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無敵艦隊

 道具を買い揃えた俺の次なる目的は仲間集めだ。田吾作さん、小平次さん、次三郎さん、与左衛門さん、おれ、の五人でクルーを組んだ。クルー名は無敵艦隊。平均年齢七十三歳。この村では子供が生まれたら谷底に突き落とすと言う風習がある為、少子高齢化が深刻だった。俺達五人は必ず太平の世を築こうと桃園で誓い合った。遠縁なのに近い。なんちゃって。怪我もしてないのにポーションで乾杯する。病気でも無いのに経口補水液OS-1を飲むが如き鬼畜の所業だ。そして飲み終わったポーションのペットボトルに穴を開け、吸い口を付けた自家製水パイプで草を焚き始めた。

 「ボコボコボコボコボコボコボコ」

 俺は咳き込みそうになって口を離そうとするが田吾作さんが

 「全部吸え!全部吸え!」

 と煽るので頑張って全部吸い込んだ後、盛大に咳き込んだ。

 「ゴッホゴッホ!オホぉ!オホぉぉぉぉ!!」

 死にそうになりながら汚い声を撒き散らしてる俺の隣で田吾作さんは山盛りの草に火を付けた。

 「ボコボコボコボコボコボコボコ」

 田吾作さんは一息に全て吸い切ると目を閉じて鼻から蒸気機関車の様に大量の煙を吹き出した。本人は至って真面目だがそれはかなりシュールな光景だった。田吾作さんは全く咳き込む事は無かった。

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