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 お弟子ちゃんが可哀想だったので、ピンクベースにゴールドのラメを指先にだけつけた、本に載ってた上品なネイルを真似して塗ってあげた。

 一応マニキュア数本とネイルドライヤーと除光液を渡して、ミーナさんのお店に置くエスニック風の服の依頼をすることにした。


「今私達が着てるみたいな服を作って欲しいんだけど、出来るかな?……オープンまでに欲しいけど、出来ればプレの時までに見本な感じで何着か欲しいな~なんて……」


「は?お前プレってもうすぐだろ?ふざけてんのか?っち!まあミシンがあるからオーダーはだいぶはかどってて時間はあるけどな……

 スカートとワンピースとトップスでいいか?まあプレまでに10着づつは出来るぞ。見本の服と生地と裏地、このゴムとか言うやつも用意しろ」


「ありがとう~、さっすが頼りになるね~!派手な生地だけじゃなくて、無地もあったがいいかな?」


「当たり前だろう?そんな派手な服、普通の神経なら着れないからな?」


 え……私もミーナさんも着てるけど……ディスられてる?今度デザイナーの坊やが大好きなサマンサさんにも着てもらおうっと。くふふ


「あと、こんなデザインや柄も可愛いと思うんだよね~」


 そう言って、こちらでも浮きすぎない感じの小花柄のロングワンピースと、似たような生地を出した。


「確かにこっちのが可愛いな!こっちを大量生産しようぜ!」


「いや、店のイメージは魔女だからね、こっちなんだよね~」


「てか魔女って何だよ?」


 え?魔女知らない?あ、そう言えばここではみんなが魔女だったね……まあいいか……


「とりあえず、よろしくね~。そんなにバカ売れしないと思うから、ゆっくりでいいからね」


 よし、服の依頼も終わったことだし、ミーナさんのお店に帰ろう。


「このスペースはさっきの服で大丈夫そうですね。スパイスの商人さんは、いつ頃来そうですか?」


「それが分からないんですよ~……そろそろ時期だとは思うんですけどね~、色々な国を回っているので、天候やら何やらで予定は未定って感じなんですよね。

 ただ、だいたい夏の終わりにこの国には来るので、そろそろかな~って感じです。

 うちの他にも契約しているお店があるので、そちらに来られたらここに来るように言って貰うことになってます」


 なるほど……確かに天候次第だよね~。特に船旅ともなると、そうなんだろうな~。早く会えるといいけど……まあ、無くてもスパイスだからなんとかなるかな?

 

「とりあえず連絡があったらすぐ教えてください。

 さて……問題はこの台ですね……ちょっとしたアクセサリーや小物を置きたいなと思ってるんですけど、どうですか?」


「いいですね!どこかから仕入れるんですか?」


「そこなんですよね~……サマンサさんに何か刺繍の小物を作って貰うとして、アクセサリーはどうしようかな。ミーナさん手先は器用ですか?」


「ええ!私ですか!?お料理があれなんで……おそらくは……」


 ですよね~、何となくそうかなと思ってました!とりあえずビーズアクセサリーの作り方の本を出してみようかな。

 あと、ジェルネイルをやってて思ったんだけど、レジンアクセ?も出来そうだよね!とりあえず本を出してみよう。

 ふおっ!ちょっと面白そう!あ、ネイルとは別のライトがいるのね……似てて異なるのか。硬化しやすい波長の違いね……なるほど。

 ビーズを編み編みして作る指輪やブレスレットも、この世界には無いので可愛いとミーナさんがはしゃいでいる。

 Tピンや丸カン等を駆使して作ったイヤリングなんかも、その辺で売ってる感じで凄く可愛い!てかこうやって作るんだね~。

 あまり手を出しすぎても制作が追い付かないから、とりあえずビーズとレジンでアクセサリーを作ることにしよう。

 髪ゴムと……てかシュシュも結構簡単に出来そうだよね?カラフルで可愛くて場所も使うし、いいかもしれない。くふふ

 てことで、シュシュ、髪ゴム、指輪、イヤリング、ブレスレット、ネックレス、ブローチ……こんな感じかな?


 ミーナさんはビーズの指輪を作ってみたいらしいので、ビーズとケース、テグスと小皿を用意した。

 てかこっちの何本か通すだけのブレスレットが簡単そうだから、これからやってみたらいいのに……私もやったこと無いから教えきれないよ?大丈夫かな?

 気になるけど時間もないので、私はレジンアクセを作ってみることにした。

 まずは台座付きヘアゴムで練習してみようかな。マスキングテープで固定して、土台のレジン液を入れる。気泡が入ってたらつま楊枝で潰す。

 そして、UVライトに当てて硬化する。透明のレジン液を少しいれて伸ばして、花やパーツを入れるのか。

 今回はクラッシュシェルと金色の三日月のパーツを入れて、夜空な感じにしてみる。

 硬化させて、さらにレジン液を溢れない程度にたっぷり入れて、硬化させたら完成。

 おお……意外と簡単だった!しかも可愛い!記念すべき第1作目は、自分用と言うことで!くふふ


「え?もう出来たんですか?可愛い~!私のも出来ました!どうですか?テグスをもう1回通していけば、完成みたいです」


 とりあえず1番シンプルな八の字編みの指輪にしたようだ。シンプルだけど、選んだビーズがターコイズとシルバーだから、おしゃれで可愛い!さすが、センスがいいな~!

 本の見本のはちょっと子供っぽくて、ザ・手作りって感じなのに……ビーズによって、こんなに変わるんだな~。


「おしゃれで可愛いですね!ミーナさん上手じゃないですか!しかもセンスがいいですよね」


「ありがとうございます。これは私に向いてるみたいで、ちょっと楽しかったです~!うふふ」


「よし、この調子で、大量生産頑張りましょう!」

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