俺のスキル(1)
リンさんのよくわからんスキルを知った。
「もう、何が何だか分からないよ」
とにかく嘆くしかなかった。この数分に色々なことが起きすぎている。全く頭の整理ができていない。それに、対してリンさんは、苦笑い。
「まぁ、気持ちは分かります。突然変なところに出て、ボス敵やらスキルやら言われても分からないですよね。その中で、追い打ちをかけるようで申し訳ないのですが、晃さんのスキルについて説明してもいいですか?」
「は、はい。お願いします。」
もう少し頭を整理したい気持ちも有りつつも、やはり自分のスキルが気になってしまう。こういう所が人間の弱いところだと、痛感しでしまった。
「実は、晃さんは、1度死にました。」
「まぁ、ここが異世界なのですからね。」
急に変なことを言われて、やけくそになってしまった。が、リンさんは、気にすることなく続けた。
「いえ、前の世界でなくこちらの世界で、です。しかし、あなたには、死んだ判定は、出ていません。なので今この世界に存在します。この世界で死んでしまったものは、消滅します。何故あなたに死んだ判定が出ないかと言うと、スキルのおかげなのです。ここまで、理解できますか?」
俺は、首を縦に振った。何となくだが、分かった。
「と言うと、俺のスキルは、死なない感じのやつか?無敵なのか?」
こういう事ではないのだろうか。俺は、この世界に来て、死なないというチートスキルを入手してしまったのか?これは、キタ。この世界最高!
「半分正解で、半分違います。そんな事をして仕舞えば晃さんは、ただのチーターと言われる人です。確かに晃さんは、この世界では、死にません。これは、チートです。しかし、このスキルには続きがあります。まぁ、ステータスを見て頂ければ詳しく載っています。なので、ステータスと、念じてください。」
(ステータス)
言われた通りにしてみた。すると、目の前に透明な、しかし、文字の書かれた画面が出てきた。そこには、こう書かれていた。
[ステータス]
HP 100 ATK10 MP5
[スキル]
縛り・・・このスキルをもった者は、この世界では、不老不死となるが、死ぬ度に、縛りが増える。この縛りは、ルーレットで決まる。
そう書かれていた。縛りとは、どういうことか。すると、ステータスの書かれていた画面が、急に変わりルーレットが、回り始めた。そこには
[ストップと念じてください]
と、書かれていた。なので言われた通りにした。すると、ルーレットが止まり
[買い物禁止(自分用)]
と表示された。ん?買い物禁止って?これ詰みじゃん。俺行けていけないじゃん。はっ?意味わかんないんですけど。と、胸中で文句を言った。其れを察してかリンさんは、言った。
「ふふ。変な縛りが出ちゃいましたね。しかし、対処法が有ります!それは・・・
なんか、中途半端に終わらせてしまいました。すいません!
結構長くなってしまったので、1回切りました。
てことで、今回も読んでいただきありがとうございます!
とうとうわかったスキルは、とんでもなく意味が分からないですねw
色々な期待を込めて次回もよろしくお願いします!