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第27話 武田信玄

永禄十年(1567年)――甲斐国・躑躅ヶ崎館


武田信玄は、重厚な襖を背に、厳しい表情で信濃の地図を見つめていた。

その目は、美濃の稲葉山城に釘付けになっている。


「織田信長……ついに岐阜を手に入れたか」


信玄の傍らには、家臣の山県昌景(38歳)が控えていた。

「今川義元を討ち、斎藤龍興を追い出し、ついに美濃の要衝を押さえました。今や織田の勢力は尾張と美濃に広がっております」


信玄は静かに目を閉じ、深いため息をついた。

「信長め……たかが尾張の小大名に過ぎなかった男が、これほどまでに勢力を伸ばすとは」


昌景がさらに続ける。

「信長が北信濃へ目を向けないよう、ここは縁組をするべきかと思いまするが」


こうして、信長の嫡男・信忠と信玄の娘・松姫の婚約が決定する。


この年、織田信長が稲葉山城を改城して岐阜城とし、「天下布武」を掲げた。


織田信長 33歳 約55万石

徳川家康 26歳 約30万石

武田信玄 46歳 約70万石甲斐・信濃・駿河

北条氏康 56歳 約55万石相模・伊豆・武蔵

上杉謙信 38歳 約60万石越後・関東

毛利元就 69歳 約120万石中国地方

長宗我部元親 28歳 約10万石土佐

三好三家 41歳 約50万石畿内

松永久秀 59歳 約20万石大和

浅井長政 25歳 約18万石

伊達輝宗 22歳 約20万石奥州

細川藤孝 35歳 約5万石

本願寺顕如 39歳 約30万石石山本願寺

今川氏真 24歳 約10万石


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