こえなかった??」


「悲鳴だったの。男の人が2人に女の人が1人。あっちなの。」


テトにゃんが指差す先は陽の光が射さない暗い森の奥の方。俺の耳にも微かに聞こえた程度だからテトにゃんにはしっかりはっきり聞こえちゃったことだろう。


《ちなみに内容は、「誰かぁっ!助けてくれ!モンスターの群れが!あぁ!」です。マスター。》


(別にそこまで訳さなくても・・・。どこぞの冒険者か?ここら辺から中に入って行った痕跡もないみたいだし、広域散策中に何かあったかな。)


「待ってて!今行くわ!!」


「はっ?」


急に弾かれたように駆け出すミリー(なにがし)。内容が全部聞き取れたわけでもない癖になんでダッシュしてんの?もうやだこの子。


「ソウ!ウチらもいくの!モンスターに襲われてるの!助けるの!」


「んむ~、森の中での戦闘か・・・。テト、ニコ、俺の傍から離れないように。あと、周囲の警戒もお願いできるかな?早目に知らせてくれれば大体のことは対処できると思うから。」


「わかったの!」


気が向かないし気が乗らないので足取りはどうしたって重いが、バカ娘(ミリー)のあとを追う。少し森の奥へと進んだ先に大分開けた場所があった。大人の背丈ほどに窪んだその地は、広さだけならサッカー場くらいの規模だと思われる。

本来なら木々が光を遮って全容なんか見えないハズだが、ここの窪地は一切の木が生えないらしく森の中の広場とでも言えそうなくらいの光量を確保していた。地面は剥き出しの土だけども。

そして、人と魔物が戦う声と音のする方へと眼を向けると、手にした剣で奮闘しているミリー(なにがし)の姿が見えた。その近くには2人の冒険者風味が漂う人間が横たわり、倒れている人間を守るかの様に3人の冒険者風味がする人間が戦闘を継続していた。


「相手は<ヌグリイ>と<ピクシー・ゴブリン>、それに・・・<マーダージャック・ウルフ>よりは小さいが、何かしらのウルフ系のモンスターかな?」


《はい、マスター。あの体躯だと<ウィード・ウルフ>である可能性が高いですね。名前の通り雑草のようなモンスターで、毛色も違えば顔の骨格も様々な個体がいるのが特徴です。共通点といえば大雑把な見た目と体躯が類似しているくらいでしょう。食性も多種多様であることが確認されています。》


「んむ~、雑草で雑食性なのか。となると、いまいるモンスターは全部肉が食せるタイプになるのか。厄介だな。」


「ソウ、数がスゴいの!それに倒れてる人もいるの・・・ど、どうにかできるの?」


「数は確かにいるけど、今回もザコばっかりだな。これならなんとかイケると思う。テト、ニコ、周囲の警戒を頼む。何か来たら声に出してくれ。」


「はいなの!」「ん!」


術式(コード) 冒険級火属性(アーベント・フレイム) 実行(ラン)!火の精霊(子ら)よ!!我が魔力(マナ)を糧に、40の炎・・・」


バチチチッ!


「いてててて!・・・30の炎弾を成し、回り、(めぐ)れ!」


やはし『炎弾』はいまのところ30分割が限度だな。これ。となるとなるべく効率よく仕留めないとマズいかもしれん。


1(アイン)我が指し示す先をヤー・ツェーグト・オブジェクト射ち貫けグラナーテペネトラート


少ない炎弾で効率よく倒すにはしっかりと狙いをつけなきゃいけないのが大変だ。いつもと少し違う魔法円が俺の指先に浮かび、モンスターへと向ける。


炎弾(フレイム・バレッタ) 発射(ファイエル)!!」


キュンッ


指差した方向へと真っ直ぐに突き進む赤い光の筋が、車線上のモンスターの身体へ風穴を開けていく。


ボボボッ


「ギョゲッ」「ギイイ」「キュウ・・ウン」


貫通力重視の炎弾だから一撃必殺(ワンショットキル)とまではいかないまでも、致命傷を狙えるし一気に機動力やらなんやらを奪えるからいいかな。うん。


2(ツヴァウ)我が指し示す先をヤー・ツェーグト・オブジェクト射ち貫けグラナーテペネトラート


ミリー側で塊になってるヤツらをよーく狙って・・・。


炎弾(フレイム・バレッタ) 発射(ファイエル)!!」


キュンッ


ボボボボッ


「よし!良い感じだな!」


「な、なにいまの?!モンスターが急にビクッて??」


「ミリー!攻撃の手を緩めるな!考えるのはちゃんとトドメを刺してからにしろ!」


「な、何よ!そんなことなん・・・て!い、言われなくたってーい!わかってるわよーとぉー!!」


剣術のことはよくわからないが、それなりに頑張ってるように見えるな。あんまり長くは保ちそうにないけど。


「冒険者連中!俺が援護に入る!崖側へ寄れ!」


「や、やった!助けよね?!お願い!早く助けて!もう限界なのよ!」


基準点を構築(サテラルピット) アルファ(α) ベータ(β) ガンマ(γ)


3人の冒険者連中を囲んでいるモンスターを効率よく殺れるように目印をつける。ゴブの左こめかみ、<ヌグリイ>の左前脚の付け根、<ウィード・ウルフ>の眉間・・・っと。完全にカナデさんのサポートあっての賜物だ。


3(ドラー) 4(フィー) 5(フィンフ) 我が敵を(ヤー・イニミークス)射ち貫けグラナーテペネトラート


《マスター、タイミングを合わせてください。・・・5・4・3・・・。》


「お前ら!足止めするからすぐに下がれよ!」


「は、はいぃっ!!ほら!2人共!こっち!こっちに!!」


《いまです!マスター!》


炎弾(フレイム・バレッタ) 発射(ファイエル)!!」


キュキュキュンッ


三筋の赤い光が冒険者連中を避けて飛んでいくが、基準点近くになり急激な方向転換をみせモンスター達に突き刺さっていく。


ボボボボボボボボボボボボボッ!!


「ゲギャーー」「グウウン」「ギョギャギャ」


「うひゃー!」「な、なんだいまのは?!」「くそっ!くそっ!死んでたまるか!」


俺の合図に合わせて冒険者連中が引き、出来たスペースに飛び込んできたモンスターも一辺に狙撃できた。けどなんか鼻息荒いヤツがいるぞ?大丈夫かアイツ?ずっとモンスターの方を向いてるから顔がわからんな。


「まぁいいや、ミリー!お前もこっちへ下がれ!援護する!」


「え、援護ってさっきのヤツ?!あ、あたしにあてないでよね!!」


「お前がちゃんと言うこと聞けばな!基準点を構築(サテラルピット) デルタ(δ) イプシロン(ε) ゼータ(ζ) 6(ゼックス) 7(ズィーベ) 8(アハト) 我が敵を(ヤー・イニミークス)射ち貫けグラナーテペネトラート


《カウントなし!いまです(テー)!》


炎弾(フレイム・バレッタ) 発射(ファイエル)!!」


キュキュキュンッ


ボボボボボボボボボボボボボボボボッ!!


「「「ガアアァァァァ」」」


「走れ!崖を背にすればいくらかマシだろ!」


「わ、わかってるわよ!すぐいくわよ!」


「あの人たちも助けるの!」


「あ、こら!テト!」


俺がミリーに気を取られてる隙にテトにゃんが壁を降りてしまった!助けるってあの倒れてる連中か?!


「テトの力じゃムリだろ!戻れ!」


「だ、だいじょーぶなの!ウチも頑張るの!」


「マジか・・・何その正義感??お兄ちゃん泣きそうだよ・・・。」


「ソウ!」


ニコが外套(マント)を引っ張ってくる。後ろか?!振り向かずに意識領域を後方へも伸ばしてスキルで索敵をかける。


《1、2、3、4体を確認。全て<ウィード・ウルフ>です。5体目が索敵範囲に入りました、マスター。》


基準点を構築(サテラルピット) エータ(η) シータ(θ) 9(ノイン) 10(ツェーニエン) 我が敵を(ヤー・イニミークス)射ち貫けグラナーテペネトラート


《マスター!先頭の個体が斜線に入りません!》


「マジかよ!足並み揃えろ!浮いてんぞお前!!」


足元の石を蹴り飛ばして牽制する!


炎弾(フレイム・バレッタ) 発射(ファイエル)!!」


キュキュン


ボボボボボッ


「ギャインギャイン」「キュウウゥゥン」


石に当たることを嫌い、若干の失速をしたところを『炎弾』が貫いた。いまのはかなりギリだった。


《マスター!7時の方向仰角40!丸蜂(バルボル・ビーです)!》


「次から次へと!ニコ!後方警戒続けて頼む!ウルフ共も元気なようなら教えてくれ!」


「ん!」


基準点を構築(サテラルピット) イオータ(ι) カッパ(κ) ラムダ(λ) ミュー(μ) 11(イールフ) (フォン) 14(フィーツェーン) 我が敵を(ヤー・イニミークス)射ち貫けグラナーテペネトラート


《カウント3!2・1・いまです(テー)!》


炎弾(フレイム・バレッタ) 発射(ファイエル)!!」


キュキュキュキュン


ボボボボボボボボッ


「テトは?!」


《ミリーと救助活動をしているようです。マスターの魔法で負傷した個体はその機動力の多くを削がれているようです。また、<ピクシー・ゴブリン>が倒れた死骸を捕食し始めましたね。》


「他のヤツらもか。元気な個体は食事に忙しそうだな。なんなんだこの状況は?」


ゴブの食事風景に食欲を刺激されたのか、比較的傷の浅いモンスターや後続連中が倒れたモンスターを食い散らかし始めた。どうやら<バルボル・ビー>は人気がないらしい。


「ちくしょー!お前らなんか!お前らなんかにー!!」


おおう!鼻息荒い系男子が急に吠えて駆け出した!急にやめてよ!びっくりすんじゃん!


「ま、待て!飛び出すのは危険だ!」


もう1人いた空気系男子も追って駆けていく。どうやら手負いのモンスターを倒そうということらしい。鼻息荒い系男子が弱っている個体からトドメを刺していく。次いで、空気系男子も慎重にモンスターの数を減らしていっている。


「こっちも始末するか。」


いちおう後続はストップしてるみたいだし、さっきのウルフにトドメを刺そう。腰のロングダガーちゃん(愛剣)を抜き狼共の首を切っていく。

手早く済ませ、広範囲の警戒を続けながら元居た場所に戻る。テトにゃんとミリー(なにがし)とで倒れていた冒険者2人を崖側へと移動させることができたみたいだ。


「ソウ!お願いなの!この人たちを助けてほしいの!」


「わ、私からもお願い!2人を助けて!」


1人だけ居残った女性冒険者もテトにゃんと懇願してくるが、俺にどうしろと?そもそも俺は医者でもないし治癒術師でもない。ついでにいってポーションだってDP(ダンジョンポイント)尽きたら出せないんだけど・・・。

とりまニコを抱えて比較的坂の緩い所を滑り降りる。倒れている2人に感知系スキルを向けるが、これはもう・・・。


「どれ、少し診てみるか。こっちは咽喉をやられているな。こっちは、後頭部の頭蓋骨がやられてるみたいだ。」


「・・・うぅ。イガラ・・・ケムカン・・・。」


改めて状況を確認して、彼女も治療が無意味だということがわかったんだろう。ミリーとやらも悔しそうに俯いている。理由はしらん。


「ソウ、治してあげられないの?」


「テト、残念だがどちらも既に亡くなっているようだ。死者を蘇生することは俺にはできないんだ。ごめんな。」


「・・・ううんなの。」


うぐぅ。テトにゃんまで落ち込んでしまった。えっと、どうすればいいのかな?まだモンスターの襲撃も全部終わったって保障はどこにないんだけど、のんびりしてていいのかな。


(カナデ、この状況どう思う?こんな混成部隊って普通有り得るの?)


《いいえ、マスター。通常はこのように多様な種が徒党を組むことはありません。例外としては魔物の大侵攻が最も有名です。》


(ラノベとかでいうところのスタンビートだっけ?けど、それだとこんな小規模じゃないよね?その前触れとか?)


《現時点では情報(データ)が不足しているためなんとも・・・。ただ、気になるのは弱った者を捕食するところですね。通常の魔物の大侵攻でしたら対象は人族に限られ、魔物はそれ以外に一切の興味を示さなくなります。》


(なんかそんな設定もあったっけ。この世界(ミロワールド)のスタンビートの設定はよく存じ上げないが、ラノベ知識は色々と役に立ったり立たなかったりだから心許ないな。)


《その点はカナデにお任せください。案内役ですから。》


久々の案内役業務にテンションが上がった様子のカナデさん。どことなくドヤってるような気もするが、頼もしいから良いとしよう。


「それよりそろそろ移動しないとな。これだけの血の匂いだ。関係ない魔物も寄ってくるかもしれん。」


「そ・・・そうよね。ぐすっ。な、泣いてたりしたら彼らを街まで連れてけないものね。」


「あぁ、モンスターの死体の処理はこちらで請け負うよ。それよりあの2人を呼び戻してくれないかな。特に、もう死んでるヤツに剣を突き立ててるヤツは早く帰らせた方がいいだろ。マジで」


見ると、鼻息荒い系男子は放送禁止用語を並べ立てながらゴブの死体を突いたり切ったりと大忙しのご様子だ。もし俺に鑑定スキルがあれば、【状態:錯乱】とかでるに違いない。

精神的に結構疲れたから今日はここまでにして帰りたいんだがけど、異世界モノならここからが本番ってことが多いしなぁ~などと縁起でもないことを考えていたら早速フラグを回収された。フラグ回収早すぎ乙。まだ声にも出してないよ・・・。

お読みいただきありがとうございます。

テトマクラ、私もほしいです!ちょっと幼いし痩せてるからあんまり抱き心地はよくないかもしれませんが、いまの季節は寒いのでぬくぬくできるだけでも重宝すると思うのです!

久々に戦闘シーンが続いてますが、拙いところは皆様の鍛え上げられた妄想力・・・もとい、想像力で補っていただけると幸いです。

わけわかんない!とか、ここは表現おかしくない?などありましたらお声かけいただけると嬉しいです。


次回予告。

鼻息荒い系男子、奮闘

フラグって立てなきゃ回収されないんじゃないの?

予想外です

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