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事故を呼ぶ、白い蝶の群れ

・あらすじ

 真紀が通う学校で、連続事故未遂が起こった。

車が誤って校門から校内に入り込みそうになったのだ。

運転手たちは揃って、路面標示に従っただけだと言う。

これは事故を起こそうとする幻の路面標示の呪いではないか。

そんな噂の真相を究明するため、真紀と細田が立ち上がった。

事故は偶然か、それとも必然か。事故現場には白い蝶が飛んでいた。


 最近、ある学校で自動車やバイクによる事故未遂が多発している。

その学校は、校門の前に車道が通っているのだが、

校門に向けて車やバイクが何故か入ってこようとする、

事故未遂が何度も起きている。

事故未遂を起こした自動車やバイクのドライバー曰く、

道路に書かれている、道路交通上の指示表示である路面標示が、

学校の校門に向けて曲がるように書かれていた、というのだ。

もちろん、そんな路面標示は実際には書かれていない。

他に異変があったといえば、事故の直前、

ドライバー達は、白い蝶の群れを見たという。

幻の路面標示。

警察も学校の先生達も、原因がわからず、

この現象をそう呼ぶようになった。


 件の事故未遂が多発している学校の教室。

この学校の女子生徒である高山たかやま真紀まきが、

放課後なのにまだ教室に残っていた。

そして、真紀が懐いている先生である、

細田ほそだゆずるの腕を捕まえていた。

「先生、幻の路面標示の事件について、もっと教えてくださいよ~!」

真紀は駄々っ子のように細田にしがみついている。

真紀は好奇心が強く、怪談や謎の類に目がない。

当然、今話題の幻の路面標示についても耳にして、

こうして放課後に学校に残っていた細田を捕まえて聞き出そうとしていた。

細田は困ったように眉尻を下げた。

「そうは言われてもね。

 私達教職員にも、事故の原因はわかっていないんだよ。

 わかっている事といえば、どれも事故になる前に未遂で済んでいること。

 それと、事故現場で白い蝶が目撃された事くらいだよ。」

「あっ、事故って言っても未遂なんですね。」

「そうだよ。学校の校門の前で幻の路面標示を見たドライバーは、

 いずれも校門にぶつかる前にブレーキをかけて止まっている。」

「どうしてですか?」

「それがね、学校に向けて曲がろうとすると、

 急に目の前が真っ白になるらしいんだ。

 どうやら白い蝶の群れのようでね、

 みんなそれに驚いてブレーキをかけるんだ。

 結果として事故は未然に防がれているっていうわけさ。」

「へえ~、まるで交通安全の守り神みたい。」

真紀のそんな言葉に、しかし細田は神妙な顔をしている。

だから真紀は、意外そうな表情でそんな細田に尋ねた。

「先生は、白い蝶が事故を防いでくれたとは思わないんですか?」

「・・・ふむ。何ね。ちょっと気になりはしないかい?」

「白い蝶がですか?」

「そうだ。事故現場では必ず目撃されている。ということは・・・」

「逆に事故に関係している?」

「かもしれない。と、私は考えている。」

「だったら細田先生、ちょっと事故現場を見に行きませんか?」

「えっ?今からかい?私はまだ仕事が残ってるんだが・・・」

「まあまあ、いいじゃありませんか!

 このままじゃ、あたしも細田先生も気になって気持ち悪いでしょ?

 すっきりするためにも、思い立ったらすぐに調べてみましょうよ。」

そうして真紀は、細田を引きずるようにして、教室から連れ出した。

誰もいなくなった教室には、カラスの鳴き声と夕日が差し込んでいた。


 真紀と細田は連れ立って、事故現場である学校の校門の前に来た。

校門の前の道路は、既に警察の捜査などは終わっている。

今は学校の用務員らしき男が一人、道路の路面を掃除していた。

「用務員さんって、学校の前の道路まで掃除するんですね。」

真紀が声をかけると、男は驚いて真紀の方を見た。

「えっ、ええ・・・まぁ。

 学校の一部みたいなものですから・・・。」

男はそう答えると、作業が終わったのか、そそくさとその場を後にした。

「・・・あたしたち、お邪魔だったかな?」

「私には掃除が必要なほど道路が汚れているようには見えないけどねぇ。

 ちょうど、掃除が終わったところなんじゃないのかい?」

真紀と細田は顔を見合わせて、首を傾げた。

早速、事故現場である学校前の道路を確認する。

看板タイプの道路標識はともかく、

地面に書かれる路面標示は、特に何も書かれてはいない。

どこにでもある普通の道路と変わらないように見える。

「特に異常は見当たりませんね。」

「警察が調べた後だからね。」

「ところで気になってたんですけど、白い蝶の話はどこからきたんですか?」

「ああ、事故の時に目撃された白い蝶の話かい?

 あれはね、この辺りには自然が比較的多くて、蝶や虫が多いんだよ。

 それで、事故の時に気になったんじゃないか、と言われている。

 視界を遮られたりとかね。」

「なるほど。そう言えば蝶とか蜂とか多いですもんね、この辺。」

「そうそう。

 警察なんかは、偶然飛んできた蝶の群れが邪魔になったのが、

 事故の原因かもって言ってる。」

「でも、それだと変じゃありません?」

「・・・ほぅ、高山君もそう思ったか。

 何が変だと思ったか、聞かせてくれるかい?」

細田に促されて、真紀は背筋をビシッと伸ばした。

「は、はい!

 もしも、蝶の群れが視界を奪ったことが事故の原因なら、

 事故の前に間違った路面標示を見たって、

 ドライバーの証言の理由が説明できません。

 蝶の群れはあくまで視界を奪った事の理由でしか無くて、

 事故の原因はもっと前に見えた、幻の路面標示だからです。」

真紀の答えに、細田も微笑んで答えた。

「そう、その通り。

 この事故は、誤った路面標示、いわゆる幻の路面標示が原因。

 白い蝶の群れが視界を奪ったのは、事故が起こる直前の事。

 だから事故の理由にはなり得ない。

 ただし、何らかの関係は疑われる。」

「う~ん。白い蝶のことは今は調べようがないし、

 これじゃあ手がかり無しになっちゃいますね。」

「そうだね。今回のところは、解散しようか。」

「はい。」

そうして真紀は下校し、細田は学校の中へと戻っていった。

二人とも釈然としないままに。


 次の事故は、翌朝になって起こった。

真紀が朝、学校へ登校すると、校門の前が騒然としていた。

駆け足で現場へ確認にいくと、そこには、

車が学校内に向けて入りかける形で止まっていた。

「どうして!?」

真紀が驚きの声を上げるのも無理はない。

校門前に異常がないことは、昨日の放課後に真紀と細田で確認していたから。

するとそこに、騒ぎを聞きつけた細田が学校の中からやってきた。

「高山君!君もいたのか!無事かい?」

「え、ええ、あたしは今来たばっかりですので。

 でも先生、これって・・・」

「ああ。例の連続事故がまた起こったってことだろうね。」

「先生!事故現場を調べてみましょう!警察が来ていない今なら!」

「ああ、わかった!ただし危険かもしれない場合は、高山君は手を引くこと!」

「はい!」

そうして、真紀と細田は、起こったばかりの事故現場の調査を始めた。

とは言っても、後から警察に怒られない程度に、手はなるべく加えない方針で。

事故現場の様子はこうだ。

どこにでもあるセダンの車が、学校の校門に向けて曲がろうとしている。

車は校門にぶつかる寸前にブレーキをかけたらしく、

どこにもぶつからずに止まっていた。

その周囲を、登校してきた生徒達がガヤガヤと取り囲んでいる。

「また事故だ。やっぱり幻の路面標示のせいだよ。」

「それって呪いの路面標示ってやつ?」

「怖い。」

生徒達は各々に勝手なことを言っている。

しかし真紀は、くっと歯を食いしばって恐れない。

呪いを恐れる前に、他の原因を調べるべきだ。

真紀は自動車の周りを調べた。

すると、昨日は見つからなかったものがあった。

路面に幾らかの土が散らばり、白い蝶が飛んでいた。

「あっ!白い蝶!あれが事故の時に目撃されてた蝶なんだ!」

「高山君、路面に散らばっている土にも気をつけ給えよ。」

「土ですか?地面に土があるのは、事故の影響なんじゃ?」

「それにしては量が多い。ただのタイヤ汚れとは思えない。」

真紀と細田が路面の土に触れてみる。

すると土は多少の湿り気を帯びていた。

「細田先生、この土、ちょっと濡れてますね。」

「うむ、これは大事なことかもしれない。覚えておくといい。」

「?、はい・・・。」

事故現場には白い蝶、そして湿った土。

細田はこれで材料は揃ったと判断したようだ。

あるいは警察が来たからかもしれないが。

「高山君、私達の調査はこの辺にしておこう。

 話はまた後で、放課後にでもしよう。」

そうして真紀と細田は学校に入っていった。

校門前の騒ぎはまだ収まらず、

警察が来たことで返って騒ぎが広がっていくようだった。


 放課後になるのを待って、真紀は細田のところへ行った。

「細田先生!事故のこと、何かわかりましたか!?」

飛びつくようにしがみつく真紀に、細田はちょっと面食らったように微笑んだ。

「うん、おおよその予想はついたと思う。

 ただしそれは今のところ、予想の範囲を出ない。

 もしも実際にやってみたとしても、成功するとは限らない。」

「それでも、細田先生の考えをあたし聞きたいです!」

「そこまで言うなら、聞いてもらおう。私の推理、いや予想を。」

「はい!」

「この事故は、偶発的に起こったものじゃない。

 誰かが意図的に起こしたものだ。その動機まではわからない。

 でも、方法はおおよその見当がついた。」

「校門で事故を起こす方法って、どんな方法ですか?」

「土と蝶だよ。」

「土と蝶?」

「そうだ。高山君、蝶はどのようにして吸水するか知っているかい?」

「それは、水たまりで水を飲んだり・・・」

「それもある。でも今回の事件は水たまりが無いので無関係。

 蝶はね、土から直接湿気を吸うことで吸水することもあるんだよ。」

「あっ、それ聞いたことがあるかも。

 蝶が地面に止まってる時は、水を飲んでるって。」

「そう。そして今日、事故現場の路面には土が散らばっていた。

 それも湿り気を帯びた土がね。昨日は無かったものだ。

 そして、この学校の付近には蝶や虫が多い。

 もしも、道路上に湿った土が撒かれていたら・・・」

「蝶が水を吸いに止まる?」

「そう。もしもその土で路面に模様を描いていれば、

 そして特に白い蝶が吸水のために止まっていたら、

 遠目から見れば、その土に止まる蝶達の姿が、

 白い路面標示に見えてもおかしくはないかもしれない。」

「まさか、そんなことができるんですか?

 誰が何のために?」

「何のためにかはわからないが、誰がやったのかは見当がついている。」

「あ、待ってください、あたしにも考えがあるんです。

 警察は特に道路の土汚れは気にしてなかったみたいですけど、

 実際には学校の校門の前で土を撒いたら、

 掃除をしないと道路がすぐに土だらけになって、

 事故との関係が疑われると思うんです。

 犯人は事故の前後に、道路の土を掃除したと思います。

 犯人は、校門の前を掃除していても不自然ではない人。

 それは、あたしたちが既に会っている人・・・!」

「そうだ。よく覚えていたね。おそらく、あの人の仕業だ。

 あの人はだいたい毎日学校に来る。

 きっと明日の朝あたりにも、また同じことをするだろうね。」

「どうするんですか?警察に今の話をしますか?」

「この話は憶測が多い。警察に話しても信じてもらえるかどうか・・・」

「じゃあ、先生!いっそ、あたしたちが目撃者になっちゃいましょうよ!」

細田にそう言った真紀は、満面の笑みを浮かべていた。


 翌日。まだ日も昇らぬ暗い朝。

真紀と細田は、こっそりと学校に登校していた。

お互い、授業と仕事にはまだ早すぎる時間帯。

この時間に登校したのは、別の理由があってこそ。

昨日の真紀の提案、事故の全貌を目撃するためだった。

真紀と細田の二人は、校門がよく見える学校の校舎の一角にいた。

細田は記録用に、学校の備品のビデオカメラを持っている。

「あっ!細田先生!来ましたよ!」

真紀の静かな一声で、細田はビデオカメラの録画を始めた。

学校の玄関から出てきたのは、一人の男。作業着を着ている。

学校の玄関の鍵を持っているということは、学校の関係者か。

その男は手にバケツを持っていて、中には土らしきものが入っている。

そしてその男は、周囲を確認すると、学校の校門を出て、

校門の前の路面に土を撒き始めた。

それもでたらめではなく規則的に。

土は線を描くように、矢印を描くように、路面に並べられていった。

そうして男が作業を終えて、引き上げることしばらく。

校門の前に美しい光景が現れた。

白い蝶たちが、次々と飛んできては地面の土の上に止まっていった。

道路に撒かれた土から吸水しているのだ。

それはまるで、白い花びらが舞い落ちるかのようで、

薄暗い朝の空気と相まって、幻想的な様相を見せていた。

白い蝶たちが土の模様通りに止まると、それは一本の矢印になった。

幻の路面標示の完成。

その矢印は、学校の校門の方を指している。

それからしばらく、白い蝶たちは土の水分に喉を潤していた。

すると、遠くから機械のエンジン音。車だ。

車は遠くからやってくる。

だから、路面に白い蝶がたくさん止まっていることに気が付かない。

いや、気が付いてはいるのだが、まさか蝶だとは思っていない。

そして車は、幻の路面標示に従って、学校の校門へ曲がろうとする。

「あぶない!」

真紀が叫んだおかげか、白い蝶たちが一斉に羽ばたいていったおかげか、

驚いた車のドライバーは急ブレーキをかけてその場で止まった。

今回も事故は未遂で済んだようだ。

しかし、未遂でも事故は起こってしまった。

だが、その一部始終は、細田の持っているビデオカメラに収められている。

目の前ではその後、車は誰もいないのを確認して、何事も無く走り去った。

それから、学校から作業着姿の男が出てきて、路面の土をいじり始めた。

細田がビデオカメラを片手に言う。

「これで間違いない。この連続事故は、人為的に起こされたものだ。

 湿った土と、吸水のために止まった白い蝶達を使ってね。」

「犯人は、学校の前を掃除していても不審ではない人。

 つまり、用務員さんですね。

 あの用務員さんはいつもああして事故が起きそうになった後、

 撒いておいた土を掃除していた。

 昨日、あたしたちが見たのは、掃除する前に騒ぎになったので、

 片付けられずに残されていた土だったんですね。」

「路面に土を撒いた後、いつ車が通るかは操作できないからね。

 それにしても、まさか、湿った土で書いた模様に、

 白い蝶が止まって実際に路面標示のような模様を作るとは。」

「こんなの、映像で見ないと信用できないですよね。

 細田先生、ビデオは撮れてますか?」

「バッチリだよ。」

「じゃあ、後は日が昇って、みんなが登校するのを待つだけですね。」

「その間、犯人がじっとしていてくれるといいのだが。」


 結局、細田の心配は杞憂に終わった。

犯人はその日はその後、次の事件を起こすこと無く、

生徒達が登校してくる時間になった。

細田は登校してきた校長先生をはじめとする教職員に、

事故の様子を撮影したビデオを見せた。

こうして映像としてみれば、疑問を挟むものはいない。

学校の校門前の、幻の路面標示による連続事故は、人為的なもの。

その犯人は、用務員の一人だと確認された。


 その後、事件は警察の手へと移った。

犯人の用務員はパトカーに乗せられ、学校を去っていった。

聞くところによれば、犯人は犯行を素直に認めているという。

この学校の校門付近は警備が緩いことも、用務員は知っていたらしい。

動機は、なんのことはない、

事件を起こして騒ぎを起こしたかったのだという。

あわよくば用務員の待遇改善、なんてものも期待したそうだが、

それは後付けの理由。やったことの結果は、ただの愉快犯と変わらない。

でも、大きな事故にならないようにはしていたのかもしれない。

いくら犯人であっても、用務員である限りは、

生徒や先生への害意は無かったと思いたい。

それから事件解決を手伝った功労者の真紀はどうなったかというと、

ほんの僅かな賛辞、それと反省文とトイレ掃除を言い渡されていた。

「事件を解決したのに、なんでこうなるのー!」

校長先生達は、真紀が生徒の身でありながら、

危険なことに首を突っ込んだのが気に入らなかったらしい。

細田もできるかぎりかばおうとしたのだが、多勢に無勢。

お褒めの言葉は形だけ、実際にはお仕置きが真紀に与えたのだった。

真紀は今、デッキブラシを持って学校のトイレ掃除をしていた。

開けている窓から風が吹き込んでくる。

すると、一匹の白い蝶が、洗面台に止まった。

どうやら吸水のためにやってきたようだ。

真紀はその白い蝶の姿を見て、呆れたように言った。

「あんた達、水を飲む場所はちゃんと選びなさいよ。

 あぶないところもあるんだから。」

そんな真紀の心配が通じたのか通じていないのか、

白い蝶は、真紀の周りをふわふわと飛び回ると、窓から外へと出ていった。



終わり。


 いつも目にしている路面標示や道路標識の話でした。


それが正しい限りは、路面標示や道路標識に従っていれば安全ですが、

たまには危険だと感じる路面標示や道路標識にも出くわします。

しかし相手は警官と同一の存在。間違っても逆らうことはできません。

そこにすり替わって悪さができるのでは、というのが今回の話の切っ掛けです。


もしも何かの邪魔者が道路標識を見間違えさせた場合、

誰の責任になるのでしょうか?

ある飲食店の看板が、自動車の自動運転を混乱させると聞いた時、

そんなことを考えていました。


土に止まって吸水する蝶も、それを見る人次第。

美しいと思う人もいれば、気味が悪いと思う人もいるでしょう。

今回は、それを悪事に使おうと考えた場合の話でした。


お読み頂きありがとうございました。


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