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「まずはこれです。ちょっと私が作ったからあまり上手じゃないけど、Tシャツとハーフパンツを大量生産して欲しいです。

 あと、もう1つは女性の下着なんでちょっとこっちにいいですか?」


 アンドレ達から離れ、和室の角に連れて行ってセクシーコスプレの通販の検索画面を見せる。


「な……これは…………可愛いじゃねーか!」


「こっちはどうかな?」


 次にセクシー下着の検索画面を見せる。


「……売れる!売れるぞこれは!どこで売るんだ!?」


「う~ん、今のところ貴族女性専用のサロンを作る予定で、そこの個室で売ろうと思ってる」


「俺にも売らせろ!ドレスのオーダーがあった家に行く時に、こっそり見せてきてやる。この透けてる素材は何だ?」


 何だと言われても何と説明すればいいのかよく分からなかったので、いくつかコスプレと下着を買って渡す。

 何のためらいもなく開けて広げて見るから、アンドレは笑ってるしハンスは真っ赤になってうつむいている。

 何故かライアンは一緒に真剣に見ている……本当に何で?

 同じような素材も探してちょっとずつ買ってみる。


「これはシルクオーガンジー、これはポリエステルオーガンジー、ラメが入ってるやつとかプリントされてるやつ、刺繍が入ってるのもあるよ。

 これはジョーゼットだって、綺麗な柄だね!これはチュール。これも色が色々だったり、ラメだったり柄だったりだね。

 ハードチュールの方は、パニエに使われてたりするみたい。この世界のパニエってどうなってるんだろう?」


「パニエ……?ああ、クリノリンの事か。魔物の革だ」


「魔物の革?」


「そうだ、中々取れないうえに、加工が難しい」


「ふ~ん……これは私の世界のパニエだよ。ボーンが入ってて、ハードチュールやソフトチュールを使って形を出すみたいだよ」 


 試しに2種類出してみた。


「これは……軽いな。潰れない……」


 感動しているようなので、ウエディングドレスの本も渡してみる。


「こ、これは……なんて斬新なデザインなんだ!」


 本に夢中なので、ご飯でも作ろうかな~。


「あ、オーナー今日の売上報告いいですか?」


 いつの間にかハンスまでオーナーって呼ぶようになっていた。てか誰が言い出したんだろう?まあいいけど。


「今日は普通のが4枚と組み合わせが11枚の15枚でした。お嬢様にこっそり婚約者に贈るために1枚欲しいと言われたので、小さいサイズをフレームに入れてプレゼントしました。

 あと、公爵様から王家の写真が欲しいと言われたので、アンドレ様が確認してくれるそうです」


「王家の写真?」


「はい、王家の肖像画は結構人気なんですよ。貴族が屋敷に飾る大きなものから、平民が家に飾る小さくて簡単なものまで様々です」


「へ~、そうなんだ?オッケーが出れば売り出しちゃえば?何割かは貰えるのかな?いい収入源になりそう。くふふ

 平民も手に取りやすい価格のものがいいな~……人気の騎士とかいたりする?売れないかな?」


「いるにはいますが……本人の了承が取れるかどうか……」


 まあそうだよね。普通は自分の写真が売られてたら嫌かな……超ナルシストで人気がある人がいればいいのにな。


「俺様の写真なら売っていいぞ!売れ過ぎて生産が追い付かずに大変だろうな!ふははははははは」


 ああいたよ、何故か人気で超ナルシストなやつ……てか本当に人気なのかな?絶対怪しい……


「あ、このドレスは俺のデザインだな……むー……この本を見たあとに見ると、色褪せて見えるな。

 どんどんデザインがわいてくる!早くデザイン画描きてー!」


 スケッチブックと鉛筆と消ゴム、色鉛筆?絵の具がいいかな?両方出してみる。

 凄い早さでデザイン画が描かれていく……


「下着とかコスプレのデザインもお願いね」


 おお、凄い下着だ……これは……無理!コスプレはこちら風にセクシーなシスターっぽいやつや、騎士とかもある。

 超短いドレスや、スリットどこまで入ってるのってドレスもある。さすがプロ!


「このミシン持って帰ってもいいか?」


「あ~、残念ながら電気と言うものがいるんだよね……だから、私の世界風の建物じゃなきゃ使えないんだ」


「は?じゃあどうやって業務提携するんだよ?」


「あ~……うん、アンドレ様、工房建てて貰ってもいいですか?」


「っち!いつ出来るんだよ?向こうの工房は引き上げてそっちで仕事するか。ったく……場所はどこだ?お針子達が通えるところにしろよ」


「場所はこの通りのどこかかな。図書館までは辻馬車の定期便が出るから大丈夫だと思うよ」


 とりあえず保留で実際ミシンをお針子さん達に使わせてから決めるそうだ。まあ、ミシン欲しいみたいだからほぼ確定だと思うけどね。

 とりあえず離れのベッドを片付けて、ミシンのお試し会場にすることにした。

 今度みんなを連れて来るらしい。


「このキラキラしてるのなんだ?宝石じゃないよな?」


「ビーズかな?これだよ~、ガラスで出来てるの。綺麗だよね」


 ガラス……と呟きながらめちゃくちゃ観察してるので、これも色々なカットで色々な色を出してみた。

 こんなに貰っていいのかと言いつつ嬉しそうにしている。やっぱり美少女だ。

 は~、もう疲れたから、何か注文しようっと。

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