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出来るだけ早く紹介してくれると言うことで、昨日は早めに解散した。ハンスが今日も仕事だからね。
アラジンパンツが気に入ったので、今日はちょっと派手な柄のアラジンパンツに、フロント部分が短く両サイドが長いゆるっとしたカットソーを合わせた。
ネックラインがかなり開いているので中にタンクを着て、頭にもエスニックなヘアバンドを着けた。
本当はスカーフを髪に編み込んでる髪型も可愛いなと思ったけど、自分じゃ上手く出来なかったのだ……いや、正確には出来るんだけど、黒髪ストレートだからか思ってたんと違うって感じだったので諦めた。
「おはようございます!オーナーの今日の服、個性的で可愛いですね!」
「おはよう。ありがとう……履くならあげるよ?」
「ええ、いえ……履く勇気が……」
お店につくなりホールスタッフの女の子に誉められたけど、社交辞令だったようだ……
今日は昨日会った子と、もう1人の実家住まいの子も来ていた。
「オーナー、昨日あの後大変だったんですよ!その辺にいた人たちみんなに囲まれて、お店の事とか色々聞かれました。
なので、あのドレスや他にも色々なドレスを着て写真を撮ることが出来る事や、図書館やカフェの事を知ってる限り話しておきました!
いい宣伝になったと思います!さすがオーナーですね!」
いや、酔ってて着替えるのがめんどくさかったからそのまま帰っただけなんだけどね~……偶然にもいい宣伝になったようだ。
「あれ?サミーいたの?」
「ミーナさんに持っていくものを作ってたっす。あと、カレンさんが昨日のスポンジ生地でラスクを作ってくれるそうなんで、それも持っていこうと思ってるっす!」
「なるほどね~……あ、これも一緒に持っていって。ミーナさんに似合うと思うから。よろしく言っといてね」
黒い七分袖のピッタリしたカットソーにエスニックなロングスカート、私とお揃いのヘアバンドとターコイズのついたエスニック風イヤリングとネックレスを可愛くラッピングして預けた。
「うわ、なんっすかこれ?派手っすけどミーナさんにめっちゃ似合いそうっすね!てかオーナーがミーナさんにアクセサリーを贈るんっすか?俺も何か買っていったがいいんじゃないっすか?」
「え?なんで?サミー君からは美味しい料理があるからいいんじゃない?あ、食パンが焼けてるみたいだし、サンドイッチ作って一緒にランチしてきなよ!
タマゴサンドと~、あ、美味しそうなハムもあるじゃん!」
「オーナー……まじ天才っすね!」
色々なサンドイッチのレシピを考えていたらしく、サミー君は手際よくマヨネーズから作り始めた。
ミーナさんのスカウトはサミー君の腕にかかってるからね!頑張ってね!まぁダメでも私が口説きに行くけどね~。
さてと、今日もみんな集まって仲良く勉強していた。図書館と写真屋さんの作業もだいぶ進んでいる。
広場にタイルも敷かれ、噴水を作る作業中だった。写真屋さんはあと3日くらいで、図書館もあと1週間くらいで完成しそうだ。
それから本に魔石をつける作業をしたり、貸衣裳を出したり、スタッフの動きの確認をして、いよいよ2週間後位にプレオープンかな。
とりあえず練習台に、建設に携わった大工さん達や騎士団、魔法団の皆さんとご家族を招待しよう。
プレが終わったら翌日は反省会をして、きっと色々修正しなきゃだから、今から20日後位に本オープンかな。
その頃にはちょうど体育館建設も終わってそうだから、一緒にオープン出来そうだよね!
急いで間取りを考えたら、店舗のオープンも出来るかな?あ……出来たとしてもスタッフがいないか……商品もさすがにまだ無理かな~……
とりあえずTシャツの試作品を作ってみようかな。ってミシンはライアンに預けてるんだったね……
裁断だけして、ランチの時ミシンと本は出して貰おうかな。体育館の屋根の上で作業中だから声かけるの申し訳ないもんね。
先にカウンターで間取り図考えよう。
「あ、麻衣ちゃんおはよ~。可愛い服着てるね!これラスク作ったからよかったら試食してみて。リーズナブルな商品で売り出そうかなと思って。
あとはケーキクラムにして色々使おうかなと思ってる。まぁ、失敗作とかが出ればだけどね。2人とも真面目でちゃんと手順を守ってくれるから、凄く上手だよ。
マルコ君はパティシエ見習いとしてずっと働いて貰って、しばらくの間ジョン君も朝の3時間だけ借りれないかな?」
「7時からオープンの10時までってこと?大丈夫だよ。夕方にはお客さんも引くだろうし、2人で大丈夫だと思う」
「よかった~!これで朝も開店前にはちゃんとケーキを並べられるよ!いつ頃オープン予定?そろそろ本格的にメニューを決めて、2人にして貰う作業も考えなきゃ!」
「たぶんあと1週間で図書館も出来るから、プレオープンを2週間後で考えてる。本オープンは20日後かな……」
私達の会話をみんな聞いていたようで、いよいよ2週間後にはお客さんを相手にするのかとざわついた。
「いよいよなんですね……本当に学の無い自分に出来るんでしょうか……」
「レジとか大丈夫かな……」
「美味しいお茶を、まだ入れきれないのに……ダリアさ~ん、なんでカフェじゃないんですか~」
うん、だいたいみんな不安みたいだね。私も不安だよ……図書館はまぁ大丈夫だと思うし、写真屋さんも慣れてるハンスがいる日にオープンすれば大丈夫そうだけど……問題はカフェだよね……
初めて見るスイーツにパスタでお客さんからの質問とかも多そうだよね……
お持ち帰り方法も初の試みだし、1回1回の接客が長くなりそうだよね……どうにか出来ないかな?
う~ん……後でみんなに相談してみようかな。とりあえず間取り図考えよう。




