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英雄と呼ばれる力




ヒースは戦場に向かいながら考えていた。

どうすれば戦争を止められるか。

その答えは直ぐに分かる物ではない。

ならば、今、近くの戦いを止めてみようと考えた。

どうすれば止まるか…

それは第三者の介入である。



昔からの戦争も第三者立ち会いによる条約締結がほとんどだった。

力のある人、国に頼んだり、権威のある朝廷が調停役になってる事もある。また幕府もしかりである。



ヒースは第三者の介入を考えたのである。しかし、自分に金も権力も無いし、有名でもカリスマ性が有るわけでもない。ならば1人でやろうという考えに至った。もちろん辛い道では有るが、母さんのような人を出したくない、家族を守りたいと思った。

今の自分ならやれるかもしれないと思って足を踏み出した。



その決心をして戦場に向かって歩むのであった…









-戦場 反乱組織サイド-


無数の発砲音、爆発音が戦場に響き渡っていた。


兵士がありったけの声で味方を鼓舞する。


「撃てー!弾は腐るほど有るぞ!連合国の番犬どもに餌付けしてやれ!」

「我らが正義の鉄槌を下してやるぞ!連合軍、食らえ!」


反乱組織には無数の物資があった。もちろん無数と言っても無限では無い。ただ、連合軍よりたくさんの物資があった。

スポンサーがものすごい金を出してくれるのだ。

それは勝ったらスポンサー達、自分達が支配者に成れるからである。


そんな中、兵士の1人が叫んだ。

「あそこに民間人がいますけど、撃っても良いですよね?」

「ああ、こんな所に民間人がいるはずがない。敵に決まってる。わざわざ民間人を避けてるのに、こんな所に入る民間人などいないさ」

「ですよね。いるわけがない。あれは民間人では無い」


もはや故意だった。戦場では何が起こるか分からないという風潮を利用して殺そうとしているのだ。


兵士は銃口を民間人に向けた。







-戦場 連合軍サイド-


こちらも無数の発砲音と爆発音が響き渡っていた。劣勢な戦場で反乱軍の猛攻を頑張って抑えていた。

その時、兵士の一人が何かを見つける。


「うん?」


1人の兵士がつぶやいた。

それを聞いて小隊長は聞き返した。


「どうした?敵の弾でも当たったか?」

「いや、小隊長。あれを見て下さい!」


兵士は隊長のジョークをスルーし戦場の間を指差した。

そこには、民間人がいた。軍服も着てない無防備な民間人である。


小隊長はスルーされた事を不機嫌になりながらそちらを見た。そして直ぐに頭を切り替えた。そして直ぐに察した。迷ってここに来てしまったのだろうと。

また、無力感も同時に感じた。民間人を守れない自分の不甲斐なさにも。



そして一発の発砲音が戦場に鳴り響いた…







-戦場 ヒースサイド- 


戦場に近づくたび、足は震え、心臓が嵐のような鼓動を刻み、時には全身がバラバラになってしまうのではないかという錯覚さえ感じる。

怖いのである。さっき母さんを奪い、そして自分の命を奪うかもしれない、戦場を恐れていた。


ふと何回も思う。

もしさっきの事が幻想だったら…幻覚だったら…

自分は撃たれて死ぬだろう。


確証が無いのだ。もちろんここまで来る間に練習したが、どのぐらいの性能なのか分からない。銃弾を防げるのか、爆発を防げるのか、全く想像出来なかった。無理もない。魔法はいつだっておとぎ話の中だけなのだから。



そして、ヒースは戦場に足を踏み入れた…


無数の発砲音と爆発音に。






その時、一発の発砲音が戦場に鳴り響いた。

その銃弾は銃火の中を切り裂いて、ヒースに向かって行く…

まっすぐ、ヒースの心臓に向かって…



銃弾はヒースまで1メートルに迫った。その銃弾は間違いなく、ヒースが瞬きした瞬間にもヒースの身体を貫くだろう。



しかし、その銃弾はヒースを貫く事無く、ヒースの横を通り過ぎていった。





-戦場 反乱組織-



「ん?どういう事だ?」

「オイオイ、外してんじゃねえよ。お前の狙撃の腕は豚以下か?」

「うるせえよ。確かに当たったはずなのだが。強風か?ったく、運の良い奴だな。次で終いだな」

「次、外したら賭俺の勝ちな」

「はっ、外す訳ねえだろ。これで、外したら犬のように回ってワンと鳴いてやるよ!」

「お、言ったな!忘れよなよ?」



また銃を構える。民間人は棒立ちしている。恐怖で立ちすくんでいるのだろうか。

(悪いな。次はハズす訳にはいかないんだ。俺のプライドが掛かってんだからな!)


「戦場にいるお前が悪いのだからな」


兵士は引き金を引く。

また銃声が鳴り響いた…





-戦場 連合軍サイド-


「え?どうなっているのだ?」


そう小隊長はつぶやいた。


「小隊長?どうしたんですか?」

「おい、あれを見ろ!」


小隊長は指差して部下に見せた。


「はあ?何で死んでないのですか!?」

「分からん。相手の狙撃の腕が悪いのかもしれん」

「そんな奴が狙撃手になりますかね?」

「ううむ…」


小隊長は首を捻りながら呻いた。


そして、もう一発の銃声を聞くのであった…





-戦場 ヒースサイド-


ヒースは目をあけて、顔の前に出していた手をどけて、自分の身体を見た。


「えっ?…何ともない…確かに撃たれたはずなのに…ハズれたのかな?」


その時、脳内に声が聞こえた。


『それは違うぞ』

「まさか…これが能力?」

『そうだ。これが能力だ。今のは身体に風の魔法をまとって、銃弾を逸らしたのだ。それもオートだ』

「って事は僕には銃弾は効かない?」………

『そうだ。今のお前は無敵だ。安心しろ』


それを聞いたヒースはゆっくりと確実に反乱組織の方向に向かって歩いて行った…








-戦場 反乱組織サイド- 


「また、ハズれたのか!?どうなっている?銃が壊れているのか!?」


呆れた顔をして言った。


「オイオイ、今度は銃のせいかよ」

「どうみても、おかしいだろ!今まで当たっていたのに、急に当たらなくなったぞ!」

「ハイハイ、賭けは俺の勝ちな!終わったらやって貰うからな」

「はあ!?お前も撃って見ろよ!…ん?民間人が近づいて来るぞ」

「何だあ?命乞いか?ハハハ」

「俺は無慈悲だから、残念だな!」


相方から銃を奪い、ヒースを狙う。

そして引き金を引いた…


だが、民間人は倒れなかった。


「ん?もう一発だ!」


また銃声が響いた。

だが当たらない。


相方の顔を見て言った。


「銃が壊れたのかもな…」

「そうだよな…ハハハ」

「そうだ…ハハハ」


お互いに乾いた笑いが出た。





その間に民間人は直ぐ近くまで来た。二人はハンドガンを構えて、民間人に向かって連続発砲した。


しかし、一発もヒースに届く事は無かった…

「どういう事だよ!?何でだよ!?コイツには当たらねえとか言うのかよ!?」

「ふざけるな!そんな事があってたまるか!」

二人とも必死に狙い、引き金を引き続ける。


そして、空転音がなった。弾切れである。

そして、一発もヒースには当たってはいない…


二人は恐怖した。この民間人の謎めいた雰囲気に。



その間にヒースは手を前に突き出し、言葉を唱えた。

「銃よ。凍れ」


その瞬間、二人の銃は凍りついた。


「うわぁーーーー!」

「何だよ!?これ!」 


二人は必死に銃から手を離した。

 

そして、ヒースは唱えた。

「炎よ。敵を燃やし尽くせ!」


その瞬間、二人の身体は燃え始めた。


二人は必死に消そうと悶えたが、火が消える事無く、命を奪った。


その光景を見ていた、ヒースは力を確信した。

この力は使えると。


ヒースは拳を強く握りしめ、次なる目標に向け歩いて行った…


-戦場 連合軍サイド-


「えっ!?」

2人はその光景に驚愕した。



死ぬだろうと思われた民間人が生きていて、更に恐れずに敵に向かって行って、敵の連続発砲が一発も当たらない情景を見て驚くのは当たり前である。



そして民間人は手を敵兵士に向け、何かを唱えた。

そしたら2人の銃が凍りつき、更に何かを唱えると2人の身体が燃え始めたのである。



「なっ、何が起きているんだ!?」

「分かりません!奴は何をしたんでしょうか?」


2人には全く理解出来なかった。

この時、2人は驚愕と共に恐怖も感じていた。 








-ヒースサイド-


「ふう、次はどこかな?」

ヒースは一息つきながら、呟いた。


この時のヒースは人を殺すのにためらいはなかった。

正確には自分が手を汚すのでは無いのだから。


その時、脳内に声が聞こえた。


『念じるだけで、風が教えてくれるぞ』


ヒースは言われた通り、目を閉じ念じてみた。


そうすると、自然と周りの状況が手に取るように分かった。


「敵は向こうにいるな」


ヒースはそう言うと、向こうに歩いて行った。






-反乱組織前線基地-


「おい、戦況はどうなっている?」

「はっ。戦況は膠着しており、被害だけが増大しています。向こうも同じ模様です」

「そうか、弾は沢山あるんだ。敵さんにありったけぶち込め!」

「はっ!」


その時、兵士が駆け足でやって来た。


「失礼します!」

「どうした?」

「報告します!B1地点との連絡が途絶えました!」

「何!?敵の砲撃でも受けたか?」

「申し訳有りません。詳細は不明です」

「分かった。下がれ」


司令官は手を顎におきながら、

「ふむ…援軍を送るか…3小隊送れ」

そう兵士に伝えた。


兵士は駆け足で部屋を出て行った。







-B1地点 ヒースサイド-


基地に向かって歩いていると、何かが来るのを感じた。

ヒースはそちらを向き集中した。

映像を見せられているかのように情景がくっきり見える。



「トラックが2台…兵士は15人かな」


そうつぶやき、向かって行った。






-B1 反乱組織サイド-


トラックは市街地の近くにゆっくり止まった。


「おい、着いたぞ。下車急げ!」


兵士達は迅速にトラックから降り、近くの建物に隠れた。

作戦隊長は全員が集まったのを見て、口を開いた。


「耳をかっぽじって聞け!もう少し先の仲間からの連絡が途切れた。敵がいるかもしれん。各隊慎重に行動せよ!一応砲撃に備え、小隊ごとに動き、間隔をあけて進軍せよ。いいな?」

「「「了解」」」」

「狙撃手はここで待機。敵がいたら援護射撃」

「ラジャー」

「よし、前進開始!」


各小隊は散開し、ゆっくり進み始めた。



ここで聞こえるのは兵士の小さな息づかいと、兵士の足音、遠くに聞こえる爆発音、自分の心臓音だけである。

兵士達は余りにも静かなのでここが戦場で有ることを少しの間忘れそうになる。


しばらく進むと自分達以外足音が聞こえた。

全く隠す事の無い大きな足音だ。

足音は聞こえるがまだ姿は見えない。

兵士達は戦闘体制に入った。

兵士達の間に緊張が走る…


少し時間が経つと、その姿が見えて来た。

その姿を見ると民間人であった。


「ん?なぜ、こんな所に民間人がいるんだ?逃げ遅れか?」


そう言うと、みんなの緊張が解けた。

兵士の一人が吐き捨てるように言った。


「何だよ。民間人かよ…緊張させやがって」

「全員戦闘体制解除。但し、リラックスしろって訳じゃないからな。あの民間人、仲間の事を知ってるかもしれん。誰かついてこい」


2人はヒースに近づいていった。







-ヒースサイド-


静かな物だった。思ったより戦場には音が無いんだなとヒースはふと思った。


その時、千里眼によってトラックから降り、こちらに向かって来るのが見えた。また狙撃手がいるのも。そして散開して、隠れてるのも全部分かっていた。

でも自分はまっすぐ行くだけだ。


ヒースの目には向こうから2人の兵士が歩いて来るが見えた。






-B1 反乱組織サイド-


向こうもこちらに気づいたのだろう。目線はこちらに向けている。見た目は青年ぐらいだろうか。まだ逃げてなかったのだろうか。


出来るだけ怖がらせないように笑顔で話しかけた。


「君、大丈夫かね?」


民間人は苦い顔をして口を開いた。


「母さんが…母さんが…」

民間人の手は震えていた。


それを見て、この民間人は怖かったのだろうと思い慰めてやろうと手を伸ばした。


そうすると、民間人も手を伸ばしてきた。手を握って欲しいのだろうか。手を握ろうとすると、突然身体に強い衝撃を受けた。


「ぐっ、何だ今のは!?」


ふと身体を見ると、身体には大きな氷の塊が突き刺さっていた。


「ゴフッ…どうなって…いる?」


口から血がこぼれ落ちる。

もはや助からんだろうと察する。

力無き目で民間人を見ると、仲間を燃やしていた。


「お前らが母さんを…母さんを!!」


民間人はそう叫びながら、こちらを睨んで来た。その目はものすごい殺意に満ちていた。その目に恐怖した。その目は今まで生きてた中で一番恐ろしかった。


民間人が部隊の方に歩いて行くのを見ながら、作戦隊長は意識を…いや、命を手放した…



兵士達がハッとして我に返ると味方に叫ぶ。

「作戦隊長がやられたぞ!全員攻撃開始!撃てー!」

その掛け声と共に、全員がアサルトライフルを撃った。

12丁のアサルトライフルが連射したら、人がミンチになってしまうはずだった。普通ならば、

沢山の銃弾がヒースの前の空間を埋め尽くした。人間がどう動いても必ず当たるほどの数だった。


しかし民間人は微動だせず、止まっているだけだった。


そう、銃弾全てが逸れる事を知っているかの様に…

銃弾はヒースを避けるように飛んでいく。


全員が弾倉を打ち切り、リロードに入る。


「どういう事だ!?さっきの攻撃の仕方といい、この全くかすりもしない状況は!」

「まさか…これは魔法なのか?」

「バカ言ってんじゃねえ!魔法はおとぎ話の中だけだ!奴は何かのトリックを使ってるに違いねぇ!」

「棒立ちで避ける事はあれがホログラムなら可能ですが、攻撃はどうやっても不可能です!」

「どうでもいい!奴を殺す事だけを考えろ!」


そう言うと「グレネード!」と言う声がした。

グレネードはどうなる?と期待して奴を見ると、近くにグレネードが転がっている。慌てて逃げるのを見た。もう遅い。


爆発の衝撃がここまで来た。


皆も期待してるみたいだ。建物の影から身を乗り出して見ると。煙で何も見えなかった。

が、何か黒い物体が高速で仲間を貫いていった。

それは大きな氷の塊だった。


「クソまたやられた!まだ奴は生きているぞ!」

「狙撃手狙えるか!?」

「煙が晴れたら、脳天にぶち込める!」

狙撃手はスコープを覗きながら、自信満々に言った。


「よし、それまで足止めするぞ!」

11丁のアサルトライフルが唸る。

ひたすら撃って撃って撃ちまくった。

だが相手はあざ笑うかのように、正確に味方を氷で撃ち抜いていった。

「クソ!奴はこの中見えてるのか!」

また仲間が倒れていく。


そんな中希望の声がインカムを通して、耳に入る。


「視界が開けた!狙い撃つぜ!」

狙撃手の指がトリガーにかかる。


バーン!!!天が割れるような音がした。

「やったか!?」

期待した目で奴をみる。


だが、奴は右手を突き出したまま動いて無かった。

えっ?と思った瞬間、インカムに悲鳴が入る。

「俺の目がぁぁぁーーー!!!」

「どうした!?何があった!?」

「銃が…銃がいきなり暴発した!クソっ!何で…」


奴を見ると、右手は狙撃手に向いていた。

その様子を見て察する。


「まさか奴は、狙撃手に気づき、攻撃したというのか?」

もはや、呆れた声しか出なかった。

そして同時に勝てないという気持ちも湧いて来た。

もう、こちらも5名しか残ってない。


「もう、ダメだ…やられるしかない…」

という雰囲気になった時、ヒースの声が聞こえた。


「攻撃しないなら攻撃しません。投降して下さい」


その言葉を聞いた瞬間、全員が驚いた。

今までお互いに殺し合っていたのである。

もちろん、捕虜に関する条約はある。だがそれは軍同士である。

相手は民間人。条約を守る必要すらない。むしろ、条約を知っているかも分からない。そんな賭けに乗るわけが無かった。


「全員、退却だ!バラバラに行けば、何とかなるかもしれん」

全員がその言葉に頷いた。少しでも希望があるほうに賭けるのである。


「もう一度、グレネードを投げる。その煙りに乗じて5方向に逃げる。いいな?」

もう一度全員が頷く。


グレネード!

その言葉に全員が駆け出す準備をする。


そしてヒースの足元で爆発した。同時に全員逃げ出す…いや、1人逃げ無かった。

そう、提案した本人が皆を囮にしたのである。

全員が逃げたと思わせ、本人は隠れる…という思惑だった。

確かに相手が普通ならば、騙せただろう。

だが相手は場所を把握していた。


更にそれはヒースが処理に時間がかかったらの話である。

ヒースは攻撃を防ぎ、風で切り裂いたのである。


身体から大量の血液が溢れ出る。もうその男の意識は無かった。






-ヒースサイド-


思ったよりあっけなかったというのが本音である。

最初の集中放火、最後のグレネード。

最初のグレネードは恐怖したが防げると分かると遠くから見てるような、第三者で見てるような感じがしていた。

それに投降も受け入れるつもりは無かった。受け入れたら、1人ずつ殺す予定だった。だが奴らは逃げた。1人も逃がすつもりは無かった。


「僕の母さんは投降すら許されなかった…だから僕も投降なんて許さない」


青年の目は憎しみに満ちていた。




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