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「ああ、ここでしたか。棚が出来ましたよ」


 おお、早い!さっそく行ってみよう。うん、シンプルだけど頑丈で良さそう。さっそくさっき買った椅子をライアンのアイテムボックスに入れて、出して貰う。

 

「うわ~……ちゃんときれいに並んで出るんだね……凄い便利。いいな~」


 う、羨ましくなんか無いもんね!100個の椅子は、2段目の3分の2位まででおさまった。無駄に縦長の部屋だから、思ったより収納力があったようだ。

 あと70個位かな?と7色を10脚ずつ買うと、あと1脚入りそうだったので、赤を買ってみた。うん、派手可愛い。

 全部で171脚か……普通の映画館の座席にしても少ないよね?まあ、どのくらいの人口かわからないけど、何回かに分けて上映したら大丈夫かな?

 あ~、そう言えば明後日、椅子並べる時間あるかな?入口に置いておいて、ご自由にお使いくださいって感じがいいかな?

 場所も好きな場所でどうぞって感じで……小さい子の椅子も必要だったかな?う~ん、まあ、土足禁止だから、子供は床でもいいんだけどね。

 あ、レジャーシートも用意しようかな。土足禁止とは言え、普通に靴を脱ぐ文化がない人達に、床に直接はハードル高そうだよね。

 椅子をご自由にお使いくださいと一緒に、シートもご自由にどうぞって感じで使い方も簡単に書いとこうかな。絵の方が分かりやすいかな?

 

“ちゃららら~ら ちゃら~ららら”


 ああ、終わったみたいだね。


「「「うおおおおおおお~!」」」


 う……うるさい……


「アンドレ様~!アンドレ様!」


 筋肉を1人ずつ、なんとかどかしながらアンドレに声が届くところまで来た。


「ん?麻衣殿か?どうした?」


「映写機の調子も見たいんで、あっちのスクリーンで見てください!ちょっとそこのあなた達、上に行ってカーテン閉めて来て。

 みんな仕事の時間は終わったけど、帰らなくて大丈夫なんですか?」


 家庭がある人達は渋々帰り、その他のメンバーはここで本日の仕事は終了となったそうなので、アンドレと一緒に見るらしい。ライアンも、みんなと一緒に見たそうにしている……


「残ってDVD見てもいいよ~。あんまり遅くならないようにね。このシートの上に、ハンバーガーのセットをいくつか置いとくからね。こっちはお茶とジュースとスナック菓子ね。

 終わったらちゃんとみんなで掃除するのよ~?テンション上がってバスケするのはいいけど、靴下だと危ないから裸足でするのよ。

 汗かいたらシャワーも使っていいからね……てか馬車帰ったけど、みんなどうやって帰るの?歩き?そう、まあがんばれ……


 じゃあライアン、私はハンスとタチアナさんと帰るから。サミーもミーナさんと帰るのかな?サマンサさん待ってるしね。

 今日は離れにタチアナさんもいるし、心配せずにゆっくりしておいで~。アンドレのことお願いね……」


 ライアンは心配してないけど、アンドレははしゃぎすぎて何かやらかしそうで怖いわ……まあ、他人の私が心配することでも無いんだけどね。

 明後日に向けて、明日は各店舗に回ってそれぞれミーティングしなきゃだし、疲れたので私は先に帰ります。

 食事は、うちにあつまることにした。タチアナさんに離れを案内しなきゃだしね。サミーも、サマンサさんの家のキッチンだと、リビングから離れているから、ちょっと寂しいらしい。


「ではあらためて、タチアナさん、これからよろしくお願いしま~す!乾杯」


「「「乾杯」」」


「突然押し掛けてきたのにこんなによくして貰って……本当にありがとうございます!」


 恐縮してお礼を言う姿も、やっぱりご令嬢と言うより冒険者風でかっこいい。


「ご実家は大丈夫かしら?許してくれるといいわね~」


「大丈夫です!妹も立派に育ちましたし、相手の家も了承してくださいましたので、問題無いです!

 もっと早くに……1年前、ハンス様が怪我をした後すぐにこうしていれば、妹達にも回り道をさせずにすんだんですよね……」


 ハンスはしゅんとなったタチアナの肩を抱いて、かっこつけてるつもりなんだろうけど……顔がにやけてるよ!


「あら~、恋に回り道はつきものよ。ふふふ

 それに、すんなり妹さんと婚約してたら、今ほど燃え上がってなかったかもしれないわよ~?若いっていいわね~、うふふ

 私もあの人と結婚する時は、それはそれは燃え上がって、なにもかも捨てて駆け落ちしたのよ~。うふふ」


 ああうん、またのろけですか……サマンサさん、酔うとちょいちょい亡くなった旦那さんののろけが入るんだよな~。

 そう言えば、サマンサさんは現地妻じゃなくて、大商人さんの後妻さんだったそうだ。

 サマンサさんと出会った頃には、奥様と死別していて、浮気じゃなかったらしい。勝手な印象で、各地に現地妻がいるとか思っててすみませんでしたー。

 

「そんなものなんですか?私の存在が障害になって、妹達は燃え上がったんですか?」


「あら~、あなただってそうでしょう?ハンス様の怪我に婚約破棄、望まぬ新たな婚約が大きな障害になって、勘当覚悟でここまで来たんでしょう?ふふふ」


「た、確かに……会えなかったこの1年で、今まで以上に燃え上がった気がします……」


「ほほほほほ、若いっていいわね~」


 ま、魔女がいる……本物の魔女や。ってそうじゃなくて、サマンサさんって年の功なのか色々話を聞いて欲しくなるんだよね~……

 ん?これって……2階のサロンにうってつけの人物なんじゃなかろうか?でも相手は貴族か……とりあえず今度相談してみようかな。

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[気になる点] 歌の歌詞は、著作権法にひっかかるので、削除されるのをオススメします。 でないと、場合によったら作品ごと消されてしまうかもしれません……!
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