悪いこともあれば良いこともある
お先真っ暗に思えますが
感染者数が増えて、悪い方向が強く見えていますが、良くなったこともあります。
経済を支えた結果感染者数が増えたという不満が多いと思います。
その中でGDPが上向いていることは、謎に思えるかもしれません。
寿福(字が違います)ゼミの論文を見直していたら、
貿易赤字
の論文がありました。
赤字財政投と貿易赤字が双子の赤字と言われていた頃に学部生が
書いたものです。
今どうかというと、4年続きだった貿易赤字が解消して黒字へ。
内容は原油価格の低迷と自動車、航空機エンジンの輸出が好調。
輸出先の中国への半導体製造設備の輸出が堅調。
つまり、いい方向です。
その分、理論上としか思えない日本の赤字国債を増発してコロナ対策が
行われているわけですが、それとて国民が死んでしまったら返さなくて
いい借金になるので、許されるわけです。
では、何が問題か?
論文の書かれた当時は、東西と南北の格差が問題でしたが、
今は南北の格差が色濃く、かつ国内の格差までできています。
路上生活者を殴り殺すのではなく、無料の旅行券、食事券が
配布できるくらいの経済力が日本にはあります。
あと、せっせと途上国のコロナ対策を支援する。
国債を踏み倒しても怒られないようにするためです。
貿易黒字化、GDP堅調です




