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訓練の開始

基礎訓練が始まった。最初に電動車椅子に乗ってもらい、自分で動く感覚を掴んでもらうところからだった。全員が自分の思うように動けるようになった後、次の段階として集団行動を取り入れることにした。中学校の体育で習うような一列縦隊や二列縦隊ではなく、順番を守って並ぶというところからだった。この訓練を取り入れた理由はこれまで障害がある分、周りから注意を払ってもらうことの多かった、入隊者にとって周りと対等というのは未知の体験だと考えたからだ。

隊列を組んでの行動ができるようになるといよいよ射撃練習に移った。隊員たちが扱うのはもちろんMP7だ。サイドアームにはコルト・ガバメントと同じ45ACP弾を使うHK45と、デモンストレーションで使った、9ミリパラペラム弾を使うM92Fで悩んだが、後者を選んだ。部隊の中には片手が不自由な者たちが少なくなく、この銃であればそれなりに威力があって反動も大きくなくて、さらにアンビのため片手でも操作できると踏んだからだ。部隊の兵士が主に使うのはこの2丁になったが、一部の軍歴があって体力のある中途障害の兵士にはH&K社のHK416やHK417を装備してもらうことにした。もちろん無理強いはさせなかった。そうして、分隊に一名程度マークスマンがつくことになった。また、自前の砲兵として迫撃砲とそれを運用する人員も募集した。身体障害者にはそれらの運搬はできても、運用は流石に難しくて、健常者を採用することにした。一期生は訓練を二ヶ月かけて終了させた。フィードバックを行ってより効率を高めることで二期生からは倍の2個中隊分とさらに一期生の中から、専門的な技能が必要とされる本部付き小隊の訓練を行った。その中には戦闘工兵小隊も創設した。そうやって着々と連隊規模の部隊の戦力化が進んでいった。


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