入学式&初めての高校ライフがこんな事になった件について…。
皆さん初めまして!私の名前は神崎鈴と言います。
今日から入学式なんですよ!もう嬉しくて嬉しくて!
だって学園での恋愛とかもう最高ッスよ!神ッスよ!?
早く行きたいなぁ、学園に。
鈴「よしっ、早く用意して行こう!」
お母さんにご飯を作ってもらって食べる。ちなみに私は4人家族です。
お母さんとお父さんと兄が居ます!
ま…その兄は少しネジが外れてるんですがね………。
あ、来た。
兄「おはよ!俺の愛しい嫁!」
……はい。こんな感じの兄です。
名前は神崎龍也です。
鈴「お兄ちゃん、一回黙る?それれとも死ぬ?」
龍也「そんな言葉使うなんて…!お母さんそう言う風に育ててません!」
裏声でポーズをして言う。
お母さんは呆れていて、お父さんは笑っていた。
鈴「バカ」
こんな兄は放っておいて、学校に行く事にした。
歩いてしばらくすると大きな学校が見えてきた。周りを見渡すと新入生の人がいっぱいいた。
鈴「ここか………」
大きくてとても綺麗で、まるで私立高校みたいだった。
ここは、城清高等学校。
頭の良さは中の下くらい。
教育よりも部活に手を入れている所で、部活をやりたいって言う人が来る場所だ。後は頭が悪い人も。
鈴「早く部活に入りたいなぁ…」
ドキドキの緊張と、ワクワクの期待が胸を膨らませた。
その思いを心にしまいながら、校門を抜けて体育館に向かった。
そして、校長の長ーーい話が終わり、クラス発表があった。
私は1-Dみたいだ。
一年生は1-Eまであるみたいだ。
鈴「よしっ、これから頑張ろうっ!」
教室を開けると、普通に綺麗で、普通の人が………。
鈴「……え?」
目の前に、不良が居た。
その不良はずっとこっちを睨んでくる。
鈴(あ、あれー?教室あってるよね?)
再度確認したが、教室はあっていた。
「あ…あの、何かしました?」とは恐くて言えず、そのまま下を向いて自分の席についた。
しかしまだ不良は睨んできた。
鈴(こ…恐い!)
とりあえず視線を変えると横にはいかにも厨二病っぽい人が居た。
え?何で分かるかって?
左目を隠していて、マフラーつけて、右手を押さえて、何か言ってるもん。
これは厨二病だよ。うん。話しかけたら駄目だな。
鈴(話しかけるなよ……?)
厨二病「おい、貴様、」
鈴「え…うそん」