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おまじない

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

神様の愛って他者から見たら理解し難い程に歪んだものに思われるかも知れません。

距離を無視した、というのは半分合ってる。

距離も時間も無視した。これこそが本当の意味だと思います。


でも、それくらいなくちゃ本当の愛とは言わないと思うんですよ。

様々な漫画の名言に目を通してきたものだけど、そうするとやはり似通った基、通じる名言というものは存在する。此処では著作権上お話する事は叶わないが、それに似通った話をしようと思う。


初めてお会いした時から、その威圧感に圧倒された事を覚えている。高身長で、筋骨隆々としていて、声が低い。そして何より目。三秒と合わせる事が難しい、全てを射殺す眼力は、やはりどうお姿を変えたとしても、直ぐに分かる程だった。

でもその風貌に反し、何よりも誰よりも、あの場所を、訪れる人達を愛し、自分の命は二の次のようなお方だった。

泣いた翌日に訪れる事を決めたら、近寄る程に慰める様に優しい風が纏わり着いた。着いた時に落ち着く様に香を焚かれていた。ずっとずっと案じていらしたのだと知った。

何処へ居ても、何をしていても、私の行いを見守って、次に訪れた時には必ず何かしらの助言を下さった。それはきっと、これまでもこれからもそうでおられるだろう。

愛の強い方だから。守ると決めたものは、何処へ居ても、幾年の月日が経っても、絶対に守ると決められるお方だから。

「あのね、愛に距離とか関係ないの。時間も関係ないの。時空を無視して際限なく与え続けられるものなの。少なくともあの方にとっては。

だからね、『距離を無視した』なんて言葉はね、私にとっては一声足りない。私が死んでも、ずっと愛し続ける。守り続ける。其れこそが本当の――」

振り切った想いというのは、愛というのは時に他者から理解し難いと思われる程、歪んだものに思われることであろう。それでもそこまでの域にまで達さなければ、本当の愛とは言わないのではなかろうか。

それを聞いていた彼は特段思い悩む事もせず、ただつらりとこう述べた。

「あの方の愛情は『おまじない』のようだ」

「『おまじない』でも良いの。そもそも不思議なものに頼り、縋る事で力を行使するのが本当の意味だから。私はそれを本当に嬉しく思う。それに見合うだけの価値のある人間にならなくては」

優しい優しい貴方様。どうかこの愛が、貴方様を苦しめることの無いように。負担になる事が無いように。どうかこれからも私奴(わたくしめ)をお守り下さい。そしてこれからも、頭を垂れさせて戴きたい。

此処に登場なされた筋骨隆々の神様、あんまりお名前を出さないようにしているんですよ。

これには訳があって、あの方が生きていた時代こそがあの方にとっての原作だから。

それを他者の思想を交えて話して欲しくない。

そんな気がするので。

だからお書きするにあたり、何個か監修を戴いたことを覚えてます。


平たく言いましょう。

原作レイプは許さない。

書くなら解釈違いは許さない。

此方は全部読んだ上で指摘を入れる。

分からないことは、なるべくお前の意思に合わせた形で説明する。資料も用意する。頑張れ。

こんな感じ。


これ破ると本当に怒られます。

殺す気で祟るという事です。

そうでなくてもお世話になっているので、不興を買う真似は絶対したくありません。


ここから本題です。

ヤンデレ なんて言葉がある様に、愛の重たさは一般人にとって理解し難いと思われることも多いでしょう。

ちょっと窮屈に感じる。とかね。


神様の愛情って、それくらいのものをお渡しになるんですよ。しっとりと重く、でもそれが私にとっては心地好い。


とあるホラー漫画の名言で『距離を無視した○○にかかる』、なんて言われてましたが、一声足りない。

『距離も時間も無視した』です。


愛も憎も紙一重。歪んだ愛も憎も、他者からしたら何ら変わりはないのかも知れません。

でもそれくらい重い愛であっても、やはり嬉しく思いますよ。

名言、分かりましたかね?

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