スキル再確認
今回短いです。
字数、安定してなくてすみません。
王城に帰って来た。
「殿下、そろそろスキルの確認しませんか?
多分、更新されてると思うっス」
この世界の事情に慣れてきて、スキルの石板の精度が、ゲームのステータスのような絶対的なものでは無い事が分かってきた。
おかげで、ちょっと興味が薄れつつある。
でも、一応子供の成長の目安にはなるみたいだ。柱に印をつけて、身長を記録するみたいな感じかね。
アレクサンドラ:4歳
光属性魔術:Lv4
前世の知識:Lv5
計算:Lv7
ランタン:Lv4
ハビタブルプラネット共通語:Lv5
鉄琴演奏:Lv5
舞踊:Lv4
宮廷作法:Lv3
物質生成:Lv5
身体強化:Lv2
書類整理:Lv3
料理:Lv2
ちなみに、私は王族なんで名字が無いらしい。
「ちょっと増えてるね」
何だ、書類整理って。
「表示位置からすると、計算は元々持ってたんでしょうね。
共通語との翻訳がスムーズになって、やっと表示されるようになったって事じゃないスか?
書類整理は、王妃様のお手伝いの成果だと思うっス。
近い内容で出来る事が増えたら、スキル名が変化したりしますよ。書類作成とか。書類作成になったら、計算も統合されるかな。
Lv1とか2は、程度というより覚え始めで資質があるかどうかって感じスね」
セルゲイは、結果を書き留めているようだ。
「なかなかLv上がらないなぁ」
光属性魔術と前世の知識のレベルを早く上げたい。
「早い方っスよ。成人してても、おかしくない位っス」
「セルゲイのも見せてよ」
「俺のはちょっと特殊なんで、まだ内緒」
「えー」
「わたくしので良ければ、お見せしましょうか?」
「是非!」
護衛のお姉さんが申し出てくれた。
オルガ・エヴァノフ:20歳
土属性魔術:Lv5
剛力
ハビタブルプラネット共通語:Lv5
宮廷作法:Lv5
身体強化:Lv5
長剣:Lv5
物質生成:Lv4
刺繍:Lv4
魔獣戦技能:Lv4
書類作成:Lv4
「『剛力』が天稟スキルっスね。
土属性との相性も良いし、騎士向きのスキル構成だと思うっス。
天稟スキルは生まれ付きだけど、ちゃんと本人の適性に合ってるのが不思議なんスよね。
社会常識みたいに石板に反映されないスキルもあるんで、成人したばかりなら良い方スね。
王城勤務だけの事はあるっス。
刺繡以外のLv4を5にするのが当面の目標って感じかな」
「刺繡のレベルは上げなくていいの?」
「あの、その、刺繡は、趣味なんです」
「王妃様とか、全く出来ないっス。
出来なくても困らないし、向いてもないんでしょうね。
殿下がやりたいなら手配しますけど、然程興味が無いなら、他に優先してもらいたい事が多いっス」
「嫌いじゃないけど、やりたい程でもないや。
当面の目標って大体Lv5なの?」
「Lv5で一人前っスけど、そこからはなかなか上がらないんス。
似たような事は経験値になりにくいんで、色々やってみて下さい。
屋台の企画のついでにやって見ると良……あっ、オコノミヤキの粉なんスけど、小麦粉は高くて、コナの実を使った方がいいんで、試してみてもらっていいっスか?」
「コナの実?」
「皮を取って中身を粉にして使うんで、コナの実って呼ばれてるんス。
育てやすいし、一粒一粒がデカいのもあって、平民でも自分達の分は収穫出来るんス。
平民だと、この世界の主食と言ってもいい物っスね。
グレゴリー様とゼリマノフ様は、ソバって呼んでたみたいっスよ」
「ソバ? 蕎麦だとすると、……どうだろう?
試してみるしかないか」
読んで下さってありがとうございます。
スキルに関する部分は、多少直したりしています。
然程変わってないとは思いますが。




