軍人への転身と出撃命令
今年最後の投稿です
ちょうど二期目の部隊の訓練が終盤に差し掛かった頃、手紙が届いた。内容は公式に軍属から正規軍に移籍して電動車椅子連隊の指揮を取るようにとの命令書だった。与えられた階級は大佐だった。驚きはしなかったが、腹を決めて役目を頑張ろうと心に決めた。半年間の訓練ののち、連隊が結成された。すでに各隊員の覚悟は決まって、戦える部隊になっていた。そして、俺が率いる部隊は山間のインフラがやや整っている地域に派遣が決まった。向かう先の現地に元々いたのは2個小隊だったが、敵部隊は我が方が輸送路として使っている軍事回廊に対してたびたび襲撃を行っており、補給が滞って十分に戦えていないとの前情報が届いていた。最初の任務は彼らへの増援と救出となったが詳しくは現地指揮官から命令を受けるようにとのことだった。その頃には全部隊のうち、60%が新装備への移行を終わらせていた。前線の部隊はアサルトライフルをすでに使用しており、さらにトランシーバーも指揮や情報伝達に使っていた。旧式装備で余剰在庫のボルトアクションライフルは治安維持部隊が使うことになった。
現地付近までの移動方法は鉄道だった。スロープを掛けてもらい、客車に乗り込んだ。軍用列車のため、貸切状態だった。ちょうど車掌がやってきた。「すみません、現地への到着時刻は何時頃でしょうか?」そう尋ねた。「翌日の明朝五時ごろです。」彼はそう答えた。懐中時計を確認すると昼の一時を示していた。俺は指揮している部隊に対して深夜三時まで休むように指示を出した。すると、隊員各々リラックスを始めた。俺自身も休息を取ることにして、横になって目を閉じた。そしてそのまま眠りに落ちた。
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それでは読者の皆さん、良いお年をお過ごしください。




