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神々の守り主 〜それはダンジョンマスター〜  作者: ワールド
あらすじ
5/8

4 日常の渚

初めまして

私は吉田渚

転生三将を名乗ってます

元世界への2回目の帰還の終了から1週間

私は真治君とポチちゃん、それにバステスさんと一緒にダンジョン街ガラムへ来ています


地球であった四天王の西の守護神、広目天は昌治君のモデル

仏教を信仰する人を保護していたという部分に影響を受けて昌治君は人族に迫害を受けていた亜人(獣人やドワーフ、エルフなど)や冤罪による国家からの追求を逃れた罪人(要するに本当は無罪の人)などをダンジョン内に匿いDPや魔力を受け取っているんです


召喚されたモンスターの内人型のみんなはここで暮らしています

ダンジョン最下層の一層だけ上

ちなみに転生三将だけは昌治君と一緒のコアの間に住んでいます



昌治君は優秀だけどそれでもS級、SS級モンスターはほとんど召喚できない

それも他の人と比べて負担の少ない手段を開発したのに…

そんな大事なS級の一人

エンシェントドワーフのリールへ用事があった



「報告通り破損したヘクトルは全機復旧済みだしミスリルヘクトルの増産を始めた」


ヘクトル

昌治君とリールちゃんの作り上げた技術の結晶

いわゆるアイアンゴーレム等に極めて近い

違いはその速さと装備があることだと思う

それぞれ近接用のメイス、魔導砲、超連射型魔導砲のいずれかを装備している

彼らはもともとのモデルにとあるゲームがあるらしい

私はよく知らないんだけど昆虫よりも硬くてうざいって言ってた


魔導砲の開発に大量の時間とお金を費やしてさらにそれを運用する部隊を制作(物理)

そこまでする必要があるのかというのが多くの意見だったけど帰還直前の大戦争で損害を減らすため大暴れして敵を撃破していたその姿から現在では受け入れられつつあるんだよね

当然私も開発には携わりました


今ではうちの中でも有名な部隊の一つ

運用コスト以上にBランクモンスター級の戦力だから大量運用すれば大事なSSやSはたまたAを温存できる

さらにはミスリルで作ればAランクレベル

そんなのが大軍できたらびっくりだよね


「あれ?リールちゃんミスリル余ってたの?」


ダンジョン内には鉱山を設置してある

毎日埋蔵物は補充される最強の鉱山だけど当然掘るのは人力

町の労働者やドワーフを雇って採掘している


「私の部下が監督してとにかく掘る速度を速くさせてる」


彼女の部下は皆外部から流れてきたドワーフではなく昌治君によって生み出されたダンジョンモンスターのエリートドワーフ

通常のドワーフより戦闘力が高い

ものづくりの能力は経験や指導が同じならドワーフと変わらない

しかし十分優秀だ


「頼みがあるんだけどいいかな?」


「ワン!」


「了解。どうしたの?」


「その前に…小太郎裏世界は?」


「異常なし」



彼は風魔小太郎君

陰人族です

陰人族は裏世界を行き来できる存在

これをきちんと守らないと機密情報もダダ漏れだしコアまであっさりいかれちゃいます




風魔小太郎

種族:陰人族

レベル:103/103

ランク:S


敏捷:S

筋力:D

火力:S

耐久:D

魔力:B

指揮:A


影に生きるもの

裏世界にいるとき全能力表示値より1ランクアップ

戦闘系ステータスはさらに1ランクアップ


風魔の首領

風魔党所属の味方の能力を1ランクアップ


影の支配者

裏世界にいる味方の能力を1ランクアップ




裏世界に行けるのはその能力を持った陰人族かダークエルフだけ

どちらも保有する我々は防諜もバッチリです



「ヘクトルの空挺用オプションは?」


「問題ないよ。もうできてる」


「わかった。そしたらこれを見てほしい」


「これは…魔導砲?」


「俺のアレンジだ。今までのは広範囲に長距離から打ち込むものか弾幕を張るものしかなかった。一点火力を高くした狙撃型を作りたい」


「試しておく。この間みたいな硬くて攻撃が通りにくい敵用?」


「そうだな。このままではあのような敵の対処がヘクトルチームにはできない。超火力を撃てるようにしたい」


「わかった」


「助かる」


一見素っ気ない会話みたいですがもともとリールちゃんは元からあんな感じなので昌治君が合わせています

研究大好きな彼女を上手く制御しているように見えて自分も研究に参加したら体調管理ができなくなるから面白いです


ー ご主人様


「どうした?」


ー 来客です。コアの間へお通ししました


「わかった」


今のは白虎です

昌治君が西の守護者であるから神から渡されたEX級

圧倒的です

倒せないことはないですが強いです


当然他の方角の守護者元にもいるわけですがそれでも倒された経験があるのだから絶対ではないということですね


「渚、戻るぞ。もしかしたら…一戦あるかもしれん」


「はーい」


でも大丈夫

私たちみんなが力を合わせればそう簡単には負けません

私たちはたくさんの準備をしてきたから

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