温泉
今日は友人と三人で温泉に行った。二人は早々に脱衣に成功して浴場に入ったのだが、俺はモタモタとしていて一向に脱衣が終了する気配が無い。それもその筈で、スウェットのズボーンを脱ぐのだが脱いだ瞬間に復活しているのだ。それならばとテーシャーツを先に脱ごうとするのだが、やはりテーシャーツも脱いだ瞬間に復活している。俺はこんな筈は無いと上、下、と何度も何度も脱衣を試みた。するとようやっとスウェットのズボーンを脱ぐ事ができた。なんだ脱げるじゃないかと続けてテーシャーツを脱ぐとスウェットのズボーンが復活している。ワッツ!?こんなこんでは一生温泉に入れないと思い、俺は上半身裸、下はスウェットのズボーンのスタイルで浴場に突入した。ズボーンを履いたまま浴槽をジャバジャバと闊歩する私。すると友人二人がどこからかやってきた。友人二人はズボーンを履いたまま浴槽でジャバジャバな私を見て苦笑している。
「ズボーンを脱いでも復活しちまうんだよ!君らだけが頼りだ!信じてくれぇぇ」
私は迫真の形相で訴えたが二人は「なに言ってだコイツ」と今にも言い出しそうな表情で苦笑し取り合ってはくれない。ジャバジャバ、ジャバジャバと言う音楽だけが浴場に虚しく響いていた。
そんな下界の様子を見てクシナダ姫は爆笑していた。
「あひひひひっ!あひっ!あひィーッ!!もっともっと苦しむと良いわァーッ!フヒヒヒヒーッ!ああ!!ヤバい!苦しい!ぐるじい!!死んじゃう!死んじゃうぅ!!アヒャ!アヒャヒャヒャヒャーッ!!!!」
大股開きになってマンコも脇マンコも丸出しで転げ回る様はなんともはしたない姿だったが、クシナダ姫を観測できる者は地球上に存在し得ず、そういった厳然たる事実は全て嘘になるのだった。




