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 明日は何を着ようかな~などと考えながら唐揚げを揚げていると、久々にアンドレとハンス、サミーが来た。

 ケーキでお腹が膨れてるから、唐揚げと枝豆でちびちびやろうと思ってたのに……足りないよね……?

 めんどくさいな……冷蔵庫に豚肉とキムチがあるから、モヤシとニラを買って豚キムチにしよう。焼肉のタレはあったよね?あったあった。ニラも手でちぎるから、包丁もまな板も使わず、大雑把豚キムチの完成~。

 野菜が足りないからサラダを注文して~、これでいいかな?


「これ何っすか?旨いっすね!辛いけど旨いっす!」


「キムチだよ~。これだけで白いご飯が3杯は食べれるよ。欲しいならあげるよ」


「あざーっす!楽しみっす!ごはんも家で食べてみたいっす!」


 炊飯器と米渡す?あ、チンするご飯を試しにあげよう。家でも食べるようなら炊飯器と米をあげるね。

 

「それで、何しに来たの?」


「うわっ!ひっで~!色々作らせたくせに冷たい~。ハンスが明日のミーティングするって言うから連れてきたのに、麻衣殿が冷たい~!」


 うるせ~酔っぱらいが!って確かに色々作ってもらってめちゃくちゃお世話になってるんだよね……でもせめてアポは取って欲しいと言うかなんと言うか……ごにょごにょ


「すみません、俺が麻衣様に会いたいって言ったから……明日なんですが、どちらも午前中の訪問になっています。予定通り、麻衣様と勇者様は騎士団長宅へ、俺とアンドレ様は宰相宅へ行ってきます」


「あ、アンドレ様も行ってくれるんだ?よかったね」


「当たり前だ。騎士団長宅には勇者殿が行くのに、宰相宅には下位貴族の次男坊じゃ釣り合いが取れんだろう?

 だから忙しいが俺様が行ってやるんだ!宰相のやつ、泣いて喜ぶだろうな!ふはははははははは」


 ……えっと~……喜ぶよね?大丈夫だよね?なんか不安だけど、確かに釣り合いが取れないと言われると納得かな。

 そんなことをちゃんと考えれたなんて……意外だわ~。


「む?麻衣殿なにか失礼なことを考えていないか?」


「そ、そんなこと無いですよ~。てか明日ってどんな服装が正解ですか?マナー的にはドレス?でも仕事だから制服?」


 知らん!とあっさり言われてしまった。え~……ライアンはこう言う事は頼りにならないし、サミーは論外。1番常識人なのはハンスだけど……


「えっ!?俺ですか?えっと~……制服の方が動きやすいかと思います。外だったり室内だったりで結構移動も多いですし、俺はスツールを上下させて何とかなりましたが、座った姿を撮ったりする時は少し屈んだりしますし……」


 なるほどね。確かにドレスだと動きにくいし裾やら胸元やら色々気になるよね。うん、制服で行こう!

 写真館の制服でいいかな?オーナーらしく、少しデザインかえてみる?と言うか、面接で使ったシャツとパンツでいいかな?パンツは制服と同じだけど、シャツは色は同じでデザインが違う。

 これに制服のベストを着て……うん、ベストが似合わないんだよね~。背が低くて無駄に胸がでかいから、凄くアンバランスになってしまう。ジャケット着る?暑いよね……

 ライアンもお揃いで黒シャツにグレーのピンストライプのスラックスを履かせよう。うう、筋肉が凄くてサイズが難しい……シュワちゃんとかが着てるブランドのスーツとか……

 マッチョ用のスーツ専門店?試してみるか?……おお、かっこいい!ジャケットは……諦めようか。首も苦しいのね……1個開けてネクタイは諦めよう。ああ、でもそれがまたかっこいい!

 ちょっとネックレスとかつけちゃおうよ!黒い石がついてるやつね、オッケー。えっと、チェーンの長さがこのくらいね……うん、大丈夫そう。ポチリ

 ふおおお~!かっこいい!鼻血出そう!まじイケメン過ぎ!今夜は……汚れたら大変だから脱いでね。明日楽しもう……ぐふふ


「おい、ヨダレ出てんぞ。俺のはないのか?」


 え?ヨダレ?まじ?あ、ハンスが頷いた……まじか……てかアンドレも制服着るの?あ、ハンスとお揃いを着たいのね。くふふ

 シャツと3ピーススーツを出してあげた。ネクタイは~……アスコットタイがいいんじゃない?色はピンクかな。うん、似合うんじゃない?

 え?サミーも欲しいの?かっこいいからミーナさんに見せたいのね。でもそれなら違うデザインでもいいんじゃない?

 ネイビーストライプの細身の3ピーススーツに白いシャツ、紫のネクタイでいいんじゃない?くふふ

 ミーナさんの髪みたいな綺麗な色でしょう?


「うん、似合う似合う!道行く人に聞かれたら、ちゃんと新しく出来る写真館で、これを着て写真が撮れるって説明してね。カフェの宣伝も忘れないでね。くふふ

 あ、あとミーナさんに会いに行くなら、雇われ店長をする気がないか聞いといて。明後日休んでいいから、頑張って口説き落としてきてね!」


「麻衣様がそんなに応援してくれていたなんて……任せてください!頑張って口説いてきます!」


 ん?なんかちょっと……気のせいかな?


「頑張って口説いてね!お給料は、店舗だけじゃなくてカフェの仕入れとかも担当して欲しいから、銀貨20枚くらいかな~。私がいないときとか、オーナー代理として任せられるくらいな感じでお願いしたいんだよね~……」


 そう、思いがけず大きくなってしまって、正直一人じゃ荷が重くなってきたんだよね。しかもスパイスとか寒天とか生クリームとかパスタ麺とか売りたいけど、もう無理って思ってしまって……でも絶対需要があるよね……

 仕入れとかもしたこと無いし、自分で出来るかも不安だったり……慣れてるミーナさんがいてくれると、本当心強いなと思って。

 なんとか働いて貰えますように……

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― 新着の感想 ―
[一言] フラれたら…((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル
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