前進の再開と合流
ちょうどその時ウォーキートーキーが鳴り、前方の障害の撤去が完了したと報告があった。それによるとドーザーで押してもびくともしなかったため発破した後に残骸を押し除けるしかできなかったそうだ。それでも何とか一台が通れるほどの幅の道を通したとのことだった。こちらも前方の部隊と合流するためにダイナマイトで倒木を発破した。障害物の残骸を越えた後に敵が待ち構えていると輸送隊が攻撃を受けて任務が水の泡に消えてしまうためウルフ1を先行させることにした。しばらくして無線で連絡があった。報告によるとこの先に敵は居そうにないとのことだった。本隊は一列縦隊に部隊を展開させて進んだ。
その後もたびたび障害物に道を阻まれたが、奇襲は仕掛けてこなかった。その代わりにこちらは警戒体制を取らないといけなかったため、徐々に兵の集中力は落ちていくばかりだった。とにかく本来の任務に従事することにして最高速度で味方部隊との合流を図った。そんな中、ようやくのことで目的地である前線に到着した。早朝に出発して着いたのは夕方だった。二個小隊48名がそこには駐屯していた。輸送隊が荷下ろしをしている間、ウルフ各員に交代で休息を取らせた。さて、輸送隊の方はと言うと現地部隊と共同で荷解きを始めていた。30発入りのマガジン重量は450gになる。アサルトライフルのマガジンは一人当たり8つで36000gが標準となる。それだけではなく。一人当たりの拳銃弾90発で1098グラム、全体で4698gになる。三日分の全員分の弾薬のみで225504gだった。飲料水三日分216リットル、食べ物に関しても同様にレーション三日分360000gの糧食を受け渡した。総重量にして約800kgに及ぶ糧食や弾薬を受け渡した。その場の指揮官からはめちゃくちゃ感謝された。この試みが始まるまで補給は途切れ気味だったらしい。そのため現場独自の判断で食事の量を減らしていたらしい。今回、無事に届いたおかげで兵士たちは十分な量の栄養が摂れるそうだ。ちょうどその時、敗残兵を追っていた部隊から連絡が入った。その内容は敵の斥候部隊を回廊の中程で殲滅したとのことだった。出口までの脅威がなくなったことによって戦線をかなり押し戻すことができた。追加のブラボー中隊が二時間後に到着した。戦闘で疲弊した我々に代わってこの拠点の防衛を任せた。
レーションについてはCレーションの重さを参考にしました。兵站は大事ですね。軍隊は胃袋で動くとも言いますし。
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