表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

1/4

1 なんでファンタジーのOPって世界観の語りから始まるんだろ

パルプ紙に印刷されることもなくネットの海に流れる糞小説に敬意をこめて

その昔

神はこの地にダンジョンを作り、そこに自らの子供たちを住まわせた。

何故か


「酒乱やぼんくら揃いのバカ息子とバカ娘に困ったから口減らしだろ?」

「なに?喧嘩売ってる?そのクソみたいな口縫い合わせようか?」


えー、そこ、だまりなさい。

そして神々は自らの力を人間に分け与え「ファミリー」と呼ばれる組織を作りダンジョンに挑戦するようになった。

ダンジョン攻略の暁には神々が天に帰ることができると


「本気にしてる?」

「いやぁ、大半の人は信じてないと思うよ。仮に帰れるとしてもみんなここで人生を謳歌してるもの」

「神様言っても遊び回ったり気に入ったガキを適当な文句で囲い込んだりじゃん。あとたまに他のファミリーとドンパチで関係ない連中巻き込んで殺すの。ヤクザかよって話だがそれで神様神様讃えられてるんだから帰れても帰りたくねぇよな」

「それは反論できないなぁ。いきなり胸もんでくるセクハラ講習常連の糞神とか同じ神から見ても笑えないし、金持ち糞共は糞餓鬼に命がけでダンジョン潜らせながら自分らはその上がりでパーティ三昧だしさ」


だから、うん、だまれって。

我ら冒険者はそのファミリーの一員として、神々の支援を得てダンジョンを攻略するための役職であり、その支援・監督組織が我々ギルドであり


「そこで3連複?その馬前回一番人気でボックス買ったけど5着で外した糞馬でしょ。人気先行なだけだよ」

「このメンツなら間違いなく3着にははいると思うんだけど、どうかね。調子は悪くても地の力はあるんだ」

「無謀な賭けはやめときなよ。せめて枠複かワイドに」


おい。おまえらケンカ売ってるのか?素手ゴロなら相手したるぞ。


「テキスト垂れ流しのつまらん講義より喧嘩の方が面白そうだな。安くねぇ組合費の有効活用ってのをたりねぇ役人脳で考えろよバーカ」


表出やがれ!冒険者になる前に俺が根性叩き直して教育してやらぁ

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ