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神々の守り主 〜それはダンジョンマスター〜  作者: ワールド
あらすじ
6/8

5 援軍要請

コアの間に戻ってきて驚いた

来客に来ていたのは中道期夏

変わった名前だが中学、高校の同級生でよき相談相手

今回の転生に巻き込まれていた訳だが…


「どうしてここに?」


「あの後長野が西のダンジョンのマスターだって聞いてね。頼みがあってきた」


顔つきが真剣なものになる


「援軍が欲しいの」


「どことの戦争だ?まだ戦争できる戦力なんて整ってないだろう?」


「桜井が攻めてきた。いくつかの古くからいるダンジョンマスターに戦力を借りて派閥を作って攻撃してる。敵派閥の多くが野球部やラグビー部、こっちはおとなしめの女子と文化系の男子ばっかりなんだ…やられかけて避難してる子も多いし私もその一人だよ」


「どこへ逃げ込んでるんだ?」


「ゆうなのところ!今は逃げてきたみんなの戦力と罠で時間稼ぎできてるけど時間の問題!向こうは主力を温存してわざとじわじわ攻撃してきてるの!!お願い助けて!!」


段々声が大きくなっていく

それだけ危険な状態なのだろう

昌治は悩んでいた

そんじょそこらのダンジョンマスターとは戦力が違う

勝つのは容易だろう

ではなぜうごかないのか

それは戦争後の処理が難しいからだ


救援には対価が必要だ

もし無償でおこなえばこの事例をもって他の勢力からも無償での援軍や援助を要求される


先日神から聞いた

今回召喚したものたちは家族も呼ばれダンジョンマスター補佐についているらしい

襲われている中には仲がよかった者が多いし襲っている側は仲が悪かった(だるがらみしてきていた)連中だ


ー だとしてもだな…


「…いいの?まこちゃんも逃げてきてるよ?」


「!?」


俺の彼z…もとい元彼女の宮倉まこも一緒だという

いまだに諦めがつかない俺からすれば助けない選択肢などない


「バステス」


「はいですニャン」


「第一空挺団出撃所要時間は?」


「4分ですニャン。ただし例の新装備を使うなら…」


「6分で準備するよ」


「積み込み込みで8分半といったところですニャン」


リールの回答を受け速やかに出撃所要時間を割り出す


「速やかに出撃準備。あいつの使い勝手を試してこい」


「了解ですニャン」


「それから…第一空挺団以外の中央即応軍団も招集して。ASAP(As Soon As Possible)」


「了解」


自衛隊好きの長野によって設置されていた精鋭チームが動き出した

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