買い物で、どぎまぎ
9話目ぇ♪
向かった先は、駅に隣接されているショッピングモール。その一角に在る専門店の前にボク等は居た。
「…」
「…このお店…」
「ほぅほぅ♪」
行き着いた店は女性用下着の専門店。所謂、「ランジェリーショップ」と言うヤツだ。
「…ここ?」
「あぁ。」
「…何で?」
「必要だろ?これから。」
「いや、今までのでもいいんじゃ…」
そう、言いかけたときミーコちゃんが、
「それはダメだよ、はづちー。女の子なんだから、ちゃんと女の子用のキチンとしたのを身に付けなきゃ。」
「そ、そうなの?」
「そうよぉ。でないと、その立派なおっぱいの形が崩れちゃうよ〜♪」
そ、そう言うものなのか?
「じゃあ、此処はミーコに任せた。俺は向こうのサ店に居るから、終わったら来てくれ。」
そう言って、夏月はさっさと向かいの店に入っていった。
「あっ…」
「それじゃ、行こうか♪はづちー♪」
「…愉しそうだね…ミーコちゃん…」
「うふふ〜♪はづちーには、どんなのが似合うかな〜♪楽しみぃ〜♪」
ミーコちゃんは『アレがカワイイ』『コレがカワイイ』『こんなのも良く似合う。』と、ボクを半ば着せ替え人形の様にして時には、『これは、違う…』『やっぱり、コッチよねぇ。』
とか言いながら、色々選んでくれた。 やっとの事で買い物を済ませ、夏月と合流する頃には、既に日は完全に落ちていた。
「もぅこんな時間だ…。」
「本当だ。結構、時間が掛かったね。」
「そうねぇ。でも、お陰で愉しかったなぁ♪」
「ミーコ、まだ大丈夫か?良かったら、ウチで夕飯食っていかないか?
今日の礼に。」
「いやいや。そんなのわるいよぉ。」
「遠慮しなくていいよ。ボクも、今日のお礼がしたいし。実際、ミーコちゃんが居てくれて助かったしね。」
「あぁ。正直、俺と兄貴だけじゃ、あの店には入れなかったからな。勿論、買い物なんてムリ。だから、ミーコには感謝してる。」
「そぉ?…じゃあ、お言葉にあまえて♪」
「うん。決まり。」
「何かリクエスト有るか?有れば言ってくれ。」
「ありがとー♪
あ、その前に家に連絡いれとかなきゃ。」
そう言いながら、彼女はケータイで連絡を入れた。
『あ、マミィ?あたし。ミーコ。今日は、はづちー達が夕飯、ご馳走してくれるから、帰りが遅くなるよー♪』
電話をしている彼女を見ながら、ボクは、
「普段が普段だから、忘れがちだけど…
ミーコちゃんってハーフなんだよね。」
「あぁ。とてもアメリカ人の血が入ってる様には見えんがなぁ…」
その後、食材を調達し、3人で帰路についた。
拙い文章にお付き合い下さって誠にありがとうございます。
次で、10話目ですよ…
早いですね〜。こらからもよろしくお願いします。




