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兄姉(仮)


 『ハビタブルプラネット共通語』がレベル2に、『鉄琴演奏』がレベル3になった。

 基本的にどのスキルもある程度使える状態になるにはレベル4位はほしい。

 『前世の知識』がレベル4スタートだったのも納得。

 もっと低いレベルだと、使えない→使えないから経験値も貯められない→レベルアップしないから使えないまま、という悪循環だったと思う。


 母が部屋にやって来たある日、クレヨンをゲット。

 クレヨン以外にも鉛筆とか筆とか羽ペンとか色々あったんだけど、結局クレヨン。

 紙が羊皮紙というか皮しかないみたいで、鉛筆じゃほとんど書けなかったからね。

 

 前世よりも紙も文房具も貴重そうな感じがする。


 石板はどんどん渡してもらえるので、石板でまとめて、覚えると良さそうな事を紙に丁寧に写していく。

 使った石板も紙も何処かに持って行ってるっぽいのが気がかりだ。

 こないだのような日本語の文献があって、参考にされているのだろうか。

 責任重大で嫌だな。

 上手く書けなかった字を基準にされたりしたら、と思うと。。。


 今世の姉(仮)にも会えた。

 金髪金目、前世基準で小学校低学年位。美幼女を言っていいと思う。

 自分もこれくらい奇麗になれるといいね。

 名乗ってくれた名前は、アポリナリア、発音が難しくて自信ないが。


 とにかく元気な子。

 初回は振り回された、物理的に。 

 楽しそうにしてたから、悪気はないんだと思う。

 付き添いの護衛騎士が慌てて気の毒だったし、掴まれたところがちょっと痛かったりもしたが、意外と楽しかった。

 

 2回目以降は振り回される事は無くなったが、高い高いをしてくる。

 周囲が止めないところを見ると、力持ちらしい。

 一緒にいる間、ずっと私を抱っこしてたりするんだけど、平気そうなのね。体力もありそう。

 まぁ、私達がどういう状況にあるのか、毎日会えるわけでもなければ、1日中一緒に居れる訳でもないから平気という面もある。


 母が休みらしい日には、姉も一緒にいられるようになった。

 姉も何か用事があるようで、一日中ではないけど。

 父が居ないのがちょっと気になる。


 後は、兄(仮)も1回やって来た。

 やはり金髪金目で美形。

 でも姉と違って、こっちとは仲良くなれなそう。

 前世基準で10歳位なんだけど、人の言う事を聞かなそうな子。


 ずっと私の頬をつつこうとするんだけど、痛いんだよ。

 嫌がって手を振りほどこうとしたり、逃げようとするんだけど、止めない。

 困ってたらランタン達が間に入ってくれて、それで付き添いの護衛騎士に連れ出されてそれっきり。

 以来会ってないが、出来ればもっと成長するまで会いたくはないかな。


 母の部屋に鏡があって分かったのだが、私は白髪白目だった。

 母譲りなんだろうけど、兄姉の金髪金目か、父の水色の方が羨ましい。

 特に目が違和感が大きくて慣れない。


 遊んでくれるお姉さんが、一人増えた。タチアナさん。

 今までのお姉さんよりも若いというか幼い。

 来てくれる日が少なかったり、夕方だけだったり、制服みたいな恰好だったりする事からすると、未成年なのかも。

 明るい緑色の目と髪をしている。

 相変わらず、前世ではあり得ない色合い。


 音楽が得意みたいで、ハープみたいな楽器を演奏してくれる。

 私が鉄琴で演奏した曲を耳で覚えて、合奏してくれる。

 合奏用にアレンジしてくれたりしているので、演奏の腕だけでなくて、暗譜や編曲が得意な人みたい。

 ランタン達もご機嫌である。

 タチアナさんに伴奏してもらって歌うのが経験値効率が一番良い。


 地道に経験値取得してます。

 言葉も頑張ってるよ。


読んで下さってありがとうございます。


長編書くの難しいです。

あまり上手く書いてこれませんでしたが、次辺りから、

主人公に、この世界を体験してもらおうと思ってます。

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