おうさま
「ぼくおおきくなったらおうさまになりたい」
「どうして王様になりたいの?」
「おひげがすごい」
「王様らしい過剰に立派な髭」
「そのしたのおくち」
「命令することしか出来ない残念な口」
「したがものすごくこえてそう」
「好きなものしか食べない驕った舌」
「てがきれい」
「一人で缶詰一つ開けられない軟弱な手」
「えっと、あたまがいい」
「王冠を乗せるしか能がない王様頭」
「ぼくおうさまになるのやめる」
「それがいいと思うよ」
とりあえず200文字小説なるものを書いてみたかったので挑戦してみましたが、意外と難しいですね。
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