ピクシー・ゴブリンは弱いはずなんですが、勝てる気がしません
台風22号が怖いです。
天気も気温も大荒れですが、皆様色々諸々お気をつけくださいませm(_ _)m
前回のあらすじ。
目覚めたのは婆さんの家
五月蠅い婆さん口も臭い
小さな希望、素材集め問題
冒険者証明板を門兵に見せ、街の外へ。
今日は初日に通った西側の門じゃなくて、東側の門。
西門より少し小さくて、人も少ない感じだったけど普通に通れた。
今日は嫌なヤツもいないし、ヨハンもいないから気楽だ。
門から出る時にいくらか注意を受けたが、どうやら俺の冒険者階位が低いかららしい。
どうせ最下位のFランクですよーっと。
ていうか、よくよく思い出してみると入門審査受けてないままだけど平気なのだろうか?
帰り入れないとか勘弁してほしいけど、ギルドカードあるからいいのかな?
カナデに確認してみてら、多分平気とのこと。
冒険者ギルドは売り上げの一部を税として納めていて、その売り上げを出しているのは冒険者。
だから、冒険者は間接的に納税している扱いで基本的な入門税も免除されたり、入門審査が甘くなったりするそうな。
「こっちとしては楽だからいいけど、結構ザルだなぁ。」
《はい、マスター。ですが、代わりにギルドカードにはある程度の追跡機能がありますので、有事の際には逃げ切れないことが多いようです。》
「えっ、そうなの?これってそんなにハイテクに見えないんだけど・・・。」
《はい、マスター。仕組みは単純ですので、ハイテクノロジーではありません。
行動記録も録れませんし、都度位置把握の為に手動操作が必要な仕様ですので、本当に有事の際にしか使われないようです。
それと、このことはギルドの機密になりますので、知らされているのは管理者クラスに限られます。》
「いまイヤなこと知ったな!俺みたいな下っ端が知ってていいような情報じゃないじゃん!
うっかり口から出ないようにしないと、要らないフラグを拾いそうでイヤなんですけど。」
不発弾を立ててしまった事を若干悔やむ。
カナデと雑談をしつ、踏み固められた道を進む。
小高くなっている丘を越えると、もう城門が見えない。
もし俺が独りきりなら少し寂しかったりもするだろうが、俺にはカナデがいる。
「取り敢えずこっち方面でいいんだよな?」
《はい、マスター。このまま道なりに進んでください。
ただし、街に近いからといって油断は禁物です。既に、魔物の生息域、ですので。》
「わかってるよ。一応ちゃんと警戒してるからだいじょーぶ!
カナデも何か見つけたら教えてね。」
《はい、マスター。》
人や馬車に踏み固められた道を進む。
辺りは草原が広がり、俺の他に人もいない。
左脚が不自由なままだからゆっくりしか進めないが、貰った杖を突きながら周囲を警戒する。
しばらく進むと、道から少し離れた所に大きく窪んだ岩があるのが見えた。
《マスター。あそこで1度休憩をとりましょう。》
「んむ~。あんまり進んでないけど、やっぱ疲れるなぁ。休憩賛成~。」
俺にはカナデがいるが、基本的に視野は独り分だ。
なので、こうした岩などで後方をカバーすることで警戒範囲を削り、休憩を取りやすくする必要がある。
手近な石に腰を落とし、干し肉と水を口に含む。
お昼にはまだ早いが、見張りの交代要員がいないから食事もいつ口にできるかわからない。
食べれるときに少しずつ食べよう。
「今日の目的地はあっちの森?」
《いいえ、マスター。確かに目標の薬草類はあの森の中ですが、今日はマスターの訓練に当てましょう。
現状のまま森に入っては自殺行為です。》
「それもそうか。森の中は障害物が多くて、見通しが悪いっていう鉄板情報があるしな。」
食事を終え、少し休んだ。ここからが本番だな!
「じゃあ、そろそろ始めるか。」
立ち上がり、意識を集中する。
「能力『気配知覚』、『魔力感知』発動。」
昨日の夜、SPを使って取得した能力、『気配知覚』。
効果範囲は身の回り程度と狭く、正直役に立つ気がしない最下級の能力だ。取得SPは3。
でも、『魔力感知』と併せて使うと効果を実感する。
『魔力感知』は一応15m近く索敵範囲がある。
でも魔力の有無と濃淡くらいしかわからない。
しかし、この『気配知覚』も同時に使うと、なんとなく感知してるモノの形とか動きがよりよくわかる・・・ような気がする。
あと、ちょっとだけ索敵範囲が広がった・・・ような気もする。
効果のほどは気のせいかもしれないが、周囲の警戒用の能力はいくつあっても困らないどころか、俺にとって必需品だ。
素早く動けない以上、早期発見、早期対処が望まれるのだ!
それぞれの熟練度上げのためにも使わないと損だしな。
「魔力の流れとかなんとなくの気配がわかるけど、範囲が狭いから草原じゃあんまり役に立ちそうにないな?」
《はい、マスター。ですが、森に入る前に慣れておく必要がありますので、訓練だと思って頑張ってください。》
「はーい。」
そうなのだ。この異世界転生はちょっと不便なのだ。
異世界転生物語の中では能力を覚えたら、すぐに使いこなせるお話しも沢山あったのに、ミロワールドではそれがない。
スキルは、能力を使う際のサポートみたいな感じしかない。
だから結局は自分で扱う。自分で操る。
そういうことらしい。
一応俺の場合は、能力を取得すれば知識とか情報は入ってくる。
カナデから教えてもらうこともできる。
でも、使ってみないと上手くならない。
上達するには練習、訓練。
そういうことらしい。
例えて言うなら、車の運転知識を詰め込んでも真っ当な運転ができないとか、自転車の乗り方知ってても練習しないと転ぶとかそんな感じだ。
うん、きっと伝わらないな。
なのに、あの時の俺はなんですぐに魔法を使って自爆したのか?
頭がちょっとhighなtensionになってしまっていたのだろうか?
異世界テンションは危険が危ないな。まったく。
ちなみに、今日の予定はこの辺で小さなモンスターをひと狩りする予定だ。
ひと狩り行こうぜ!と声を掛けても人は集まったりしない。虚しい。
そもそも街中でPT募集の大声を出したらきっと捕まる。
迷惑極まりないし、頭もちょっと危ないもの。
この周辺では、低階位の低レベルモンスターしかないらしいので、経験値やDP的にはおいしくない。
だが、「いまは、これが、精一杯(某怪盗風&花は出ないし国旗も出ない)。」なのだ!
「あんまり森に近づくと怖いから、草原を突っ切ってみるか。」
《はい、マスター。》
岩場から真っ直ぐ進んでみる。森を左手に見ながら外縁部よりもっと外をゆっくり進む。
あんよが痛いから、なるべく距離を歩かないで済むように心掛ける。
少し歩くと、周りに色々いることがわかってきた。
小さな虫みたいなのとか、それを捕食してるっぽい鳥のような何かとか。
「この大きさ、この動き方。んむ~。なぁ、カナデさん。」
《はい、マスター。》
「これは駆け出しが定番で狩ったりする、アレだよね?多分。」
《はい、マスター。》
ココにきて、やっと定番っぽい展開になってきた。
「ちなみに、アレは食べれるんだよね?売れたりもする系?」
《はい、マスター。メタリカーナのギルドでも買い取りをしてくれると思います。》
「おk。じゃあ、練習しながら色々試してみるかなー。」
スキルからもたらされる感覚を頼りに、目標に迫る。
一応心持ち姿勢を低くして進むと、目標との距離が少しずつ狭まっていく。
目標との距離は残り10mほど。
灌木越しに対象を肉眼で捉えた。
「あの辺の土が盛り上がってるのが巣かな?
キレイな白い毛並してるが、微妙に顔だちがミーアキャットっぽいな。」
《はい、マスター。習性は近いかもしれません。
<ミヌラビー>といって、地球のウサギに似た動物です。
巣穴からあまり離れずに、周囲への警戒心が強いことで有名です。》
「その割に、結構近くまで来れたな?」
《いいえ、マスター。既にこちらを警戒中のようです。
これ以上近付くと巣穴に潜ってしまうでしょう。》
「なら、ここから攻撃だな。」
瞬間に近づいて攻撃とかマジムリなので、当たり前ながら遠距離攻撃を行う。
だって私は(暫定)後衛職。もちろん弓とかじゃない、魔法でだ。
魔法はあの暴発事件以来初めてになるが、脳内訓練はばっちりだ。
「カナデ。ここから魔法で狙い撃ちにする。」
《はい、マスター。落ち着いて、ゆっくりやりましょう。》
コクッと頷く。目を瞑り、ハァーっと息を吐き整える。
「大丈夫だ。ちゃんとやれる。ちゃんと、わかってる。」
自分に言い聞かせ、何度も繰り返し練習した魔法を構築する。
「術式 冒険級火属性 実行」
呟く。
俺の足元に青白い魔法円が出現し、淡く光を放つ。
ミヌラビーの長い耳がピクピクっと忙しく動く。
後ろ足で立ち上がり、厳戒態勢に入ったようだ。
「火の精霊よ」
魔法円の上、俺の周囲で赤い小さな火がいくつも燃え始める。
「我が魔力を糧に、10の炎弾を成し、回り、廻りて、待機せよ。」
無数の小さな火が寄り集まって、次第に大きな炎になる。
そして、大きな炎が凝縮して10の炎弾ができあがる。
その炎弾が、俺の周囲をらせん軌道で飛び交う。
「床屋さんの前に置いてあるクルクル回ってるヤツみたいだな。」
《・・・マスター。集中を。》
怒られた。
確かに集中しないと危ないのに、不謹慎だったかもしれない。
再度集中して、
「対象は前方、ミヌラビーに設定。」
特に頭を狙いたい。ミヌラビーの頭を指差す。
「1(アイン)、2(ツヴァウ)、3(ドラー)。」
10の炎弾の内、1番~3番を指定。
指先に小さな魔法円が3つ円並列状態で構成される。
「我が敵を射ち穿て」
小さな3つの並列魔法円がゆっくりと回転を始め、青い光を放ち始める。
「炎弾 発射!!」
ヒュヒュヒュンッ
3つの炎弾が、それぞれ小さな魔法円をくぐりながら凄い速さで飛んでいく。
ウサギとは違う方へ。
「あ、あれ?」
ウサギを中心に、3時、9時、12時の方向へ飛んでいく。
さっぱ当たるようには思えない大暴投。
すぐにウサギを通り過ぎた。と思ったら、
キュキュキュンッ
3つの炎弾が全てムチャな角度で折れ曲がり、ウサギの頭に吸い込まれていく。
ボボボンッ
ウサギの頭が弾け飛んだ。
「・・・え?」
ウサギは、首辺りというか、頭が元々乗っていた所辺りからブシャッっと血を噴き上げてゆっくりと倒れ込んだ。
頭は・・・見当たらない。
「・・・え~っと?これ、成功・・・でいいんだよね?」
《はい、マスター。大成功です。
マスターがしっかり、丁寧に術式を練り上げたので魔力ロスも少なく、威力・速度・精度、どれをとっても及第点です。》
どうやらカナデさんの合格をもらえたらしい。
いや、俺には状況がよくわかんないんだけど、どうやら魔法は成功したらしい。
あっけないような、自覚も感覚も掴めない変な感覚だけが残った。
っと、あとミヌラビーの素材な!うん、アレもちゃんと残ってる。
全部が爆散したわけじゃない、セーフだ!なくなったのは、頭だけ!
よく分からないながらも、魔法を使った倦怠感と、達成感のようなものがゆっくりと現れてきた。
案外魔法って疲れるな。俺のMP低いからか?
そういえば、一応戦闘用魔法なわけだし、それなりの消費があるのかもしれない。
「結構魔法も楽じゃないな。」
《はい、マスター。マスターが使用した魔法は条件を明確にした分、必要魔力量はそれなりに高い出来になっていました。
ですが、ロスが少ない分、一般的な人族魔法職が使用する同階級の魔法より、消費魔力は少なく済んでいるでしょう。》
「そうなのか。これも慣れてかないとダメだな。
何回使えるかもよくわかんないし。」
今回はスキル補正と知識補正が凄まじかったような気がする。
俺の定義した魔法の内容が、すぐに魔法円として顕現したのも補正部分だもん。
ムダに知識だけはあるからその辺がわかってしまう。
どうやら俺の魔法は、教習官とナビゲーター、更にはサポートAI付きの超豪華仕様車だったらしい。
自転車で言えば、補助輪つけた状態で後ろをお父さんやらお母さんやらに支えられてる状態かな。
ドヤ顔で車のこととかを例に出した過去の自分が恥ずかしい。
いやんばかん。(テレテレ)
ただし俺の怪我の原因は、エアバックやシートベルトなど、安全確保の装備がないのが問題だっただけなのだ。違うか。
ここまで豪華素敵仕様なのに、暴走して何にも考えないで自滅した自分が悪いな。
うん、なんかごめんなさい。
反省しつつ、ウサギ=ミヌラビーの元へ向かう。
首から先がなく、まだちょっとドクドクと血が出てる。
正直モザイクが欲しい。
「グロいよ。」
《はい、マスター。慣れない内はツラいとの情報がありますので、暫くは耐えて下さい。
その内大丈夫になるハズです。》
何気に辛辣、カナデさん。容赦も情けも持ち合わせがないらしい。
半分くらい優しさを入れてくれてもいいんだよ?
「うぐぅ。キツいけど、血抜きしないと臭みとか凄いんだよな?
逆さまにしとけばいいかな、っと。」
ウサギの後ろ足を持ち上げる。
すると、更に大量の血が元首のあった辺りから流れ落ちる。
だばだばーって感じ。その量の多さに驚く。
「こんなにどこに入ってるんだよ。」
顔をしかめながら言うが、鉄っぽい臭いもキツくてツラい。
「木の枝に吊るしておくか。持ってるのも色々大変だし。」
片手で悪戦苦闘しながら木に吊るす。手頃なツタがあって助かった。
「ところでカナデさん。」
《はい、マスター。》
「この周辺って、雑魚しか出ないんだよね?」
《はい、マスター。》
「じゃあさ、この、小さな人のような変な反応って、何かな?」
《はい、マスター。この反応は<ゴブリン>種ですね。》
「そうだよね。こんな反応<ゴブリン>しかないよね?
でもさ、なんか3匹くらいいる感じがビンビンするんだけど。
ここってホントに雑魚エリアなの?
ゴブリンって、リアルに考えると結構ヤバげなキャラな気がするんだけども?」
よく異世界転生物語に登場するゴブリン。
彼らの特徴は簡単だ。
・背が低く痩せ型。
・醜い容姿に汚らしい恰好。
・凶暴で知性が低く、人を襲う。
・小さいクセして力が強い
・集団で行動する。
どれをとっても後衛職の俺には相性が悪い。
正直戦いたくない相手だ。詰め寄られると超困る。
《はい、マスター。この反応は<ゴブリン>種の中でも最弱の亜種、<ピクシー・ゴブリン>です。》
・・・・・・・・・。
「うををおおぉぉぃぃいっ!!いま絶対ダメなヤツ出たぞ?!
なんでゴブリンのクセしてピクシーとかつくんだよ!?
ピクシーは美幼女とか、妖精さん的な立ち位置だろ??!
なんでゴブなんだよ!ゴブの要素必要??
何枠なんだよ?!有り得なくない??!」
俺は憤り、烈火の如く怒った。それはもう、オコなのだ!
《・・・マスター。<ピクシー・ゴブリン>は力が弱く、体力もあまりありません。魔力も特殊なスキルもないです。
ですが、数が多く強かで、また手先が器用なので侮れません。
DPも経験値もあまり得られない上に素材価値もないため、冒険者からは忌み嫌われています。》
俺の憤りがスルーされた上に逆襲がきた・・・逆オコだ。
だが、確かにマズいかもしれない。
「てことは、現状感知に引っかかってるより数がいるかもしれないのか。正直戦いたくないな。
前衛もいない魔法職じゃ1番相性が・・・っっ!!」
《マスター!》
「おう!」
『魔力感知』と『気配知覚』の複合能力に後方上空から飛来する物体の反応があった。
多分、矢だ。刺さるとヤバい!きっと痛い!
即座に後ろを向き、矢を確認。
離れた所から山なりに放たれた矢は、俺へ向かって落ちてきている。
「よっと。」
バサッと身にまとった外套をはためかせ、矢を弾き落とす。
流石に革製の重い外套なだけあって、簡単に矢を弾いてくれた。
「分厚いマントは心強いなっ。」
《お見事です。マスター。》
「ここまで距離が空いてると、そんなに難しくはないって。
一応昨日『視覚強化』の能力も取ったし。
それより、俺の感知限界より外だったな、いまの。」
実は昨夜、SP10もする下級スキル『視覚強化』を取得しておいたのだ。ぶっちゃけ保身のためだけど。
前に遭った狼も、遠目に見たのに目で追うことができなかったくらいに早かった。
地球でも、目で追えない速度で進むものは結構多かった。
見えないものには対処できない。見えないことが恐ろしくて取っちゃった。
でも案外使い勝手はよく、基本的に常時発動だ。
後悔はしてない。きっと無駄使いじゃないハズだ!
遠くは見えるし、動体視力もよくなってる。
多分、多少の暗闇でも平気になってるっぽいけど、そこら辺は要検証だ。
《はい、マスター。矢の軌道から計算すると、だいたい40~50m程離れた所からの矢のようです。》
「かなりまずい。俺の感知にかかるのが3匹と、弓持ったヤツが最低1匹。
しかも小柄で素早いんだろ?森から離れた所にいるのにさ、ちょろぉーっとキツくない?」
《はい、マスター。本来<ピクシー・ゴブリン>は森を出ませんから、これは異常事態ですね。
マスターの引きの強さは本物のようです。》
「ぜんっぜん嬉しくないんですけど!引きの強さなら美少女とか、お姉さんとか、絶対そっちの方がいいでしょ?!
狼といい、ゴブといい、なんで俺にはモンスターばっかなんだよ。
こんなの続いてたらあんま長く保たないよ、異世界生活・・・。」
取り敢えず近場にいるゴブリンA~Cがまずい。
速攻でコイツらを倒さないと、襲い掛かられると対処しきない!
いまはこっちの様子を伺ってるのか、まとまってゴブゴブ言ってる。
貴重な思案タイムだが、長くはないだろう。
「不利なのは仕方ない。こうなったらもう、とことんやってやるっつーのっ!」
気合いを入れ直し、俺は左手をゴブに向けた。
お読みいただきありがとうございます。
街から出たら速攻絡まれる想君。
案外魔法が強かったけど、果たして多数のゴブリン相手に生き残れるのでしょうか?
のん気にしてますが、実は正念場でかなりのピンチだったりします。
頑張れ想君!
敗けたら君は、ゴブの餌!
次回予告。
ゴブが好きな人、ごめんなさい。
俺はゴブと仲良くなれないみたいだ。




