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柚風呂の湧く町で  作者: ゆずゆ
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毛玉宣言

勢いで書いてます。

毛玉たちと一緒にもふもふしていただければ幸いです。

 この世には大きく分けて4つの生物がいる。

 1つは「この世の主役は俺らだ」と勘違いしてのんきに暮らしている人間。1つは涼しい顔をして悠々と風に吹かれている草木。1つはありとあらゆる理由で嫌われ、ことごとく踏みつぶされる虫けら。残る一つは、毛玉の如くもふもふしながら生きる、我々獣である。

 私は、数ある獣たちの中でも、化け術に長けている狸として、この世に生を受けた。全くもって誇らしいことである。狸万歳。

 しかしながら誠に万歳な狸よりも誠の誠の誠に万歳な獣がいた。その名も狐である。狐は他のどの毛玉よりもえらく、すごいのである。狸は狐のしもべ的な毛玉的なもふもふであり、どんな生意気な毛玉であろうとも、万歳な狐を前にすると、うんともすんともひんともへんとも言えない。とにかくえらいのである。

 しかし私は、母より授かったお天道様より遥かに大きい肝っ玉をふんだんに使い、万歳な狐を見返してやろうと思った。

 これは、そんな私の阿保なお話である。

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