ここは?
とうとう異世界へ出発!どんな生活が待っているのか!
異世界ってどんなところなんだろうか。自分の勝手なイメージだと、レンガ造りの家が立ち並んでいて《亜人》が多くいるイメージがある。
段々と周りが明るくなってきた。しかし、さほど明るくならず、薄暗い感じだ。
「えーと、リンさん。ここが異世界ですか?なんか、石に囲まれているようなんですが?」
周りは石で囲まれていた。異世界とは、かけ離れたような場所だ。レンガ造り所の話ではない。
「うーん。可笑しいですね。若しかして座標間違えたかな?取り敢えずここは、洞窟です。ここには、鉱石が眠っていたり、宝箱があったりと何かとすごい場所です。が、ここに出る予定ではなかたんですが・・・。」
「つまるところ、リンさんのミスですか?そうですか?どうしてくれんだ。せっかくの異世界デビューが。まぁ、イレギュラーな感じもいいか。そんな気にしもせんから。んで、出口はど」
《ガルルァァァ》
何処からともなく唸り声が聞こえてきた。気持ち悪いな。鳴き声・・・。
「晃さん。マズイです。魔物が近くにいます。しかもこれは、この洞窟のボス敵です。早く逃げないと死にます。」
突然の死ぬ宣言。異世界来て、数秒で死ぬとか。
俺の人生悲しすぎーーー。
《ガルルルルルルル》
声が、どんどん大きくなってきている。このままでは本当に死にかねない。俺らは必死に走り続けた。しかし、魔物の足は早かった。
呆気なく追いつかれてしまった。初めて魔物の姿を見たがそれはまるでライオンであった。目は黒い宝石のように輝いており、吸い込まれそうになる。下を向けば白く鋭い牙が剥き出し。
「ボス敵さん。1回落ち着きましょうね。」
取り敢えず話し合いで、解決を試みた。が、そんな努力も無駄足に大きな口に吸い込まれていった。
あぁーこれで異世界生活も終わりだ。今までありがとう。リンさん。
今回も読んでいただきありがとうございます!
やっと異世界回です。いやーここまで長かった。これまでお付き合い頂き有難うございましす。
ここからやっと本題ですよw
しかし、次回はどうなるのでしょうか?楽しみに待っていてください。
(魔物の声がダサい気がするのですが、何かいい感じのありませんかねw)
次回も宜しくお願いします!