校舎裏でションボリ?
18話目です〜。結構、続いてますなぁ〜。
放課後、校舎裏で彼『緑谷』君を待つ。
「少し早かったかな…?」
そう言って、彼を待つ間に心の準備をしておく。
(どう言えば傷つけないように断れるかな…。いや…。断るんだから、どうしたって傷つける事になるよね…。)
「…上手い言葉が見つからない…。」
「センパーイっ!」
「あっ…。来ちゃった……。」
まだ覚悟が決まっていないのに、彼が来てしまった…。
「先輩、来てくれてありがとうございます。」
「う…うん…」
「お返事を…聞かせてもらって良いですか…?」
ほんの少しの沈黙の後、覚悟を決める様に深呼吸をし
「ごめんなさい…。ボクには…」
「やっぱり…。」
「えっ!?」
「薄々は気付いていたんです…。お二人の様子からそうじゃないかと…。何時も一緒に登校していますしね…。」
「ごめんね…。」
「いえ…。良いんです。元々、勝ち目の薄い勝負でしたから。自分はあんなに男らしくありませんし…。」
「えっ???男らしくない???ちょっと待って?緑谷君、誰の事言ってるの??」
葉月の『??』顔に緑谷は
「えっ?何時も先輩と一緒に居る、あの、えーと…そう!『かづ』って呼ばれてる人…」
「ちっがーう!」
「せっ、先輩!?」
「アレは、『かづ』は弟!アレはボクの双子の弟なの!」
「アレ、アレ言うな!」
「うひゃぅっ!?か、かづ!?何でここに?」
「ちょと…な。様子見に来たと言うか…なんていうか…」
「……覗いてたな……?」
「っ!……すまん……」
「ミーコちゃん!」
そう言うと、ガサッと言う音と共にミーコもバツが悪そうな顔で出て来た。
「……ごめんなさい……」
「…ふぅ…。全く、覗いてるなんて悪趣味だよ。」
「「…すみませんでした…」」
「ごめんね?緑谷君。なんか変な事になって…。」
「い、いえ。自分は…、大丈夫です。」
「改めて紹介するね。弟の夏月と、ボクの…彼女のミーコちゃん。」
「そう…なんですか…。どうやら…自分は…入れ込めそうに無いですね…。いや…失礼しましたっ!自分はコレでっ!」
まるで自分自身に言い聞かせる様に言い、彼は走って行った…。
拙い文章にお付き合い下さって、誠にありがとう御座います。
久しぶりの更新でした。お待たせしてしまって、申し訳ない〜。




