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スキルとジョブと胡散臭い王様

第二話です。

目覚めると、そこは近世ヨーロッパの王宮のような場所だった。

そこには、地球から来たと思える人間数人と目の前にはいかにも位が高そうな男が一人。その周りに甲冑を着た騎士が立っている。同じ世界から来たと思える奴らは状況を飲み込めてないらしく、キョロキョロ周りを見ている。

俺はというと車椅子に乗っている。ただし体に違和感を感じた。いつもの不随意運動がない。手が思い通りに動く。訳がわからないながらも、おっさんの言ってたことが事実らしく、チート能力かと俺は感心した。傍にはさっきおっさんに伝えた物資が置いてあった。その中からタクティカルベストを取り出し、着てみた。意外と重かった。

「よく召喚に応えていただいた勇者方!この世界を代表して心よりお礼申し上げる。我はこの国の王である」目の前の男が名乗った。「今この国は魔王からの侵略に侵されています。 そのため、あなた方の助けが必要です。これからあなた方にすることを説明させてください。」

王の説明なんか胡散臭い。先程から騎士たちがジロジロ見てくる。

王は話を続ける「まずは勇者方のステータスを計らせていただきます。その上で我々がそなた方に適した役割をいくつか提案いたしますのでその中からジョブを選んでいただきたい。」そう言われた。どうやら 水晶玉に手を触れることでステータスが分かるようだ。俺のスキルはアイテムボックス、弾道予測、物質召喚の三つだった。それ聞いた俺は呆れつつウキウキしてしまった。提案されたジョブは機動歩兵だった。言い渡す役の人もなんのことか分からず困惑してた。名称から察するに歩兵以上の重装備と高い火力を得て、それに加えて機動力も上がっている状態のようだった。


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