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昨日は実りのある1日だった。色々考えたけど、アイス屋さんは毎日ガッツリじゃなくて不定期オープンにしようと思う。
アイスのストックが出来たら開けて~って感じで、カレンちゃん達にあまり負担をかけない方向で行こうかなと。
ちなみにスタッフは私がしようかなと。とりあえずね。そのうちまた誰か雇ってもいいけど、今のところはそんな感じでしようかな。
一応家族用の社宅をもう一軒建てて貰っとこう。よし、今日も派手なアラジンパンツで気合いを入れるぞ~!
ちょっと明日辺り1回ガッツリ休みを取ろうと思う。ボブさん達も休ませなきゃ!
そろそろね~、家庭菜園が気になって気になって……早く植えてあげたいのよ。庭もね……どうにかしたいな~……
「あ、おはようございますオーナー!お客様がきてますよ」
カフェにつくと、ホールスタッフの女の子が元気に挨拶してくれた。お客様?ミーナさんかな?
お客様がいると言う席を見ると、艶やかなチョコレート色の髪の女性が座っていた。
ん?誰かな……?近付くと、超セクシーな美魔女がいた!いや、服装は地味なんだけど、スタイルとか醸し出すオーラがセクシーで杉○彩系の年齢不詳な美魔女だった。
「はじめまして、貴女が勇者様の奥方様ね?私はサマンサよ。
騎士の方達に聞いたわ、貴女がいたから助かったって……本当にありがとう。素敵な刺繍の本もありがとう。とても癒されたわ……
すっかりお礼が遅くなってしまってごめんなさいね?家を隣に建ててくれるって聞いて驚いたわ!本当にいいのかしら?」
「あ~、お隣に越してくるサマンサさんですね!これからよろしくお願いします!凄く素敵なハンカチもいただいてしまって……あんな綺麗な刺繍は見たことなくてビックリしました」
「あら、喜んでいただけてよかったですわ。ふふふ、あの人が生きている頃は注文で作ったりもしてましたのよ」
おお、プロの方でしたか!今後も作って売ってくれないかな~なんてね。
「麻衣さん、おはようございます……あらおば様!お久しぶりです」
「あらミーナ!貴女ここで何してるの?あら?その服素敵ね……」
サマンサさんと話していると、ミーナさんが昨日プレゼントした服を着て現れた。やっぱりめちゃくちゃ似合う!
「おば様?」
「はい、サマンサおば様は父の姉に当たる方です。まぁ、私もおば様も勘当されているので、もう家とは関係無いんですけどね」
美魔女同士、親戚だったようだ。うん。どっちも色気むんむんな所はそっくりだね!顔も髪の色も全然違うけど、この醸し出す色気はまさに血族だわ~。
「え?勘当?」
「まぁ……お恥ずかしい話、嫌な結婚をさせられそうになったので国外に逃げちゃいました!それからいろんな国を転々としている間に勘当されていたようです。ふふふ
おば様は大恋愛の末に、大商人と逃げたんですよね?」
「だって色ボケ爺の何人目かの愛人に差し出されそうになってたのよ?本当信じられないわ!弟も家のために色ボケ爺の所に行けとか言うし、貴女の親を悪く言いたくないけど、本当父親に似て最低な男だったわよね」
どうやらこの色気のせいで2人とも実家で苦労したようだ。確か未亡人は子爵家の出身って言ってたな……ってことはミーナさんは子爵令嬢!?
……まぁ、勘当されたって言ってるし、もう違うのかな?
「それで……貴女何でここにいるの?」
「実は麻衣さんから働かないかってって誘われてて、今日は話を聞きにきたの」
「あ、そうなんです。ミーナさんに是非働いて欲しくて、スカウトしました」
「まぁ……なんだか面白そうね?ふふふ」
何でもない会話なのに何だこの色気は……とりあえず、隣のテーブルをくっ付けて3人で座ることにした。
……なんか私だけ浮いてない?急に自分がちんちくりんに思えて、恥ずかしくなってきた!
席につくと、ホールスタッフの女の子がお茶を入れてくれた。サマンサさんには元々出ていたけど冷めていたので、新しいカップに入れ直してくれた。気が利くな~。
「それで、サミー君に今のお店みたいな感じだと聞いたんですけど、詳しく教えていただきたくて……仕入れを担当して欲しいとも聞きました」
「そうなんです。隣に見える建築中の建物がお店になります。ここで使うスパイスや寒天、醤油、生クリーム、パスタ等と、あの道向かいの大きな建物で遊ぶときに使う服なんかを置きたいと思っています。
服は遊ぶとき用の物だけじゃなくて、今私やミーナさんが着ているような、ちょと派手で可愛い服も置けたらいいなと思っています。
あと、私の世界の本を見て作った小物なんかを置けたらな……とは思ってるんですけどね~。それはまだ作る人を探すところからなんで、先になるかな~。
あとはサミー君が言ってた通り、仕入れですね……今のお店で仕入れているスパイス等の他、このカフェで使う食材等の仕入れの管理なんかもお願いできたらな~と……私、その辺は全くの素人なんで、教えて貰えればなと思っています。
休日はこの辺一体と同じで週に2回です。営業時間も同じく10時から18時……17時でもいいです。
一応今のところスタッフはミーナさん1人なんですけど、大丈夫ですか?お昼の休憩なんかは、看板かけて一旦閉めてもいいかなと……
あ、ちなみにお昼はあの道向かいの小さい方の建物で、賄いが出ます」
「なるほど……今の仕事にちょっと売るものと仕入れが増える感じですね。どのくらいの売上になるのかは分かりませんが、1人で大丈夫だと思います。
休憩中は閉めていいとか、有り難いです……しかも賄いまで。住むところも社宅があると聞いたんですけど、入れますか?」
「あら、貴女住むところを探してるの?だったらこれから建つ予定の私の家に一緒に住みなさいよ」




