ShowTime7:まさかの再会!?
ーー今日はいよいよ許嫁との対面の日だった。
結局のところ、誘拐騒動の事もあって何一つおもてなしの準備はしていなかった…。
こんな状況で許嫁と対面なんて失礼以外無いよ…。
「リクト様、お父様がお呼びです。」
来ちゃったよ~!!
ルルナに言われて僕は渋々、父親のいる部屋へと向かって行った。
ーーーーー
父親の元へとルルナと共に来た僕。
許嫁の子はまだ来ていないようだった。
「ようやく来たかリクトよ・・・」
威圧感が半端ない・・・。
この圧で死にそう・・・。
「あの、お父様、例の許嫁の方は?」
「ああ、そろそろ来る頃だ・・・」
お父様がそう言うと扉からノックの音と共に家の使用人の声がした。
「旦那様、リクト様、お見えになりました。」
ついにご対面か!?
緊張する・・・。
か、可愛い子かな?
いや、なに邪な事を考えているんだ僕は!?
こんなのは軽犯罪に繋がるからやめるべき・・・
って思っている内にもう来る来る・・・。
「ごきげんよう・・・あなたがリクト・フォルゾーナ様ですね?私、アルーナ家の令嬢の"ナリィ・アルーナ"と申します! 」
「えっ!?」
「どうかなさいましたか?」
驚いた!?
許嫁の子の正体はこの前誘拐事件に巻き込まれて僕が助けたあの女の子だった!?
これって偶然!?それとも必然!?運命なの!?
こんなのってありえる!?
「あの?リクト様?」
「え!?あ、いや・・・その・・・」
そうだよね、わかんないよね?
あの時、怪盗の格好していたんだし・・・。
僕だって気付くわけ・・・
「リクト!挨拶しなさい!」
「え!?あ、はい!は、初めまして、僕がリクト・フォルゾーナです!」
あっぶな~・・・。
でも、よく見ると、この子可愛いな・・・。
誘拐事件の時は助けるのに必死で気にしていなかったけど・・・。
こんな可愛い子が僕の許嫁だなんて・・・。
「リクト、せっかくだし2人だけで外を散歩してきなさい!」
「え?」
「ぜひ、お願いしますわ!私もリクト様の事をもっと知りたいですわ!」
「あ、では、こちらへどうぞ・・・」
色々あったが僕はナリィと庭を散策する事になった。




