思い出でも、メロメロ
12話目ですよ〜。今回はヒロイン?視点でお送りします。
ではでは〜。
「此処まで来れば、後は大通りだから、大丈夫♪」
「そっか。分かった。じゃ、また明日な。お休み。」
「うん。また明日ー。お休みー。」
……バイバイ……あたしの……片想い……
今日、私は失恋した…
実に1年と2ヶ月の片想いに…。
彼は、私の片想いに気付く事なく男の子から、女の子になってしまった…
最初に彼を見たのは、入学式の時だった。一目惚れだった。それはもう、マンガや恋愛小説に出てくる程の、お約束的な一目惚れだった。
この学校を受験したのは私1人で、他に知人が居なかったので不安は有った。
しかし、彼を見た瞬間そんな不安が吹き飛んだ。 それほどまでのインパクトが私の中では有ったのだ。
そして彼と同じクラスになれた事は、[最早運命!?]と思いながら、一番最初の自己紹介を聞いて私は違和感を覚えた。
あれっ?最初に見たときと雰囲気が違う?
もっと、優しそうなオーラだったのに…?
自己紹介が終わり、休み時間になったので然り気無く確認しようと思っていたら、彼と同じ顔の人が、
『夏月〜』と、呼んでいたので少し驚いたが、直ぐに理解した。
あぁ、双子かぁ!
そうだ!あの雰囲気だ!あの優しそうなオーラだ! そして、『夏月くん』は、
「どうした?兄貴?」
彼が『夏月君』と二言三言話し終えたとき
私は、努めて然り気無く
「葵君って、双子なの?」と、確認した。
すると、
「ん?あぁ、えーと、西ノ区さん…だっけ?」
「あたしの事はミーコでいいよ〜。」
「そぅ?じゃあ、ミーコ…ちゃん?
そ。こっちは、兄貴の葉月。」
「初めまして。宜しく西ノ区さん。」
「ミーコでいいよ〜。あたしもキミの事、はづちーって呼ぶからぁ〜♪」
「は、はづちー?」
「うん♪」
「お、お手柔らかに…。」
気になってた彼の名前をゲットした瞬間だった♪
そして…長きにわたる片想いの始まりだった…。
拙い文章にお付き合い下さって誠にありがとうございます。
今回は視点を変えてみましたが、如何だったでしょうか?
では、また次回〜。




