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恩返し

 月日は流れ傷は癒えた。時間が全てを解決する。人間の解決は死だけだ。生きていた頃はそんな風に考えていたが、どうやら苦痛は続くらしい。此処はさしずめ煉獄か。ウチダヤは無闇に優しさを振り回している。かと思えば不意に俺を深く傷つけてしまうのが他人と言うものだ。俺は親にも言いたいんだ。命なんて貰ってしまったらどうやって返せばいい?テメーらが無遠慮に押し付けてくるソレが、煩わしくてしょうがない。独りでは生きれないのに孤独になりたい。どうしようもなく世界に関係している。自分の中の帳尻を合わせるには、俺はまだ若すぎるみたいだ。

「アヅチ。大分良くなったみたいだが具合はどうだ?はは、疲れた顔をしている。だが君はこれから身の振り方を考えなければならない。それは不可避の現実だ。ははははは」

「お陰様で最高の気分だぜ。当然だが俺は此処を出て行く。だがその前にテメーに借りを返したい。持たざる者の分際で我が儘ではあるが、何か手伝える事は無いだろうか?」

「ふむ。ならチンポでもしゃぶって貰おうかな?寧ろケツ穴犯していいか?俺はムラムラして我慢ができない」

「テメーがそれでいいなら、俺だってそれで構わないさ」

 俺が言い終わるや否やウチダヤは屈強な身体でのしかかり俺の口を塞いだ。俺のペニスを摩りながらベロベロに舐め回してくる。ああ臭い。なんてエッチな匂い。これから犯されると言うのに俺はガチガチに勃起してしまった。

「ニヒリズムを装っちゃいるが、身体は正直じゃねぇか」

 ウチダヤが言葉で辱めてくる。ひゃだ。嫌なのに。俺のアレはカウパー腺液でビショビショになっている。

「メチャクチャにしてやるから覚悟しろよ」

 言いながらウチダヤがブツを取り出す。

「嘘!?ヤダ!?そんなの絶対入らない!」

 泣き喚く俺に構わずウチダヤは俺にぶち込んだ。

「かっは。ひぎいぃ。ヤダ!壊れちゃう!アナル壊れちゃう!抜いて!お願い抜いてぇぇ!!」

「ははははは。すっかりメスの顔になりやがって。俺のチンポの味たっぷり教え込んでやるからな。オラオラオラオラオラぁ!!」

「ひぎいぃぃ!ごめんなひゃいぃぃ!お願い許してぇぇ!許してくだしゃヒィィィィ!!」

 涙と涎で顔面をぐちゃぐちゃにしながら俺は小便を垂れ流した。必死で命乞いをしたがウチダヤは構わず乱暴に腰を振り続け俺の中に大量のザーメンを流し込んだ。

「ほらぁ。まだ終わりじゃねぇぞぉ?ちゃんとお口で掃除しな?オラオラオラオラオラぁ!!」

 ウチダヤは俺の口に無理矢理チンポをねじ込み喉奥をガンガンに犯しまくった。

「おごっ。おぼォ!おエ!おエエエエ!!」

 俺は下呂を吐きながら白目を剥いて失神した。

「ハイ、よくできました」

 そう言い残してウチダヤは部屋を出て行った。

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