ニヒリズム
俺は教会で神父様の御高説を賜っていた。
「私の哲学はニヒリズムから始まりました。そして今確かに、そのニヒリズムを内包したままアウフヘーベンが成されているのです。ニヒリズムと言う言葉を知らない人の中にも、ニヒリズムは存在している。それをニヒリズムと言う言葉で表現できたことによって、まず一つ目の止揚が成されたのです。そしてもっと沢山の言葉を知る事により、ニヒリズムの絶望感を全く損なわないまま、それはそれとして違う視点からの光を見出す事ができるのです」
ふわぁぁと俄然欠伸が止まらない。此奴は何を嘯いておるのだ。死ねばいいのに。死ねば神父様と言えども腐って悪臭を振り撒くだけの罪悪に成り下がる。死ねばいいのに。死ねばいいのに。嗚呼、私こそが死ねばいいのに……。
「アハッ!あいつまた希死念慮に苛まされているわ。ざまァねェわね」
クシナダ姫は涎を垂らして御満悦な表情。
「あぁヤバい。あいつの苦しそうな思念を眺めてたら濡れてきちゃった」
クシナダ姫はビショビショになった下の口にするりと指を差し込んだかと思うと、その中にあった愛液をグチュグチュと掻き回し始めた。ボルテージは否応なく上がって行きやがて最高潮に達する。
「アアッ!イイ!イイぃ!!十一!十一ィィ!好き!好き好き好き!しゅき!しゅきィィ!!」
一通りの行為を済ませたクシナダ姫はしっとりとしていた。ウェットな感じだった。
「ハァハァ、もうダメぇ!チンポ欲しい!あの時のチンポぉ!アヅにゃんのおチンポぉぉ!!ヤダヤダヤダヤダぁ!!」
クシナダ姫は安土十一とかいうガキに乱暴にハメられた時の事が忘れられなかった。忘れられなくておマンコが疼いて切なくてたまらないのだった。こんな夜にもしかして、君のおチンポがあったなら……。などと謎の歌詞を書き連ねる程にとち狂っていた。女神は完全に狂いきっていた。




