24 これから
相変わらず私たちはご飯会の開催をして、外で使えて持ち運びができるカイロや扇風機、クーラーボックスなどを作っては怒られて過ごした。
冬場の遠征に役立つようにと携帯できるストーブも作った。
庭は相変わらず精霊がたくさん集まっていて、精霊樹を通して行き来しているみたい。
おかげで花やら木やら果物に野菜も立派に育っている。
めらが精霊たちと作るものはご飯会のメンバーと宰相様にしか配らないようにした。
めらがすばる人形を気に入って持ち歩いて遊ぶようになった。大切にしてくれているようで感慨深い。
私たちはこんなに笑って過ごせるようになった。すばるの結婚式をみることができ、良かったと思えるくらい、こちらでも幸せに過ごしている。
ゼタギリウス様がいろいろ整えてくださったおかげだと思っている。またジン様が気にかけてくださっているからだとも思っている。
めらも元気に育っていろんな人に大切にしてもらって、私たちも恵まれている。
ジン様が言うには、私たちが変わらない限り、この先産まれてくる私たちの子らもみんな精霊に好かれる子である、とのことだ。
ゼタギリウス様も、すばる達はずっと見ておく、だから安心せよ、と。
だから、自分たちのやりたいことを思いっきりやってお前たちらしく過ごし、楽しんでほしいと、言われた。
外で遊ぶための遊具を作ったり、陶芸をやってみたくなって陶芸釜を作ったりした。いろいろな木材で炭を作ったり、土鍋を作ったり、子どもたちと陶芸で遊んだりして、過ごした。
遊具や新しい炭の活用方法、土鍋、は怒られたが、いつものこと。
海鮮が食べたいと、いえば、それはよその国との取引でからしか手に入らないと聞き、少しだけ諦めることになった。そのうち取引されるだろう。
再び妊娠がわかり、その上、双子だと判明した。
精霊たちは張り切り、レオポルド様と宰相様が我先にといろいろ二人分づつ持ってきてくれた。同じものはいらないので、相談してほしいと伝えることになったが。
そして、いつのまにか宰相様もクラという精霊がついている。
アローさんがうちに置いていく廃材で、みんなの精霊たちが同じものを作り、同じようにご飯会をしている様子が微笑ましい。
コーディさんが作ってくれるご飯を精霊たちも少しづつ持っていって同じようにしている。
そんな時間がこれからも続き、また双子が増えることで、にぎやかな日々が待っている。
そして、精霊もまたわが家の庭と《守護の森》を行き来して、気付けば新しい精霊が増えていたりする。
そんな日々を笑って過ごせることに感謝して、私たちはこの世界で生きていく。
子どもたちが幸せに楽しく笑って過ごせるように、できることはいっぱいしてあげようと思う。
すばる、かりんちゃん、見ることのできない会えないけどあの子たちの子ども、めら、私たちの宝もの。
いつまでもいつまでもずっとずっと味方でいます。
側にいられなくても心だけは側にいます。だから、前を向いて、心から笑って、楽しく過ごして生きてください。そう願っています。
これで完結になります。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
みなさまのご活躍、ご健勝を心よりお祈り申し上げます。
ありがとうございました。




