いざ!異世界へ!
写真撮ってもらった!嬉しいー!
貴方の転生先は、私が存在するゲームの世界とは、異なります。」
彼女の口からそう告げられた。ゲームとは、一切関係ないと。・・・・・・じゃーなんでその姿なんだよーーー!ちと期待したじゃん。若しかしたらあの世界に行けるとか思ちゃったじゃん。えっ、何行けないの?割とショックを受けている。そんな俺の姿もお構い無しに彼女は続けた。
「今、貴方が居るここは、現世との別れを告げる場所です。なので、我々案内係は最後に転生者が望んだ姿で現れるようにしています。その為、私は今、リングリストの姿をしております。」
ほー。なるほど。そう言う理由でしたか。これは、これでいいかもしれない。確かに、最後は、好きな人に見送られたいものだ。さらに彼女は話を続けた。
「それでも宜しければ転生の準備を居ますが、如何いますか?もし、しない方向を選べばエンドですが。」
見た目に似合わず随分怖いことを行ってくるなぁ。つまりは、一択ってことか。
「んじゃ、まだ、死にたくないあっ、いやもう死んでんのか。まぁ、いいや。転生する方向で宜しくです。」
まだ、やりたいことはあるし。てか、エンドってなんだよ。エンドって。
「そうですか!それは良かったです!改めまして、これから晃さんの案内係を務めますリングリスト(仮)です。気安くリンでいいです。今から晃さんにあちらの世界について説明させて頂きます!」
それからの話が長かった。ほんの2~3分で終わるかと思ったら、10分ぐらいは話していた。俺の10分の我慢をまとめるとこんな感じだ。
・お金の単位は[フォン]で、物価は日本と変わらないらしい。けれどものによっては、変わるとか。
・この世界でのお金の稼ぎ方だが、[魔物]からのドロップ品や魔石を売る。または、物品を売る。
・この世界の住人は、2種類のスキルを持っている。1つ目は、ユニークスキル。これは、初期状態で自分しか持つことができないらしい。2つ目は、レアスキル。レアスキルと言えどレア度は、5段階に分かれている。
ざっとこんなとこらしい。まぁ、向こうでも色々教えてくれるそうだから。頑張って覚える必要も無さそうだ。因みに俺のスキルについては、向こうに着いてかららしい。
「では、ある程度説明したのでそろそろ行きますか?異世界へ!」
「おう!行こう。異世界へ!」
こうして俺の異世界生活が始まる。
今回も読んで頂き有難うございました!
今回は、異世界の説明会となってしまいました。これでも説明しきれていない感があります。話の中でも追追話していくつもりですが、分からないことが有りましたら、コメントして頂けると有難いです!次回も宜しくお願いします!
(ちょっと詰め込み過ぎたかな?w)