番外編② キャラクター紹介と地理について
主人公・佐藤浩也
脳性麻痺により、車椅子生活を送っていた25歳の男性。異世界で車椅子ごと体の一部と認識されて機動歩兵のジョブを得る。元々当事者団体に関わっていたこともあり、人権意識や当事者参画意識が強い。知人の影響でエアソフトガンに興味を持ち出す。それは大人になってからの趣味になり、必然的にミリオタになる。それだけにとどまらず、スペースオペラやサブカルから戦術知識や戦略論を学んだ。仕事の都合上、政治及び人権の歴史に造詣が深く転移した直後も社会状態を正確に把握できた。スキルとして物質召喚や弾道予測を用いる。
桃香
女の短剣使いで主人公とは中学の同級生。元自衛隊員で水陸機動団の偵察中隊に所属していた。その後、特殊作戦群に所属する。頭の回転が早くて王の部屋の豪華さにすぐさま疑念を抱いて使用人を問い詰めた。それにより、やばい国に転移した事を知る。脱出をどうするか悩んでいたところを、射撃音が聞こえたことによって佐藤宏也の仲間として行動を共にする。趣味は法律を読み解いて、その範囲内で何ができるのか考えること。そのため人権や、対等性といった価値観を重要視する。ジョブはスカウト。その宣告を聞いた時、私はどの世界でも斥候なんだと思ったらしい。
マオバ・サッチャー
オクタピア共和国の大統領。海上交易によってダンバーを発展させた。少数ながら、私兵を持っている。多様性を尊重する聡明なリーダーであり、信念のためなら如何なる妥協も許さない理念の持ち主。
トールスト
菓子屋や珍味を売っている商人。それは表の顔で、実際は独立諜報機関のリーダー。オクタピア共和国の理念に同調して、ルルシア帝国の内情を探っている。
ユーコス皇帝
ルルシア帝国の首長。もともとは武人で、国内で頻発していた内乱を何度も鎮圧した秀才。容姿端麗で戦場では部下を差し置いて真っ先に敵陣に突撃していく頼もしいリーダーだった。しかしそこには過度なトリアージによって戦闘能力を維持するという冷酷さも持ち合わせていた。それは気の許せる副官に対しても同様であり、戦役中に間接的ながらも友人や部下を失っている。それがトラウマとなって弱者への嫌悪感を抱いている。世情不安定な国内をまとめるべく、国政に出馬した。戴冠したあとは、徹底した効率主義を掲げて弱者切り捨てを推し進める。国民のスケープゴートとして障害者を悪者に仕立て上げた張本人ではあるものの、それはどちらかというと民意に寄り添った結果でもあった。
地理
ルルシア帝国
大陸中部から東部に位置する大陸国家。領土は広大で、人的資源も豊富。肥沃な土地を持っており、そこは帝国および、友好国の穀倉庫として機能している。一次産業が主。首都では魔法使用者が幅を利かせており、社会の上位層に食い込んでいる。しかし魔法万能論と上位層の既得権益確保のための暗躍によって工業化はできておらず、産業面ではやや劣っている。
オクタピア共和国
大陸の西端に位置する海洋国家。帝国とは陸続きではあるものの、険しい山岳と大河川で隔たれている。国土は小さく、単独では食料自給率も低い。しかし世界中のチョークポイントを掌握しており、海上交易で利益を得ている。新大陸とは友好関係を築けているが大洋に阻まれており、そこでは帝国による通商破壊が行われている。植民地は少なくないものの、半島に本国があるため、輸出入は海路に限定される。蒸気機関やエンジンなどは実用化されているものの、民間向けの自動車はかなり値が張って普及率は低い。
新大陸
オクタピアが経済的利権を握っている、新興国家。工業力及び、食料自給率は高いものの、余剰分は宗主国に渡している。その見返りとしてさまざまな技術を受け取っている。
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