Prologue:真面目なお巡りさん
僕の名前は星宮光夫。新米の警察官です!
僕はとある田舎の交番に駐在の警察官として勤める事になりました。
僕はどちらかと言うとよく人に頼られるんですが、困っている人を見るとほおっておけなくて・・・。
しかも、頼み事は断れないたちで…。
でも・・・。
みんなに「ありがとう」って言われるのはすごくうれしいから、人助けは止められない!
これも《《警察官の仕事》》の1つだと思っているから。
ーーーーー
今日は町のパトロール。
いつも通り平和な日・・・。
「オラ動くな!!」
にはならなかったか・・・。
(こんな田舎で事件なんて・・・。)
駆けつけて見ると、コンビニ強盗だった。
しかも強盗は女子高生を人質にしていて、金銭の要求をしていた。
警察官としてこれは放ってはおけないね!
「君!その刃物を下ろして大人しく投降しなさい!」
「け、警察!?こんな田舎にも居るのかよ!?」
「心外だなあ?こんな田舎じゃないよ!長閑で立派な場所だよ!」
僕はとりあえず、犯人を刺激しないように優しく声をかけてみた。
その結果が実ったのか、犯人は油断して周りの大勢の人たちに取り押さえられた。
(良かった。これで人質が解放された)
だが、僕は油断していてた・・・。
グサッ!
「え?」
気が付くと、僕はおなかを刃物で刺されていた。
「警察官が舐めてんじゃねえぞ・・・」
うそ・・・
痛い・・・
たす・・・けて・・・
僕、ここで死ぬの・・・
そんな・・・嫌だ・・・
まだ警察になって、ここに駐在してからそんなに経ってないのに・・・
いやだ・・・
まだしにたくない・・・
だが、僕の願いもむなしく・・・。
ぼくはそのまま、意識を失った・・・。