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ウチの母ちゃんが25年前に書いた小説見つけたったwww  作者: 征彌
俺は母ちゃんに復讐したい
99/210

99.母ちゃんの小説 第47話(?)

 衣擦(きぬず)れの音がした。

 雄司は音のした方へ振り返った。


『ねえさ、巫女殿』


 着物姿の律子は微笑むと首を振った。

『いいのよ。巫女殿なんて呼ばなくても』

『でも社殿ではそう呼ばないと』

 そう言いかけて雄司は口ごもった。

 見慣れた「シマ」神社の建物が視界になかった。


 ここは。


 安っぽい合板のスライドドア。バス会社からもらった社名入りのカレンダー。

汚れた食器が山積みになった流し。蛇口からは水がだらしなく滴り続けている。


 僕の部屋だ。

 急に頬が赤らむのが分かった。

 よりによってこんな汚くしてるときに見られるなんて。


 律子が音もなく雄司の側に立った。

『大変でしょう。普通に働きながらシマの勤めも果たさなければならないのは』

 言葉とともに目に見えない波動が打ち寄せるのを雄司は感じた。

 体じゅうに染みこんでいく。

『ねえさん』

 雄司は律子を見やった。

 ほんの数えるほどしか戸外に出たことのない青みがかった白い肌。それはまっすぐ伸びたつややかな髪とコントラストを成している。

『こんな遠くまで。どうやって』


 口許に手を当て、律子は忍びやかな笑い声を上げた。

『私は社殿にいるのよ』

『え』

『社殿から雄司を見ているの。ほら』

 律子は自分の足元を指さした。

 新聞や書類が無造作に投げ出され足の踏み場もない床の上に彼女は立っていた。

『そんなとこに立ったら足袋が汚れるよ。どいて、すぐ片付けるから』

『いいの。よく見て』

 雄司は目を凝らした。


 新聞に彼女の影が落ちていない。

『どういうこと?』

『これは私の()よ。外に出られないから、()だけでこっそり雄司を見に来たの。そうしたら…』

 律子の手が雄司の腕に触れた。

『雄司に捕まっちゃった』

『えっ』

 雄司は息を呑んだ。

 律子の言葉を理解する前に腕に当たる律子の手の感触に驚いていた。


 ()なら実体がないはずなのに、どうして(さわ)れるんだ。

 それに、僕はどうして服を着ていないんだ。


『分からない。これはどういうこと? 僕がねえさんを…捕まえたって?』


 律子は唇の片側の端をわずかに上げた。

『分からないまま能力(ちから)を行使するのが雄司の凄いところね。恐ろしくもあるけど。…あなたはね、今、眠っているの』

『でも、僕はこうやってここに…』

『じゃあ、あなたは私がここに来る前のことをはっきり覚えてる? 何をしていたか思い出せる?』

『ええと…』


 急に知覚が不確かになる。

 さらさらという音を聞いて振り返ったら律子がいた。

 しかし、その前に何をしていた?


『ね? 覚えてないでしょ。だって、あなたは眠っているんだから。あそこで』

 律子がベッドを指差した。


 そこには、雄司が枕にすがりつき体を丸めるようにして眠っていた。

 裸にトランクス一枚の姿で。


『え。じゃあ、僕は肉体(からだ)から出ているんだ。そうでしょ、ねえさん?』

 律子は首を振った。

『違うわ。これは雄司が見ている夢の世界なの。あなたは私の気配を感じて半覚醒状態で私をあなたの夢に閉じ込めた』

 雄司は目を見開いた。


『これが僕の夢? それにしてはあまりに…』

 みすぼらしいアパートの部屋は普段雄司が寝起きするところだ。キッチンの隅には出しそこねた生ゴミのポリ袋が置かれ、上を一匹の小バエが旋回している。

 夢がここまで正確に現実の世界を再現できるものなのか?


『そうよ。だって、これは()の私があなたの夢に取り込まれる前に見ていた景色だから。厳密に言うと、あなたは私を取り囲むように夢を作り上げたの。私の知覚を元に』


 不意に律子の体がよろめいた。


『ねえさん!』

 雄司はあわてて律子の体を抱きとめた。

『いけない。久しぶりに会えたのがうれしくて、つい、ゆっくりしすぎたみたい』

 律子は雄司の腕の中で体勢を立て直した。その顔はわずかな時間のあいだに青白さを増し、唇からは赤味が失われている。

『早く戻ったほうがいい。長時間、体から離れていたら危険だ』

『ええ、分かってるわ。でも、帰れないのよ、私の力では』

『なんだって!?』



Sorry for writing this in your notebook. I couldn’t find anything else to write in and I didn’t want the cleaner to accidentally throw my message away before you could read it. Don’t worry, I didn’t read anything as I was writing, I can’t understand Japanese so I didn’t have a snoop.

I just want you to know that I am so honoured that you chose to share with me something so personal to you. I still can’t believe that it’s true and I’m still not sure whether it was a dream or not. You will probably forget about me but if there is only one thing that you remember about me please let it be that I believe in you and that I believe that you are strong and don’t need them. You can have a happy, peaceful life if you choose to, marry a nice man, raise a family and pass away peacefully in your sleep at a ripe old age surrounded by your family who love you dearly. I wish that life for you with all my heart and I beg you to stay strong and stay away from those people, they might need you but you don’t need them.

Our paths might never cross again but if we do I hope that you are living a happy life free from the shadow that that clan casts over everything they touch. This trip will be my last for now and I am returning home to England to study. Although I’ve gathered so much information about all kinds of people during my travels but one can’t really earn a living from that kind of knowledge so I must return.

If you ever need somebody to talk to, to encourage you when you need strength, don’t hesitate to contact me. If you don’t want to talk to me again, that’s fine, I understand that you might just have needed to offload some of your troubles from your shoulders and that I was simply a spectator but what you have told me I won’t ever forget and I’d be happy to listen again.

Maybe some day you’ll read the name Dr Trudy Redgrave in some report about anthropology in one of those dreary magazines nobody reads that sit in the reception at the dentist’s. Don’t be a stranger.

Love,

Trudy


(*自動翻訳による日本語)

 ノートブックでこれを書いて申し訳ありません。私は中書いて、私はあなたがそれを読むことができる前に掃除機が誤って離れて私のメッセージを投げたいと思わなかった何かを見つけることができませんでした。私は、私はスヌープを持っていなかった日本を理解することはできません、私が書いていたように私は何も読んでいない、心配しないでください。

 私はちょうどあなたが私がそのようにあなたが私と一緒にあなたにとても個人的な何かを共有することを選んだことを光栄に思いますことを知ってほしい。私はまだそれが本当だと信じてすることはできませんし、私はまだそれは夢であったかどうかはわからない。おそらく、私のことを忘れていますが、私のこと覚えて一つだけがある場合、それは私はあなたを信じていることも教えてください、私はあなたが強く、それらを必要としないことを信じてます。あなたは、いい人と結婚、家族を高め、心からあなたを愛し、あなたの家族に囲まれて熟した古い年齢であなたの睡眠中に平和的に離れて渡すことを選択した場合あなたは幸せ、平和な生活を持つことができます。私はすべての私の心をあなたのためにその人生をお祈りし、私は強力な滞在し、それらの人々から、彼らはあなたが必要な場合があります離れて滞在するように頼むが、あなたはそれらを必要としない。

 私たちのパスが再び交差決してかもしれないが、我々が行う場合、私はあなたがその一族は、彼らが触れるすべてのものの上にキャスト影から無料で幸せな人生を生きていることを願っています。この旅行は、今の私の最後になると私は勉強しにイギリスに帰国しています。私は私の旅の間、人々のすべての種類についてはあまり情報を収集しましたが、 1は本当に知識のようなものから、生活費を稼ぐことはできませんが、私は返す必要があります。

 あなたは今まであなたが強さを必要とするとき、あなたを奨励するために、話をする誰かが必要な場合は、私に連絡することを躊躇しない。あなたは再び私に話をしたくない場合は、それは私があなたがちょうどあなたの肩からあなたの悩みの一部をオフロードするために必要な、私は単純に観客だったが、あることをしている可能性があることを理解して、いいのよあなたは私が今までにないでしょう私に言ってきた忘れて、私は再び聞くことが幸せになると思います。

 たぶんいつかあなたが歯科医のでの受信に座る誰も読まないものわびしい雑誌1における人類学に関するいくつかの報告書に名前博士トゥルーレッドグレイヴを読んであげる。見知らぬ人になることはありません。

愛、

トルーディー



(*携帯だと「あとがき」が読めないことを発見したので、本文欄に書きます)


 掲載するものの、タイプした僕自身が狐につままれたような感じです。

「母ちゃんのノート」に書かれている小説は一応ここまでが一つの物語のようです。残りは物語の設定らしき細々したメモとキャラクター設定と思しきえんぴつで描いたイラストが何ページか、です。


 しかし、この英語のパートについてはよく分かりません。

 僕は英語はそれほど出来ないので、参考にと思ってネットの自動翻訳にかけてみました。後に続く日本語の部分がそれです。

 僕も何とか知り合いの英語が出来る人に聞いて、僕なりの考察をまとめて「俺パート」のほうに書くつもりです。

by「俺」

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