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不思議な鏡

気が向いたら追記していきます。一段落したら次の話へ。



(17/09/10)追記

(17/09/11)追記

 桜が咲き、空気が少しずつ暖かくなる始まりの季節。そして、出会いと別れの季節。

今日はこの辺りの学校で少し遅めの入学式があったらしく、まだ汚れの一つもついていない学生服を着た初々しい学生達が駅の中へと歩いていく。

ある学生は友人と話しながら、またある学生はぎこちない様子で隣の学生との会話を弾ませようとしていた。

駅前のファミレスは、家族連れでごった返していた。入学式の帰りに外食、といったところだろう。

ざあ、とまだ冷たい風が吹き、髪がふわりと撫でられる。駅の前で迎えを待つ青年が一人。

僕の名は牧航太。今年高校を卒業した、18歳の無職である。


「……うう、寒い」

僕は数週間前に卒業式を終え、今日からは故郷で暮らす予定であった。

大学受験に落ち、就職先も見つからないまま卒業し、学生寮に居られるわけも無く、当面の生活を維持する為に実家へ帰ることにしたのだ。


駅前にいた学生服の一団がぞろぞろと駅に吸い込まれていった少し後、遠くから聞き覚えのある声がした。

「おーい!」

母さんが、こちらを向いて手を振っている。僕は足元に積んでいたボストンバッグを持ち上げ、スーツケースを引き歩いて行く。


「久しぶりだね、1年くらいぶり?」

いつもと変わらない、見慣れた笑顔で母は僕に声をかける。

「去年も春に一回帰ってきたから、ちょうどそのくらい」

「うんうん。さて、どうする? ご飯食べる?」

母は、すぐ横に建っている定食屋を親指で指し、僕に提案した。僕はそれに、首を横に振って答える。

「……久しぶりに、母さんのご飯が食べたいな」

その答えを聞き、母は少し頬を染めて顔をほころばせた。僕は、母を喜ばせたいと思ったのもあるけれど、寮にいた頃にファミレスの料理なんかは食べ飽きるほど食べたのもあって、純粋にお袋の味を楽しみたいと思っていた。

「っっ、じゃあお母さんは買い物して帰るからね! 帰り道覚えてる? それともついてくる?」

「荷物あるし、先に帰ってるよ」

「そ、わかった。ほしいものは?」

「アイスが欲しいな。何買うかは母さんのセンスに任せるよ」

「はい、任されましたっ」

僕はガタガタと音を立て、荷物を運ぶ。母は僕とは逆の方向へと歩き出し、駅前の小さなスーパーへと入っていった。

「……帰ろう」

歩く速度を少し上げる。今は、少しでも早く家に帰りたかった。



駅のある、この町の中心を出て少しすると、長く長く続く道路が見えてくる。

それを真っ直ぐに、田圃や畑が発する土と水の匂いの中を20分程歩くと、一軒の家が見えてくる。それが僕の実家だ。


「ふう……よいしょ、っと」

子供の頃から何も変わらない、母が綺麗に保ってくれている僕の部屋で、荷物を降ろして一息つく。

窓を開けてごろりと横になり、風の音を聞きながら考える。

「これから、どうしようか……」

ごろごろと転がりながら、携帯を弄る。

受験で落ちてからの数日はこうして暇を潰していた。

アルバイトもしていたが、高校卒業を期に辞めた。

高校時代の彼女は東京の大学に入るらしく、お互いの幸せの為にと別れた。

勉強する気も無いし、暫くは働きたくもない。


――――今の僕には、何も残ってない。


そういえば、と一つ思い出した。

小学生の時に蒸発した父が、その数日前にくれた小箱。今は確か机の鍵付きの引き出しに仕舞い込んであるはずだ。

「今、どこで何してんだろうな……」

父は、やりたい事が無くなったらこれを開けなさい、と僕に手渡してくれた。多分、あの箱を開けるのは今じゃないか、と重い身体を持ち上げて引き出しの奥を漁り始める。

大きさが引き出しの上面すれすれだったせいか少し擦り切れているが、当時のままの小箱が出てきた。

「ん、よっと」

ぱこっ、と小さな音を立てて蓋が開いた。中に入っていたのは――――

「……鍵?」

小さな、アンティーク調の鍵と、手書きのメモだった。

鍵は金属で出来ていて、ずしりと重たい。手に持つとチャリンと鳴った。

メモには、この鍵を使って開けるのであろう扉の場所が書いてあった。それは父の部屋の奥にあった、子供の頃には中を見たことが無い、通称開かずの扉。

「何が言いたかったんだろ、父さん……」

一先ず、鍵を片手に部屋を出る。


父の部屋に入り、例の扉を探す。母が毎日この部屋を掃除して埃を払っているおかげか、僕の思い出と全く同じ部屋がそこにはあった。

そうだ、と父の部屋に入って思い出した。

どうしてこの家に、現代の建築様式の家に似つかわしくない木製の扉が、しかも家の中にあるのだろうと父に聞いたことがあった。

その時は、「大人になったら教えてあげよう」とはぐらかされていた事も思い出し、ふふっと笑った。


父の部屋と母の部屋の間の、謎の空間。そこへ繋がる扉は、スライド式の本棚を横に移動させた、その裏側にあった。

僕の手の鍵とその扉の鍵穴は、ぴったりと一致する。徐ろに鍵を差し、恐る恐る回すと、がちゃりと音がして扉がゆっくりと開き始めた。


どうやら、中は倉庫のようだ。父の思い出の品でも入れていたのだろうか。

僕は中に入り一つ一つ手にとって物色する。両親のアルバム、僕の工作、母の物であろう振り袖、中世風の剣、木製の樽、バケツ……、


……剣?

その場、いや、この時代には存在しないはずの物がちらほらと部屋の中に置かれている事に僕は気付いた。

部屋の中央に立って周りを見るだけでも、タペストリー、金属の盾、木製の食器、皮製の本、まるでゲームか漫画の世界から持ってきたような品々が、そこにはあった。

僕は怪しみつつ部屋の物色を続ける。と、布を被せられた大きな板を見つけた。僕の背より少し高く、やたら重い。

倒さないように注意しつつ被せられた布を引くと、中から現れたのは大きな鏡だった。

枠の素材は何だろう、木に金属の装飾が取り付けられ、所々に石が埋め込まれている。それにしてもどうしてこんな所に鏡が、と指で表面に触れると、


ずぶり、と僕の指が鏡に突き刺さった。


刺さった、と言うよりは鏡の向こう側に突き抜けたような、そんな感触だった。思わず手を引き、一歩下がる。

「な、なんだ?」

指を抜いた部分を中心に、鏡の表面が波打っていた。

一体何なんだろう、これは。


「……」

ふと、興味が湧く。

右手の指をそっと挿し、ゆっくりとそのまま手、手首、腕をめり込ませていく。

まるで薄い水の膜を通り抜けるような、そんな感触だった。手の先は少し冷えていて、その感触を僕は頭の中にインプットされている知識の全てを使い、ここではないどこかへ繋がっているような、と表現した。

左の手も、ゆっくりと鏡の中へ挿し込む。そのまま、胸、足、顔まで……ずぶり、ずぶりと。


*****


全身が鏡の中に入った後、左右を見て今自分の身体がある場所を確認する。ゆっくりと手を握り込み、足を動かし、首をひねる。全身がまだ繋がっている事を確認する。

暗い、何も見えない暗闇の中に僕は立っている。空気はあの部屋よりは少し冷たく、しかし寒さは感じない。徐ろに指を舐め、ぴんと立てる。どうやら風は流れていないようだ。

しゃがみ込み、床を撫でる。表面がすべすべとした、石のようだ。

僕は、すっと立ち上がり真後ろに一歩進んだ。


*****


たぷ、とぷん、という音を立てて鏡が揺れた。

今僕が立っているのは、さっきまで物色していた倉庫の中。

どうやらこの鏡を使って、『どこか』に行っている、という事はわかった。僕は部屋の中に明かりの類が無いかどうかを確認する。

木製の道具箱のようなものの蓋を開け、中を確認すると、電池式のランタンのようなものが出てきた。スイッチを入れ、点く事を確かめる。

ちかちかと光が瞬き、ぼんやりとした黄色い光で辺りを照らす。よし、良さそうだ。

スイッチを入れたランタンを持って、僕は鏡の中へ再び足を踏み入れる。


***


僕がそこで見た光景は、およそ見たことの無いものだった。

木の棚が壁を埋め、床から天井までを平らな石が埋め尽くしていて、所々にカビが生えている。石のレンガで出来たワインの貯蔵庫というものが存在するなら、こんな感じなのだろう。ここには何も貯蔵されていないようだけれど。

一歩ずつ、踏みしめるように歩いていく。まずはここが何なのかを確認しなければ。


そして、外に出るのであろう扉を見つけ、手を触れようとした時だった。

がちゃりと、向こうからその扉が開かれる。


「……」


火と油を使うタイプのランタンのようなものを手に持ち、茶色いエプロンと質素な服を着た、茶髪の少女がそこにいた。

目と鼻の先、数歩。僕が驚きと動揺で硬直している中、少女は言葉を発した。


「ア……クィ、エスティス?」


聞いたことのない言葉だった。


「え、えっと……?」

「エス、ホームォ?」


僕は、自分が言葉を理解出来ない事を身振り手振りでなんとかして伝えようとする。

(ええと……わたし、言葉、わからない)

少女は、僕に訝しげな目を向け、自らの片耳に手を当ててぶつぶつと何かを喋る。

すると、耳に当てた手の周りがぼんやりと青く光り、それはすぐに消えた。


「ィテールム!」

彼女は、指を1本立てて手をこちらに向け、その指を喉に当てる。

「もう一回ってことかな……私、言葉、わからない」

言葉を言い終わる前に、その少女はさっきと同じように、今度は首へ手を当てて何かをぶつぶつと喋った。また手の周りが青く光り、すっと消える。


「……ア、ことば、わかる?」

彼女の口から、日本語が発せられた。

僕は、二度三度と首を縦に振った。恐らく彼女は何か謎の行動をし、こちらの言葉を聞き取って、更に僕の使っている言葉、日本語を話せるようにしたのだ。

「よかった、何か怪物が出てきたのかと思ってびっくりしちゃった」

少し気を抜き、はぁと一息ついて「こっちにおいで」と扉の向こうへ手招く。


僕は、扉を閉め、彼女に誘導されるままに歩いていった。


暗い一本道をずんずんと進んでいく。


正直、動揺していないかと言われたらしてると答える。

今まで普通に生きてきた僕は、こんな――――別の場所に繋がっている鏡の話なんて聞いたことも、ましてや現実にあるものだとも思ってなかった。

けれど、実際に今僕は体験してしまっている。

そりゃあ怖い、全部忘れて家に帰ってしまいたい程だ。けれど……帰ったところで何をするでもない、それならいっそ今のこの状況を楽しんでしまえばいい。

何より、僕の、朗らかで人の良い父親の形見が僕を悪い方へ導くとは到底思えなかった。


彼女は、僕に質問をする。

「キミ、なんて名前?」

「まき、……牧航太」

彼女は歩く速度を落とさず、ちらりと僕の方を見て首をかしげる。

「マキコータ? 変わった名前だね」

「違う違う。 僕の名前は航太」

僕は、間違って伝わっていた情報を訂正した。

「うん、コータね、わかった。 私はティオって言うんだ」

「うん」

彼女の質問は続く。

「コータは、どうしてあの部屋にいたの?」

「どうして、と言われても……僕にもよくわからない」

「わからない?」


僕は、父親の部屋にあった倉庫の鏡がここに繋がっていたという事を説明した。


「へええ……まあそんな事もあるよね」

「へぇって、驚かないの?」

想像したものとは違う返答が返ってきた僕は、少し驚いた。

「まあ、別の場所に転移する道具なんて珍しくもないからね」

「えっ?」

「……?」

珍しくもない?

何を言っているんだろう。

「なんか話がかみ合わない気がする……言葉も通じないし、キミ本当に人間?」

ティオは、目を細めてじっとこちらを見ている。頭の上から足の先まで、僕はじろじろと見られている。

「角も無い、爪も普通……よく見ると変な恰好。もしかして異国の人?」

もしかしたら、そうかもしれない。と僕は返した。

ふうん、と納得がいかないような顔をしながら、ティオは道を更に歩き続ける。


「長いね、この道」

「まあね、私があの扉に着くまで結構かかったからね」

気になっていた事を、質問しよう。

「そういえば、ティオさんはどうしてここにいるの?」

「ティオ、でいいよ。 どうしてだと思う?」

「ティオ……うん。 どうしてだろう……お母さんの遺言、とか」

僕は、自分の境遇を顧みて一番に思いついた事を口にした。

「正解」

「正解なんだ……」

まずい事を言ったかもしれない、とはっと口を押さえる。

「ごめん」

「気にする事はないよ。もう結構前の事だし、私もそんな歳じゃない」

「……うん」


ティオは、ランタンの窓を開けて、ふっと消した。

すると、道の奥の方から明るい光が差しているのが見えた。

「ほら、出口だよ」

ティオに手を引かれ、少し早歩きでその光の下へ向かった。


出口を出た僕が目にした光景は、

木で出来た床、木で出来た壁。塗装もされてないテーブルが並び、

木の棚が並び、その中にはガラス製と思しきビンが並ぶ光景。

僕が出てきたのは、恐らく「カウンター」の裏にある扉からだ。


そこは、僕が漫画やゲームで目にした『酒場』とよく似た光景だった。


「ここは……?」

「私の店だよ」

ティオは、誇らしげに笑う。

「と、言っても……まだ私の店になってから一度も開けてないんだけどね」

入口らしい、西部劇で見たことのある前後に動く扉には一枚の板が打たれていて、表面にはにょろにょろとした線で何かが描かれている。

「元々は父さんと母さんの店だったんだけどね、ちょっと前に二人とも死んじゃって。ここで働いてた人もいなくなっちゃって」

ティオは、ゆっくり歩きながら寂しそうにテーブルを撫でる。

「で、困ったことがあったら裏の扉を開けなさいって父さんが言ってた事を思い出して」

ティオはおもむろに懐の中を探り始め、一本の鍵を取り出した。

「この鍵をくれたの、父さんが」

僕はそれに似た鍵を見たことがあった。同じようにポケットの中を探り、父の部屋の奥の扉を開けた鍵を取り出した。

「これに、似てるね」

「えっ!? あれ、どうして?」

「僕にもわからない。けれど、僕も父さんから『やりたい事が無くなったら』ってこの鍵を貰ったんだ」

「どういう事……?」

ティオは頭の上に?を浮かべてうんうんと唸っている。


僕は、有りえないと思いつつも一つの可能性を浮かべた。

「ティオ。 ティオの父さんの写真はある?」

「シャシン? なにそれ」

「……えーと、父さんの見た目がわかる何かはある?」

「あ、昔描いてもらった絵ならあるよ!」

ティオは、僕の斜め後ろを真っ直ぐに指さし、一枚の絵画を指定した。

そこに描かれた、小さな女の子を連れて微笑む男性は、


僕の父によく似ていた。


驚きの連続だ。今まで普通に生きてきた僕には到底理解出来ない事案が次から次へと押し寄せてくる。

どうして?

何故父は自分の倉庫に色々な道具を持っていて、何故その中にある鏡がわけのわからない場所に繋がっていて、その先にいた女の子の父親が酒場を経営していて、それが僕の父に似ている。

ファンタジー小説でもないと有り得ないような設定だ。

どうしてだろう。どうして僕はこんな事になってるんだろう。


はぁあ、と長い溜息をつきながら近くに置いてあった椅子に腰かける。

「えっ、何どうしたの?」

ティオは何も知らないような顔で話しかけてくる。

「何かショックな事でもあったの?」

肩をぽんぽんと叩いて、次に頭をそっと撫でる。僕の父が、僕をあやす時にしていた動作とうり二つだった。

僕は一つの確信を持って、それを行動に移す。

「この人がティオの父親で間違いないんだね?」

「……? うん、そうだけど」

すっくと立ち上がり、ティオの手を引いて早足で、先程歩いてきた道を逆戻りする。

「えっ、え、何、本当にどうしたの!?」

ティオはぐいと手を引いて抵抗するが、僕はそれを無視して歩く。

「もしかしたら、もしかするかもしれない」

「だから、何がよ!」

パシン、と手を振り払われ、その勢いで振り向いた僕は、じろりとこちらを睨むティオと目が合った。

僕は、思っていたことを、可能性の一つを口にする。

「君は、僕の妹かもしれない」



場の空気が凍る、というのは、ちょうど今のこの状態の事を言うのだろう。

ティオは、こいつ、何を言ってるんだ?とでも言いたげな顔でじっと僕の顔を見つめている。

そりゃそうだろう、僕も逆の立場だったらそう思っていた。

だからこそ、確認したい事があった。

「もしかしたら、の話だから……だから、君を連れて帰って確かめたい」

「いや、連れて帰るって……どこへ?」

再びティオの手を掴み、今度は振り払われないように強く握り、また僕は歩き出した。

「鏡の向こうへ、だ!」


*****


鏡は元あった位置から動かされてはいなかったので、わりかしすんなりと帰ってくる事が出来た。

あの鏡の膜を通る感触はどうも肌に合わない。手を繋いだまま連れてきてしまったティオも、それを味わっているようだ。

部屋の中は暗い。僕が鏡の向こうへ行った時のままだ。

時計を確認すると、僕が部屋に入ってから一時間程度経過している。鏡の向こうとこちらでは時間の進みは変わらないというわけか。

「う……クィス、エストィステ、ロカス?」

……成程、ティオが使っていた何かは鏡を通る時に削ぎ落とされてしまったようだ。

「言葉が通じなくなってるよ」

そう僕が声をかけると、それに気付いたティオは再び初対面の時と同じ動作を取る。

しかし、手は光らなかった。

「あれ?」

おかしいと思っているのは、どうやら僕だけではなさそうだ。

ティオがそこで立っている事を確認しつつ、例の扉を開け父の部屋へ戻った僕は、一枚くらいは保管してあるだろう父の写真を求めて本棚を漁り始める。

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